クレベルとも今だったら全然勝てる自信があるんで、普通に早くやりたい
また、ベルト剥奪となりながらも、鈴木千裕に何もさせずに腕十字で一本勝ちしたクレベルの試合をリングサイドで見た朝倉は、「YouTubeでも予想動画を出してて、その通りになったんで“予想通りの試合になった”というだけですね。あの試合を見て、“クレベル、強すぎるな”とも思わないし、“鈴木君がめっちゃ弱い”とも思わない。普通に、分析通りの結果かな」と、想定内の強さだったとし、また、クレベルの計量オーバーについては、「ダメなことはダメなんですけど、夏の水抜きの厳しさも知ってるんで。同情的な気持ちもありますね」と語った。
榊原CEOは、今回の朝倉vs.ケラモフ戦の勝者=王者が、クレベルの挑戦を受けることになる、と今後のフェザー級王座戦線を語ったが、朝倉が勝てば、2021年6月以来のクレベルとの再戦になる。
朝倉は「クレベルとやってから、かなり時が経って。クレベルと試合が決まった1カ月前からミット打ちを始めた感じだったんですけど、あれから練習量が何倍も増えて、いろんな相手とやって、今だったら全然勝てる自信があるんで、普通に早くやりたいなって」と、ケラモフに続くクレベル撃破にも自信をのぞかせた。
「クレベルに勝った後、どんなチャンピオンロードを?」と問われると「思い描くことはあるんですけど、実際にやってから言わないと」と語るにとどめた。