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【RISE】聖愛が燃えるように真っ赤な2ピース、村上悠佳は“普段通り”で計量パス=明日、初代女王決定戦

2023/07/29 23:07
 2023年7月30日(日)東京・後楽園ホール『RISE 170』の前日計量&記者会見が、29日(土)都内にて14:00より行われた。  メインイベント(第11試合)のRISE QUEENバンタム級(-55kg)王座決定トーナメント 決勝戦3分5R無制限延長Rで対戦する、村上悠佳(TEAM TEPPEN)は54.85kg、聖愛(魁塾/フライ級6位)は54.90kgで計量をパス。続いてのタイトルマッチ調印式、会見に臨んだ。  伊藤隆RISE代表は「タイトルマッチは3分5R無制限延長Rという過酷なルールになっている。初代ということで素晴らしい内容で獲得して欲しい。王者になった選手は近い将来、GLORY王者ティファニーを目指して戦って行けるような選手になっていただきたい」との希望を述べた。  聖愛は「今月初めに急遽エキシビションマッチをさせていただいて、そこで当たり前なんですけれど改めて相手がいてこそ成り立つ試合であると身をもって感じました(体重超過で失格となった選手の代わりにエキシビションの相手を務めた)。明日、大きなトラブルなく怪我もなく試合を迎えられることに感謝して、村上選手と思い切りぶつかり合っていい試合にしたいと思っています」と挨拶。  村上は「いよいよこの日が来たなって感じです。調子も良くてしっかり追い込んできたので、明日メインイベントに選んでいただいたので聖愛選手と盛り上げられるように頑張ります」と意気込みを語った。  両者は2022年10月に対戦しており、この時は村上が判定2-0で勝利している。9カ月経っての印象を聞かれると両者は次のように答えた。  聖愛は「相変わらず華があってオーラがある選手だなと思っているんですけれど、試合内容はやってみないと分からないですけれど私もしっかり練習して追い込んできているのでそれが発揮できればいいなと思っています」と、村上が言った追い込みにも巻けないとする。  村上は「テクニックが上手い選手だなっていうのは、前回やらせていただいた時と印象は変わらなかったなという感じです」と変わっていないと答えた。  では、自分の進化はどうか。聖愛は「前回の準決勝が終わってからまだまだフィジカル面を強化できると思ったのと、気持ちの面で全体的にスキルアップはしたかなと思うので、その点も見てもらえたらと思います」と、準決勝よりもフィジカルとスキルがアップしているとする。  村上は「前回の試合が自分的にパンチがメインになってしまったので、そこは今回も活かしつつ自分は蹴りの選手だと思っているので、蹴りも強化してきたのでそこも出したいと思います」と、強化したパンチに加えて元々得意とする蹴りを織り交ぜていきたいとした。  目の前には2人が目指す赤いRISE QUEENのベルトが置かれた。そのベルトを見てどう思ったかと聞かれると、聖愛は「カッコいいなというのがまず印象としてあるのと、歴代の王者を見てもこのベルトが似合う方ばかりだと思うので、明日自分が身に着けて似合うと言われるようにしたいと思います」と、ベルトが似合う王者になりたいと話す。  村上は「カッコいいし、華やかなベルトだというのがあって。これを明日巻けるのが凄く楽しみです」と、自分が巻くと主張した。  ズバリ、勝負は何ラウンドになると思うか。聖愛はその質問に「何ラウンドになるのかはその場になってみないと分からないですけれど、狙えるところは狙っていきたいと思っています。フルラウンド使っての判定になった時には、全て自分がいいところを持って行っての勝ちにしたいと思います」と、判定になってもはっきりと自分が勝ったと思われる内容にしたいと言い、村上は「聖愛選手もタフなので4・5Rを戦ってみないと分からない。4Rか5Rで決着がつくんじゃないかなと思います。最後は気持ちの勝負だと思っているので、そこで最後は私がいきたいなっていうのがあります」と、タイトルマッチならではの4・5Rで決着がつくのではないかとした。  燃えるようなオレンジに近い真っ赤な計量のウェアと会見のドレスを身にまとった聖愛。その理由を聞かれると「こういうところから今回は気持ちを出して行きたいなと思ったのもありますし、(赤いベルトを見て)赤が似合うというのも試合前からみんなに見ていただきたいと思ったので(笑)。前回は水色のドレスを着たんですけれど、今回はあえて(ベルトと)同じ色を選びました」と、気合いの現れだと答える。  一方、村上は計量ではいつも通りに黒いスポブラ&ショートパンツで臨み、会見でも普段着と“平常心”を現わすかのようなファッション。「聖愛選手がこういう華やかな感じで来ると前回も見てて思っていたので、私はシンプルにしちゃいました(笑)」と、あえてぶつかり合うのではなく対照的にしたと笑った。  まさに燃え盛る炎と流れる水のような対照的な両者。まだ誰も巻いていない赤いベルトを最初に巻くのはどっちだ。
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