【DEEP JEWELS】中井りん、肉離れが治らず次戦遠のく

次戦はDEEP JEWELSか、それとも因縁のRIZINか

2019年7月30日（火）に女子MMAファイターの中井りん（修斗道場四国）が自身のブログを更新。「筋肉を痛めて、肉離れをして治りにくくなっています」と近況を報告した。

　中井はUFC参戦を経て2016年7月からは国内に復帰。4連勝を収めたが、2018年7月の『RIZIN』前に猛暑の中で練習中に熱中症となり、急性腎炎を併発してドクターストップ。杉山しずか戦が直前で中止となり、その後も体調が回復しなかったことから戦線離脱が続いていた。

　その後、今年6月9日の『DEEP JEWELS』で約1年4カ月ぶりの復活。タイのゲオチャイ・プラチャムウォンを打撃で圧倒し、2R1分56秒、TKO勝ちを収めた。試合後のマイクパフォーマンスでは「これからも私がJEWELSに出てJEWELSは強いんだというふうにしていけたらと思います」と、DEEP JEWELSへの定期参戦を表明していた。

　しかし、中井にとって夏は鬼門のようで、昨年熱中症になった7月に入ると「体調を崩しかけていた」「何をしても上手く行かず、歯車が噛み合わなくて辛く苦しい日々を送っています」「楽しい事など一切無くて、私は試合で勝たなければ良い事など一切無い、勝つ事でしか報われない生活・人生です」と、不調を匂わせていたが、30日になって肉離れになっていることを告白した。

　榊原信行RIZIN代表は、中井の再登場と杉山との仕切り直しの一戦をなるべく早いうちにとしていたが、今のところ8月18日(日)ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催される『RIZIN.18』への出場発表はなし。また、10月には佐伯繁DEEP代表が、3月に続いて『DEEP JEWELS』の後楽園ホール大会開催を予告しており、こちらへの参戦となるのか。