元DEEP王者カン・サトーを兄に持つ佐藤がついにOFGマッチ
2023年6月25日(日)東京・後楽園ホール『SHOOTBOXING 2023 act.3』の追加対戦カードが発表された。
前大会から導入されたオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチを今大会でも実施、SB日本バンタム級王者・佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ)がサンチャイ・TEPPENGYM(タイ)と対戦する。
佐藤はトリッキーな動きから繰り出す蹴り技を得意とする、SB中部地区を代表する選手。2021年12月には伏見和之との激闘を繰り広げ、4RKOで初代SB日本バンタム級王者に輝いた。前戦となった4月にはムエタイと初対決、ノーンガティンに3RKOで3連勝となった。兄は元DEEPストロー級王者のカン・サトーで、自身も以前からMMAに挑戦したいと希望しており、OFGでどんな試合を見せのか注目される。
今回対戦するサンチャイは元ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者。大﨑一貴、大崎孔稀、石井一成、白幡裕星ら日本の軽量級トップ選手と対戦してきた。
両者はは2021年10月に対戦し、サンチャイが勝利。佐藤が希望していたOFGマッチでリベンジなるか。
またSB日本ウェルター級1位・村田義光(シーザージム)がS-BATTLEミドル級王者・青谷秋未(正道会館健明館)と対戦する。
村田は左ミドルと首相撲からのヒザ蹴りを得意とし、2022年6月から連敗していたが、2023年2月に有馬伶弍に判定勝ちして連敗をストップした。戦績は11勝(7KO)4敗。他団体王者を倒し、奥山貴大が保持するSB日本ウェルター級王座挑戦アピールにつなげたいところ。
なお、出場を予定していたSB日本ライト級王者・笠原弘希(シーザージム)は今大会への出場を見合わせることとなった。