タイに滞在中のK-1創始者である正道会館・石井和義館長が、7月24日から突如、ボブ・サップ(アメリカ/49歳)を指導する動画を自身のSNSにアップしている。
石井館長は「よくこれで戦ってたものだ」「誰も真剣に彼に教えなかったのだろうか」「フックもメチャクチャだった」と、サップがキックボクシングの基礎も出来ていないことに驚き、パンチの打ち方や重心移動などの基礎から修正指導。サップも飲み込みが速いらしく、みるみる良くなっているという。
【写真】立ち方から変え、重心移動も基礎からやっているボブ・サップ(C)石井館長 指導はチェンマイにて行われたが、石井館長がバンコクへ移動せねばならず、26日が最後となった様子。しかし石井館長は「ボブの稽古は8月から日本で、本格的にやります」と、来日するサップに本格的な指導を行うことを明言した。
「キチンと彼に理論を伝え動けるようになれば僕の指導は終わりです。後は、彼の努力次第です」と石井館長。指導の後に、サップがその成果を発揮できる舞台があるのだろうか。ネットで噂されている舞台は8月下旬に予定されている。