キックボクシングでもタイトルを獲得した超弁慶が、約9年ぶりにジュエルス参戦
2019年9月1日(日)東京・新宿FACEにて、女子総合格闘技『DEEP JEWELS 25』が開催される。
同大会で上田真央(フリー)と“女子重量級対決”を行う超弁慶(ガムランナック)は、2006年5月に『スマックガール』でデビューしたベテラン選手。スマックガールでは新人王戦にあたる「The Next Cinderella Tournament 2007」ミドル級で優勝した。薮下めぐみ、HIROKOといった国内重量級選手たちと対戦し、2010年9月には中井りんとも対戦している。
また、早くからMMA以外にも参戦し、RISEのアマチュア大会『KAMINARIMON』では女子52kg超級トーナメントで優勝。プロではキックボクシング12試合、シュートボクシング4試合を経験。2011年11月には『J-GIRLS』でJ-GIRLSフェザー級暫定王者にも輝いた。
JEWELS(DEEP JEWELSの前身、DEEP JEWELSとなってからは初参戦)には2010年7月以来、実に9年ぶりの参戦となる超弁慶は「実は10年前ぐらいまで、MMAに参戦していたんですよ。スマックガールからジュエルスまで出ていました。10年間粛々と女子格闘技は続いていたんだなー、となんか感動しました。ここに帰って来れてよかったです」と、古巣を懐かしむ。
対戦する上田については「間違いなく私をぶん殴ろうとしているので良い印象はないです! その上、勝ったら六甲おろし歌いながら飛び跳ねそうで非常に嫌ですね。なんとしてでも、私が勝って静かに飛び跳ねたいです」と、上田に勝利を喜ばせたくないという。
5月26日に愛知で開催されたシュートボクシングの試合にも出場しており、梶田珠来に判定負け。「その時は、残念ながら痛くされた上に負けてしまって辛い思いをしました。相手の、帰り際のさわやかな笑顔を思い出すと忌々しいです」と、悔しさをにじませる。
また、試合に出ていない期間は出産と子育てをしていたそうで「上の子が5年前で、下が2年前です。父だと『家で待っている家族にいい知らせを届けたいです』って言うと感動ですが、これを母が言うと考えると、少し違和感を感じるんですよ、不思議です」と、ママさんファイターならではの感覚を語った。