新日本キックボクシング協会および所属ジムからの退会を発表した重森(左)と高橋
WKBA世界&KNOCK OUT-REDライト級王者の重森陽太と、WKBA世界62kg&日本ライト級王者・高橋亨汰が、所属していた新日本キックボクシング協会および所属ジムを退会したことをそれぞれ自身のSNSにて発表した。
重森は16歳でプロデビューし、10戦目で無敗のまま新日本キックボクシング協会の日本バンタム級王者となり、14戦目で初黒星を喫するまで無敗を保った。20歳で日本フェザー級王者となり二階級制覇を達成。2019年7月にWKBA世界ライト級王座を獲得して三階級制覇。2021年7月にはスアレック・ルークカムイから勝利を収め、KNOCK OUT-REDライト級王者にも輝いた。2023年2月、悲願であったラジャダムナンスタジアム王座に挑戦したが、判定負けで奪取ならず。この試合が新日本キックボクシング協会所属選手としては最後の試合となった。
【写真】2023年2月、悲願であったラジャダムナンスタジアム王座への挑戦が実現したが、判定で敗れた
「私、重森陽太は2023年5月2日をもちまして、所属していた伊原道場稲城ジムを退会しました。ここまで育ててくださった栗芝会長、そして新日本キック伊原代表への感謝の気持ちを忘れず、今後は新たな活躍の場を求めていきます。関係各位とファンの皆様、これからの重森陽太をどうぞよろしくお願いします」と、ジムと協会に感謝の気持ちを述べ、新たな活躍の場を求めていくと綴っている。
高橋は極真空手出身で、兄は極真会館第12回全世界空手道選手権大会4位の高橋佑汰。2015年10月にキックボクシングデビューし、多彩な蹴り技で2019年7月に日本ライト級王座に就いた。2020年9月にNJKFライト級2位・野津良太に初回TKO勝ち、10月にはベテランの健太を判定2-0で破る金星、2021年4月にWBCムエタイ日本スーパーフェザー級王者・山浦俊一に判定勝ちするなど他団体の王者・ランカーをことごとく撃破。2023年2月、王座決定戦を制してWKBA世界62kg王者となったが、4月の試合は3日前に対戦相手の怪我で中止となっていた。
【写真】2023年2月の試合でKO勝ちし、WKBA世界王者となっていた高橋
「ご報告です。5月4日をもちまして伊原道場、新日本キックボクシング協会を退会させていただきました。ここまで育てていただいた伊原会長には感謝の気持ちでいっぱいです。もっと活躍できるよう新しい環境で頑張っていきます。今後とも宜しくお願いいたします」と、高橋も感謝の気持ちと共に新しい環境でもっと活躍していきたいとの意気込みを綴った。
私、重森陽太は2023年5月2日をもちまして、所属していた伊原道場稲城ジムを退会しました。
— 重森 陽太 (@yota0611) June 4, 2023
ここまで育ててくださった栗芝会長、そして新日本キック伊原代表への感謝の気持ちを忘れず、今後は新たな活躍の場を求めていきます。
関係各位とファンの皆様、これからの重森陽太をどうぞよろしくお願いします pic.twitter.com/fdWBShOXNc
ご報告です。5月4日をもちまして伊原道場、新日本キックボクシング協会を退会させていただきました。
— 髙橋亨汰 Kota Takahashi (@nice_kota) June 7, 2023
ここまで育てていただいた伊原会長には感謝の気持ちでいっぱいです。
もっと活躍できるよう新しい環境で頑張っていきます。
今後とも宜しくお願いいたします。 pic.twitter.com/W5y4hOxsvi