2023年7月22日(土)東京・後楽園ホール『Krush.151』の対戦カード第一弾が、6月8日(木)都内にて行われた記者会見で発表された。
▼Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)髙橋直輝(若獅子会館)
西元は15勝のうち12勝がKO勝ちというK-1 GROUPきってのハードヒッター。2022年9月の「第5代K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」のリザーブファイトで山本直樹を撃破し、12月にKrushスーパー・フェザー級タイトルマッチに臨んだが王者・中島千博に判定3-0で敗れた。今年、中国遠征試合を行ってダウンを奪っての勝利で再起。戦績は15勝(12KO)9敗2分。
髙橋は2022年からスーパー・フェザー級に階級を上げ、現在3連勝と勢いに乗っている。前戦は2023年3月に齋藤祐斗を左フックでKOした。軽快なステップで回り込んでのカウンターを狙うほか、左右フックを思い切り振って回転させる。戦績は16勝(5KO)7敗2分。
▼Krushスーパー・バンタム級 3分3R延長1R倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)“狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)
倉田は2019年11月にプロデビュー。壬生狼一輝、池田幸司らバンタム級トップクラスには敗れたが、2022年2月からスーパー・バンタム級に階級を上げると愛瑠斗、紫苑にKO勝ち、黒田勇斗に判定勝ちと3連勝で勢いに乗っていたが、2023年2月に内田晶に判定で敗れて連勝がストップ。戦績は6勝(4KO)5敗1分。
迅は“狂拳”のリングネームを“狂拳”竹内裕二から授かり、2020年1月にKrushでプロデビュー。2戦目で永坂吏羅にKO負けを喫したが、2022年2月に光佑をKO、5月に坂本寿希に判定勝ちと連勝。怪我のため今回が約1年2カ月ぶりの復帰戦となる。戦績は3勝(1KO)1敗。
▼Krush女子ミニマム級 3分3R延長1Rケイト・ウィラサクレック(WSRフェアテックス三ノ輪)青木 繭(SHINE沖縄)
ベラルーシとのハーフであるケイトは3歳から極真空手を学んで13年の経歴を持ち、本人も「ありすぎて覚えていない」というほどの優勝・入賞歴を持つ。男女混合大会や体重無差別で勝つことに意義を持ち、2016年にはなんと高校生の男女混合大会で優勝したことがある。K-1アマチュア大会を経て2020年10月の『Krush-EX 2020 vol.2』でプロデビュー。M-1 JAPAN女子ライトフライ級王座にも就いた。前戦は2022年11月、MOEに延長戦までもつれる接戦の末に判定負け。戦績を4勝3敗とした。
青木は30代からキックボクシングを始め、『BreakingDown 5』のオーディションに参加してスパーリングで勝利、話題となった。その後は『BreakingDown 6』への出場を目指していたようだが、2022年10月にプロデビュー。2RでKO勝ちすると12月にはシュートボクシングに参戦し、1Rでダウンを奪って判定勝ち。2023年2月の新日本キックボクシング協会での3戦目も1Rでダウンを奪って判定勝ちと3連勝。しかし、4月の新日本キックで2-0の判定負けでプロ初黒星を喫した。Krushには今回が初参戦。