大﨑の1回戦の相手が17歳にして2本のベルトを持つアイマンに変更となった
2023年7月2日(日)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)『RISE WORLD SERIES 2023 1st Round』にて行われる、「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」の出場者に変更が出た。
Bブロック1回戦で大﨑一貴(OISHI GYM)との対戦が決まっていたフレッド“The Joker”コルデイロ(ポルトガル/Dynamite Team)が練習中の怪我により欠場。代わってアイマン・ラマー(スペイン/URBAN MULTI BOXING)の出場が決定。
アイマンはフランス在住のスパニッシュファイターで、17歳にしてWFCフランス バンタム級王座、XFCバンタム級王座を獲得。今年3月には『Enfusion』に参戦し3RKO勝利を収め、Enfusion ECEシリーズ アンダー18トップコンテンダーとなっている。まだ17歳だけにあどけない風貌だが、ゴングと同時にパンチ主体のコンビネーションでラッシュを仕掛け、回転技を織り交ぜながら攻め続ける獰猛なスタイルを持つ。海外サイトでは「すい星のごとく現れた天才児」と紹介されることも。戦績は8勝(6KO)2敗。
大﨑を相手に若さゆえの怖れを知らぬラッシュで番狂わせを起こすことが出来るか。
また、ミドル級3分3R延長1Rで同級4位・憂也(魁塾)vs.同級14位・翔真(SEED GYM)が追加決定。
憂也は2010年にK-1甲子園で準優勝、同年にDEEP☆KICKでプロデビューを果たすと、様々なリングで活躍。2013年12月には第2代DEEP☆KICK-65kg王者となった。RIZINには2度出場して、全て1RでKO勝利。右ストレートに破壊力を持ち、3試合連続で初回KO勝ちを収めて臨んだ2020年12月の『RISE』では緑川からダウンを奪って延長戦で勝利を奪う番狂わせを起こした。しかし、2021年2月のRISEでは“ブラックパンサー”ベイノアに延長戦の末に判定で惜敗。7月の『NO KICK NO LIFE』では緑川と再戦してドローとなったが、2022年12月にはT-98をKOして5連勝。タイトル挑戦間近と見られていたが、今年3月にモトヤスックに延長戦で敗れた。5月にリカルド・ブラボと対戦するはずだったが、ブラボが体調不良で計量に参加することが出来ず不戦勝となっていた。戦績は30勝(15KO)14敗3分。
対する翔真はRISE WESTで活躍し、得意の蹴りを武器に2021年3月から6連勝を飾っていたが、今年2月の『RISE 165』で中島将志に判定負けを喫し連勝がストップ。6月18日に行われた「RISE WEST.19」でNJKFウェルター級ランカーの龍威地に判定勝利を収めた勢いのまま、僅か2週間で格上の憂也に挑む。