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【K-1】「KOで勝てる」自信満々の挑戦者ウェイドに女王KANAは「ぜひ倒しに来て欲しい。多分、一発も当たらない」

2023/07/16 19:07
 2023年7月17日(月・祝)東京・両国国技館『AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023』の前日計量&記者会見が、16日(日)都内にて13:00より行われた。  第20試合のK-1女子フライ級タイトルマッチ3分3R延長1Rで対戦する、王者KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)は52.0kg、挑戦者マッケンナ・ウェイド(イギリス/Millennium Martial Arts)は51.85kgでそれぞれ計量をパス。  続いての会見でKANAは「まず対戦相手が日本に来てくれて、体重を落としてくれてタイトルマッチが出来ることに感謝しています。明日はしっかり王者として自分のスタイルを貫いて必ずKOで防衛したいと思います」と、ウェイドへ感謝の気持ちを伝えると共にKO防衛宣言。  挑戦者ウェイドは「日本での最初の試合でとても嬉しい。光栄に思っています。この試合に備えて準備してきたので明日の試合は戦争のような激しい試合になると思います」と、自信に満ち溢れた表情。  今回の試合はKANAの方から防衛戦として行いたいとの申し出があり、タイトルマッチで行われることが決まった。KANAはその理由を「ベルトを懸ける意味は、自分の成長につながるし自分への挑戦でもあるし、ベルトを懸けて勝ってこそ最強を証明して行けると思うので今回も防衛戦にしてもらいました」と説明する。  ウェイドの印象については「ボクシングもやっていてパンチも打てますし、公開練習を見てもきれいなフォームでしっかり攻撃を打てる印象です。パンチで倒してきているので、そこは若さとかパンチの強さも警戒しつつ、自分は手でも足でも倒せるのでそれに応じてセレクトして何かの技で倒せればと思っています」と、パンチを警戒しながらも自分はパンチもキックも全て使って倒すとした。  当初はエイミー・パーニー(スコットランド)が挑戦者として発表されていたが、最終的に契約合意に至らず対戦が中止。代わってウェイドが王座挑戦のチャンスを得たため「K-1というビッグイベントでタイトルマッチが出来ることを聞いて嬉しく思いました。タイトルを懸けて試合をするのは長年の夢だったのでとても嬉しく思っています」と言い、「凄いくいいチャンスで嬉しいし光栄です。ファンの皆さんに楽しんでもらえる試合をして、自分のスキルを出せば勝てると思っています。しっかりプレッシャーを与えて、試合はKOで勝てる自信を持っています」と、KANAに負けじとKO宣言。 「KANAのことはリスペクトしていますが、私はボクシングのスキルに自信があるし、勝てると思っています」と自信を漲らせる。さらに「私は人生を懸けてこの試合のために練習してきたので、その全てを出し切ればKANAにもKOで勝てると思っています」と、この試合に全てを懸けて臨むとした。  この言葉にKANAは「自信とそういう意気込みがあった方が絶対にいい試合になるので、ぜひ倒しに来て欲しいなと思います。多分、一発も当たらないと思います」と迎え撃つ構え。  また、野杁正明が「今大会に出場する6人のK-1王者の中で一番いい試合をする」と宣言したことについて、「いつも野杁選手の試合の後はめちゃくちゃいい試合をしてくれるので、ある意味めちゃくちゃプレッシャーで。それが一番プレッシャーかなと思うんですけれど、しっかり自分の戦い方をして自分の試合をしてしっかり勝つ、しっかり倒すことに集中していきたいと思います」と、プレッシャーにはなるが自分を貫くことが優先だとした。  そして、KANAは「明日はしっかりマッケンナを倒して、このベルトをまた自分が腰に巻きます」とベルトは渡さないとし、ウェイドは「試合は激しい、素晴らしい試合になると思うので決して見逃すことないように楽しみにしていてください」と激闘を誓った。
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