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元DEEP2階級王者で、5月の『RIZIN.42』で朝倉海との「RIZINバンタム級王座決定戦」進出をかけた1戦で、3Rにボディへのヒザ蹴りを受けてKO負けを喫した元谷友貴が22日、渡米先のフロリダ・アメリカントップチーム(ATT)に所属することを発表した。日本人トップファイターでは、堀口恭司に続く、ATT入りとなる。
【写真】堀口の愛犬ロイと散歩する元谷(C)rinyaman
朝倉海との大一番までに、金太郎、アラン“ヒロ”ヤマニハ、太田忍、倉本一真、ホジェリオ・ボントリンとタイプの異なる相手に勝利してきた元谷だが、同時に朝倉も米国ラスベガス修行を経て、王座奪還に向けて進化を遂げていた。
試合は3R KO負け。その1週間後に元谷は「まだまだ諦めない。這い上がってやる」と再び、勝利を積み上げて行く決意を示していた。
そして、6月初旬から渡米し、アメリカントップチームでトレーニング。フライ級に転向し、対戦することが無くなった堀口恭司、合流したUFCファイターの中村倫也らと練習を行っていた。元谷自身も環境を変えることを前提にチームに参加し、その取り組みがATTにも認められたことになる。
アメリカでめちゃくちゃお世話になっています🇺🇸
— 元谷友貴 Yuki Motoya (@yuki_motoya) June 19, 2023
ありがとうございます😁🙏🙏 pic.twitter.com/1COiUqNIWx
米国からツイッターで「ATT所属になりました! 頑張ります」とシンプルに記した元谷。33歳、ファイターとして世界と伍するために、単身“ホリグチホール”でMMAに向き合うことになる。