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【修斗】田上こゆるがザ・タイガー石井に2R TKO勝ち、高岡宏気vs.和田教良はドロー、CKC-63kgは奥山雅仁、57.5kgは久津輪将充が優勝=大会結果

2023/06/18 07:06
 2023年6月18日(日)大阪・メルパルクホールOSAKAにて『プロフェッショナル修斗公式戦 2023 Vol.4 in OSAKA』が開催された(見どころ配信)。当日券は13時から販売。ツイキャスでのPPV配信も行われた。  メインイベントでは、54kg契約(5分3R)で田上こゆる(世界ストロー級8位/BLOWS)と、ザ・タイガー石井(とらの子レスリングクラブ)が対戦。前日計量では、田上は53.6kgで400gアンダー。石井も53.3kgの700gアンダーでパスした。  なお、第3試合の「CKC2023 -63kgトーナメント1回戦」 に出場予定だった田中佑樹(HAWK GYM)がドクターストップで欠場。成尾拓輝(究道会館)が不戦勝となり、決勝に進出する。 ▼第15試合 54kg契約 5分3R〇田上こゆる(世界ストロー級8位/BLOWS)53.6kg[2R 2分49秒 TKO] ※レフェリーストップ×ザ・タイガー石井(とらの子レスリングクラブ)53.3kg[レフェリー]片岡誠人[サブレフェリー]岡田剛史 1R 10-9豊島孝尚 1R 10-9山本諭志 1R 10-9  MMA6勝3敗の田上は、スピーディーな動きと切れ味抜群、ソリッドな打撃を武器に持つ関西ストロー級の雄。ストロー級でもパンチを主体で戦うファイターは多いが、ジュニアキックやシュートボクシングでアマチュア100戦以上を経験していて、蹴りも出来る田上は真のストライカーと言える。  2022年12月の大阪大会では、2022年新人王の泰斗を破り、ABEMAが企画した「海外武者修行プロジェクト」の成果が早くも出た形となった。  そんな田上の前に立ち塞がるのが大ベテランのザ・タイガー石井だ。  MMA27勝19敗3分の石井は、2023年4月の沖縄大会で、12年ぶりに修斗に参戦。世界2位の旭那拳(THEパラエストラ沖縄)を相手に判定2-0で勝利している。  巧みなクリンチから崩しも交え、見事な試合展開で旭那の良さを封じ込めた石井は、右の強打でも3度のダウンを奪っており、田上とは異なる打撃力を持つ。  そのタイプは真逆で、素早い出入りから手数でゲームメイクしていくタイプの田上と、どっしり構えて相手の動きを読み取り攻略していくタイプのタイガー石井による、最軽量級ならではのスピーディーかつテクニカルな打撃戦が期待出来る。 田上こゆる「明日はもう自分の大会になるように出し切って、組みも打撃もいいところ出せるように頑張ります」ザ・タイガー石井「試合前なんで話すことは何もないんで、明日の試合で見ていただいて、はい。お願いします」 [nextpage] ▼第14試合 フライ級 5分2R△高岡宏気(FORCE GYM)56.4kg[判定0-1ドロー]△和田教良(ガイオジム)56.2kg [レフェリー]片岡誠人[サブレフェリー]岡田剛史 19-19(1R 10-9/2R 9-10)吉田元貴 19-19(1R 10-9/2R 9-10)山本諭志 18-20(1R 9-10/2R 9-10)  香川で定期開催の「FORCE」を中心にキャリアを重ね、今では四国の顔とも言える活躍を見せる高岡宏気(FORCE GYM)が参戦。  高岡の2022年は、4月に井口翔太とドロー後、7月に齋藤奨司に判定負け。9月にニシダ☆ショーに判定勝ちするも、11月の後楽園ホール大会では内藤頌貴に判定負けと白星と黒星を繰り返している2023年4月の前戦「FORCE 17」では、蒔田 Gandhi 伸吾に一本勝ちで復活を遂げており、連勝なるか。  