タイ・チェンマイに滞在中のK-1創始者である正道会館・石井和義館長が、7月24日から突如、ボブ・サップ(アメリカ/49歳)を指導する動画を自身のSNSにアップしている。
最初の投稿では「僕がキチンと教えてあげれなかった。そのお詫びに少し指導します。まずスピードアップから」と始まり、「ボブサップ改造はまずは柔軟な身体作り。180キロから140キロに減量した。ずいぶん柔らかくなってきた」と、サップが前屈して両足に頭がぴったりと付く様子の動画を公開。
技術指導では「肩に力が入ってパンチにスピードが全く無い。よくこれで戦ってたものだ」と基本的なパンチの打ち方から指導し、「ジャブは目狙って打ちストレートはアゴを撃ち抜く。当たり前の事も習ってない。指導に本当に嬉しそうなボブ、可愛い。誰も真剣に彼に教えなかったのだろうか」と、基礎も教わっていなかったのかと嘆く石井館長。
【写真】自らミットを持ち、ボブ・サップを熱血指導する石井館長(C)石井館長 ボブ・サップ修正指導の2日目はジムでのトレーニング。「どんどん良くなる」と指導の手応えに石井館長も満足そうだ。自らミットを持ってサップのパンチを受け、「明日はバンコクへ移動日なのに、明日も稽古したいとボブにお願いされた。やる気になったかなボブ」とサップ本人もやる気に拍車がかかっている様子。
26日の今日も「全て修正」と汗だくのサップにパンチの打ち方を教えている動画がアップされた。
ボブ・サップが今なぜ石井館長に教えを乞うてるのか。ネットで噂されている某イベントへの参戦のためなのか、真相は明らかにされていない。