実方(左)vsアーミンのムエタイ重量級対決
2019年10月6日(日)名古屋国際会議場イベントホールで開催される『Suk Wanchai MuayThai Super Fight vol.6』の対戦決定カード第1弾として、日タイ国際戦2試合が発表された。
実方宏介(真樹ジムAICHI)は『Bigbang』を主戦場とするヘビー級選手で、ムエタイスタイルからの左ミドルを得意とする22歳のファイター。今年3月には蹴拳ライトヘビー級王者・工藤hitman勇樹(エスジム)を下している。昨年大会でメインに出場したマキ・ピンサヤームがトレーナーを務めムエタイスタイルに精通しているが、ヘビー級ということもあり今回地元での試合は初めてだという。
その実方は「今回初めて地元で試合が出来る事になり嬉しいです。ヘビー級でムエタイってと思う方もいると思いますが、ヘビー級から想像出来ないような蹴りやパンチを繰り広げ、こんな動けるヘビー級いるんだと皆さんに覚えてもらいます。そして倒して勝ちます。応援よろしくお願いします」と意気込みを語っている。
対するアーミン・プンパンムアン(タイ)はタイ南部ソンクラー出身の32歳、元WPMF世界ウェルター級王者&元WBCムエタイ世界スーパーウェルター級王者。重量級のため外国人選手との対戦がほとんどで、『THAIFIGHT』や『KunlunFight』、『武林風」などといった国際メジャー大会にも常連選手として出場した経験を持つ。現在は警察官として働きながら、アマチュアボクシングの指導もしているという。
地元で初めての試合を迎える実方、しかしそれにしては危険なナック・ムエ アーミンが立ちはだかる。この壁を乗り越えて地元愛知のトップランナーとして牽引していけるか、実方の本当の勝負が始まる。
もう1試合は女子。前ミネルヴァ・ライトフライ級王者の楓(LEGENDGYM)は強豪女子選手を多く輩出する滋賀県のLEGENDGYMに所属し、プロ戦績はまだ10戦ながら国内トップファイターの紅絹(J-GIRLSミニフライ級王者、第3代RISE QUEENアトム級王者)とも拳を交えている。
負けん気の強いファイタータイプで、ヒジ・ヒザの攻防が楽しみだという。「初のムエタイルール、タイ選手との対戦。待ってました! との気持ちで最高です。会場が盛り上がる試合をします。応援よろしくお願いします」とコメントしている。
対するパリヤコーン・エクシンディコンジム(タイ)はタイ中部サムットサコーン出身の22歳、数多くの日本人選手がトレーニングを行うエクシンディコンジムに所属し試合経験はまだ浅いものの、長身を生かしたヒザ蹴りでどんどん前に出るブルファイターだという。
両者ともテクニシャンタイプではなく前に出るファイタータイプ、女子マッチながら激しい試合となりそうだ。
<対戦決定カード>
▼日タイ国際戦 ヘビー級 3分3R
実方宏介(真樹ジムAICHI/元MA日本ヘビー級6位)
アーミン・プンパンムアン(タイ/元WPMF世界ウエルター級王者/WBCムエタイ世界スーパーウェルター級王者)
▼日タイ国際戦 フライ級 3分3R
楓(LEGENDGYM/前ミネルヴァ・ライトフライ級王者)
パリヤコーン・エクシンディコンジム(タイ)
▼出場予定選手
福田海斗(ラジャダムナンスタジアム スーパーフライ級6位)
ガオナー ・PKセンチャイムエタイジム(現ラジャダムナン ライト級4位/ ルンピニー スーパーフェザー級4位)
サオトー・シットシェフブーントゥム (現ラジャダムナン バンタム級王者)