対する和田教良(ガイオジム)は2011年プロデビューのベテラン。2022年は4月に二宮弘樹に判定勝ち、7月に奇天烈とドロー。12月に井口翔太に判定勝ちと負けなしの好調のまま高岡戦に向かう。 高岡宏気「明日は一本かKOでしっかり勝とうと思いますので、ご視聴ください」和田教良「明日は楽しい試合をしましょう、お願いします」 [nextpage] ▼第13試合 CKC2023 -63kgトーナメント決勝戦 3分3R(延長1R)×成尾拓輝(究道会館)[延長R 0分17秒 TKO]○奥山雅仁(OISHI GYM)※奥山が優勝[ジャッジ]片岡 29-29岡田 29-29吉田 29-29 ▼第12試合 CKC2023 -57.5kgトーナメント決勝戦 3分3R(延長1R)○久津輪将充(TBF/9+nine pluslab.)[判定 3-0]×HAYATO(CRAZY WOLF)※久津輪が優勝。[ジャッジ]豊島 30-27岡田 30-28朝武 30-28 ▼第11試合 2023年度新人王決定トーナメント2回戦 フェザー級 5分2R〇宇藤彰貴(ゴンズジム)65.5kg[1R 0分20秒 TKO] ※パウンドによるレフェリーストップ×老翁(ネックススポーツ)65.4kg※宇藤がトーナメント準決勝戦進出。準決勝で松浦真実也(総合格闘技実業団トップティア)と対戦。[レフェリー]岡田剛史 ▼第10試合 2023年度新人王決定トーナメント2回戦 フライ級 5分2R〇亮我(ゴンズジム)56.3kg[1R 4分40秒 キムラロック] ×谷中たいち(総合格闘技吉田道場)56.1kg※亮我がトーナメント準決勝戦進出。[レフェリー]吉田元貴 ▼第9試合 フライ級 5分2R△西村大地(BLOWS)56.3kg[ドロー 0-1]△堀川“55”滉介(TEAM一領具足)56.6kg[レフェリー]吉田元貴[サブレフェリー]片岡誠人 19-19(1R 9-10/2R 10-9)岡田剛史 19-19(1R 9-10/2R 10-9)山本諭志 18-20(1R 9-10/2R 9-10) ▼第8試合 バンタム級 5分2R〇青柳洸志(修斗GYM神戸)61.0kg[判定 2-0]×藤川智史(総合格闘技道場ARMS)61.1kg [レフェリー]岡田剛史[サブレフェリー]吉田元貴 20-18(1R 10-9/2R 10-9)豊島孝尚 20-18(1R 10-9/2R 10-9)山本諭志 19-19(1R 9-10/2R 10-9) ▼第7試合 ライト級 5分2R〇グ・ジユン(修斗GYM神戸)70.2kg[判定 3-0]×後藤洋駆(シューティングジム大阪)69.9kg [レフェリー]岡田剛史[サブレフェリー]吉田元貴 20-18(1R 10-9/2R 10-9)豊島孝尚 20-18(1R 10-9/2R 10-9)山本諭志 20-18(1R 10-9/2R 10-9) ▼第6試合 フライ級 5分2R〇井口翔太(修斗GYM神戸)56.3kg[判定 2-0]×加マーク納(総合格闘技道場コブラ会)56.5kg[レフェリー]片岡誠人[サブレフェリー]吉田元貴 19-18(1R 10-8/2R 9-10)豊島孝尚 19-19(1R 10-9/2R 9-10)山本諭志 19-18(1R 10-8/2R 9-10)  高岡と和田の両者と対戦している井口翔太(修斗GYM神戸)と、加マーク納(総合格闘技道場コブラ会)の2回戦。加マーク納は加納亮佑として2013年に岡田遼とプロデビュー戦を戦っており、10年ぶりの修斗回帰となる。 ▼第5試合 68kg契約 5分2R×紀州(ASH)67.5kg[1R 4分18秒 TKO] ※パウンド〇岡田逹磨(SAIGYM)67.5kg [レフェリー]片岡誠人 【キックボクシング】 ▼第4試合 CKC2023 -63kgトーナメント1回戦 3分3R〇奥山雅仁(OISHI GYM)62.8kg[判定 2-1]×吉岡龍輝(及川道場)62.8kg [ジャッジ]片岡 29-29 優勢:奥山豊島 30-30 優勢:奥山山本 28-29 ▼第3試合 CKC2023 -63kgトーナメント1回戦 3分3R〇成尾拓輝(究道会館)62.9kg ※不戦勝×田中佑樹(HAWK GYM)※ドクターストップで欠場 ▼第2試合 CKC2023 -57.5kgトーナメント1回戦 3分3R〇HAYATO(CRAZY WOLF)57.2kg[判定 3-0]×FUJIMON(亀岡キックボクシングジム)57.4kg[ジャッジ]岡田 30-30 優勢:HAYATO吉田 30-27豊島 30-30 優勢:HAYATO ▼第1試合 CKC2023 -57.5kgトーナメント1回戦 3分3R〇久津輪将充(TBF/9+nine pluslab.)57.3kg[2R 3分00秒 TKO] ※レフェリーストップ×朝日彗仁(TARGET SHIBUYA)56.9kg ▼OP第6試合 新空手ジュニアトーナメント 中学生部-53kg 決勝戦○上原瑳祐(正援塾)[判定 3-0]×塩見琉斗(宮野道場)※上原が優勝。 ▼OP第5試合 新空手ジュニアトーナメント 小学5・6生部-40kg 決勝戦○杉本彪真(正道会館KCIEL)[判定 2-0]×前原 絆斗(坊海竜)※杉本が優勝。 ▼OP第4試合 新空手ジュニアトーナメント 中学生部-53kg 一回戦○塩見琉斗(宮野道場)[判定 3-0]×岡本大和(真正会秀勇館) ▼OP第3試合 新空手ジュニアトーナメント 中学生部-53kg 一回戦○上原瑳祐(正援塾)[判定 2-0]×井手口來生(勇誠会井上道場) ▼OP第2試合 新空手ジュニアトーナメント 小学5・6生部-40kg 一回戦×青木柊ニ(宮野道場)[判定 0-2]○前原絆斗(坊海竜) ▼OP第1試合 新空手ジュニアトーナメント 小学5・6生部-40kg 一回戦×中川義仁(真正会秀勇館)[判定 0-3]○杉本彪真(正道会館KCIEL) [nextpage] プロ修斗 5月28日 TNS主催興行 福岡大会 試合結果 [大会名]プロフェッショナル修斗公式戦福岡大会「TORAO29」[主催]TORAO NATION STATE[認定]インターナショナル修斗コミッション[会場]福岡県福岡市/アクロス福岡[開催日]2022年5月28日(日)写真=TORAO NATION STATE ▼メインイベント・第12試合 フェザー級(65.8kg以下)5分3R○結城大樹(マスタ-ジャパン福岡)65.5kg[判定 3-0]×TOMA(直心会TK68)65.8kg[レフェリー]片岡誠人[サブレフェリー]岡田剛史 30-27(1R 10-9/2R 10-9/3R 10-9)小島邦裕 29-28(1R 10-9/2R 9-10/3R 10-9)加藤秀和 29-28(1R 10-9/2R 10-9/3R 9-10) ▼セミファイナル・第11試合 ウェルター級(77.1kg以下)5分2R○中村勇太(T-REX柔術アカデミー) 76.8kg[1R 2分13秒 TKO] ※パウンド×加藤正憲(C.K STYLES MMA)76.7kg ▼第10試合 ウェルター級(77.1kg以下)5分2R○墨吉涼太(誠流会館)77.0kg[1R 4分51秒 TKO] ※パウンド×上野勇貴(AACC×SPIDER)76.8kg ▼第9試合 ストロー級(52.2 kg以下)5分2R△畠山隆称(Theパラエストラ沖縄)52.0kg[判定1-0 ドロー]△泰斗(MMA Rangers Gym) 51.9kg[レフェリー]岡田剛史[サブレフェリー]片岡誠人 19-19(1R 9-10/2R 10-9)小島邦裕 19-19(1R 9-10/2R 10-9)加藤秀和 