試合3日前来日が予定されているヴガール・ケラモフは24日にこのマッスルポーズを投稿。(C)vugar_karamov
今週末の2023年7月30日(日)にさいたまスーパーアリーナで開催される『のむシリカ presents 超 RIZIN.2 powered by U-NEXT』がファイトウィークに突入。海外選手が続々、来日を果たしている。
いち早く来日したのは、「Bellagtorライト級ワールドGP1回戦」(5分5R)を、AJ・マッキー(米国)と戦うパトリッキー・ピットブル(ブラジル)。RIZINでは、通常試合3日前来日の手続きを行っているが、今回、パトリッキーは朝倉未来からの提案を受け、大会20日前に来日。イレギュラーの旅費を朝倉側が負担し、トライフォース赤坂でファイトキャンプを張って来た。
対するAJは、2019年9月「Bellatorフェザー級ワールドGP1回戦」のジョージ・カラカニヤン戦での「8秒KO勝ち」のBellator動画を7月16日にリツイートするも予定以前の来日はせず、直前まで米国で調整を行うことになっている(※26日「健康上の理由」で欠場が決定)。父アントニオ・マッキーの友人であるクイントン・“ランペイジ”ジャクソンはすでに来日している。
ピットブル兄弟のほかに、すでに来日が確認できているのが、Bellatorパートの第2試合のバンタム級で、ATTの堀口恭司の練習仲間のダニー・サバテーロ(米国)と対戦するマゴメド・マゴメドフ(ロシア)だ。
マゴメドフはダゲスタンの盟友ザビット・マゴメドシャリポフとともに来日。マゴメドシャリポフはUFCで6戦無敗のまま引退した強豪で、幼い頃から武術寄宿学校でマゴメドフとともに過ごしており、今回の大一番に向け、セコンド入りを果たしている。両者は、都内のKrazybeeで調整を続けている姿をSNSにアップしている。
同じくKrazybeeで、前回の来日時も調整を行ったフアン・アーチュレッタ(米国)も試合9日前には来日。朝倉海が負傷欠場も、扇久保博正との「RIZINバンタム級タイトルマッチ」に向け、万全の体勢で臨む。
【写真】都内で調整中のアーチュレッタとPANCRASE福井幸和代表
また、ウェルター級で、アンドレイ・コレシュコフ(ロシア)と対戦するロレンツ・ラーキン(米国)も24日の時点で来日済み。すでにコンディション調整を行っていることが本誌の取材で分かっている。
注目のメインイベントで、朝倉未来との「RIZINフェザー級タイトルマッチ」を戦う、ヴガール・ケラモフと、アキラと対戦するトフィック・ムサエフのアゼルバイジャン勢は、米国キルクリフFCでのファイトキャンプを経て、母国で最終調整。RIZINによれば、通常通り、試合3日前に日本入りの予定だという。ケラモフは24日に筋骨隆々のマッスルポーズを投稿している。
いよいよ今週末に迫った『超RIZIN.2』、BellatorパートとRIZINパートの全12試合の試合順も発表され、選手は大会前日の29日にさいたまスーパーアリーナ内コミュニティアリーナで行われる『雷祭り』での公開計量(15時30分~)でファンの前でその身体を披露する予定だ。