19-18(1R 9-10/2R 10-8) ▼第8試合 フェザー級(65.8kg以下) 5分2R×大関 純(MASTER JAPAN YAMAGUCHI UBE)65.5kg[判定 0-2]○HAMMER KATU(有永道場TeamResolve)65.0kg[レフェリー]岡田剛史[サブレフェリー]片岡誠人 19-19(1R 9-10/2R 10-9)安芸佳孝 18-20(1R 9-10/2R 9-10)橋本公一 18-20(1R 9-10/2R 9-10) ▼第7試合 ライト級(70.3㎏以下)5分2R○深見弦汰(赤崎道場A-SPIRIT)70.1kg判定 3-0×清水洸志(MMA Rangers Gym)70.3kg[レフェリー]岡田剛史[サブレフェリー]片岡誠人 20-18(1R 10-9/2R 10-9)安芸佳孝 20-18(1R 10-9/2R 10-9)橋本公一 20-18(1R 10-9/2R 10-9) ▼第6試合 バンタム級(61.2kg以下)5分2R×藤谷敦史(マスタ-ジャパン福岡)60.9kg[判定 0-3]○持田哲兵(MMA Rangers Gym)61.2kg[レフェリー]片岡誠人[サブレフェリー]安芸佳孝 18-20(1R 9-10/2R 9-10)小島邦裕 18-20(1R 9-10/2R 9-10)橋本公一 17-20(1R 9-10/2R 8-10) ▼第5試合 ライト級(70.3㎏以下)5分2R×大鶴絢史(club-G)70.2kg[1R 1分17秒 TKO] ※大鶴の肘の脱臼によるレフェリーストップ○西尾優作(和術慧舟會セイゴ道場)70.2kg ▼第4試合 2023年度新人王決定トーナメント ライト級(70.3㎏以下)5分2R△山下康一朗(CARPEDIEM福岡)69.9kg[判定0-1ドロー] △嵯峨”ゴーレム”健史(TKエスペランサ)69.9kg※優勢ポイント3Pにより青:嵯峨がトーナメント進出。準決勝戦ではKENZO(BURST)との対戦が決定。[レフェリー]片岡誠人[サブレフェリー]安芸佳孝 19-19(1R 10-9/2R 9-10)小島邦裕 19-19(1R 10-9/2R 9-10)加藤秀和 18-19(1R 10-9/2R 8-10) ▼第3試合 2023年度新人王決定トーナメント フライ級(56.7 kg以下)5分2R×下田洋介(095BJJ長崎柔術&和術慧舟會総本部)56.1kg[2R 0分33秒 フロントチョーク]○永留惇平(MMA Rangers Gym)56.7kg※永留がトーナメント準決勝戦進出。[レフェリー]片岡誠人[サブレフェリー]宮崎清孝 1R 9-10赤崎勝久 1R 8-10加藤秀和 1R 8-10 ▼第2試合 2023年度新人王決定トーナメント バンタム級(61.2kg以下)5分2R×アサシン秋雄(BLOWS OITA LIFE)60.8kg[判定 0-3]○磯城嶋 一真(MMA Rangers Gym)61.0kg※磯城嶋がトーナメント進出。準決勝戦では 藤田ムネノリ(SUBMIT MMA)と対戦。[レフェリー]岡田剛史[サブレフェリー]宮崎清孝 18-20(1R 9-10/2R 9-10)赤崎勝久 18-20(1R 9-10/2R 9-10)橋本公一 18-20(1R 9-10/2R 9-10) ▼第1試合 2023年度新人王決定トーナメント フライ級(56.7 kg以下)5分2R×南 優人(volcano柔術&mma)56.4kg[1R 1分24秒 リアネイキドチョーク]○高宮 諒(DESTINY JIU-JITSU)56.3kg※高宮がトーナメント進出。第二回戦では若宮龍斗(Personal Styles)と対戦。
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