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【PANCRASE】新ウェルター級王者は林源平、村山暁洋にフルマーク判定勝ち。フライ級で伊藤盛一郎が秋葉太樹に1R 一本勝ち! 佐藤龍汰朗が高木健太の足骨折でTKO勝ち、ネオブラ全試合も

2023/06/04 13:06
 2023年6月4日(日)東京・ニューピアホールにて『PANCRASE 334/NEOBLOOD! 4』が開催された。 【写真】ネオブラッドトーナメントも熱戦を展開。山本美憂とアーセンがセコンドの漆間がTKO勝ち。 [nextpage] 『PANCRASE 334/NEOBLOOD! 4』速報 2023年6月4日(日)東京・ニューピアホール開場13:40/開始 14:00予定 ※試合順はプレリミナリーファイト→メインカード枠→ネオブラッドトーナメントPANCRASE YouTubeチャンネル/TIGET PPV配信U-NEXT/ABEMA(※14時~PPV) ▼メインイベント 第8試合 PANCRASEウェルター級王者決定戦 5分5R×村山暁洋(暁道場)77.0kg #1位/第9代同級王者・23勝13敗9分[判定3-0] ※50-45×3〇林 源平(和術慧舟會Iggy Hands Gym)77.0kg #2位・13勝11敗1分※林が新王者に。  Bellator入りした菊入正行のベルト返上により、第15代王者を決める一戦。  7年ぶりの王座返り咲きを狙う村山は、2021年10月に菊入に判定負けで王座陥落後、2022年4月に現UFCの木下憂朔に1R TKO負けで連敗。しかし、2022年12月に長岡弘樹に判定勝ちで、43歳にして再びベルトを目指す。  林は2020年の雑賀ヤン坊達也とのライト級暫定王座戦で1R KO負けで戴冠ならず。その後も葛西和希、金田一孝介を相手に連敗したが、2022年9月にウェルター級で 中村勇太に判定勝ちすると、12月大会で押忍マン洸太に1R TKO勝ちで2連勝中。33歳、プロデビューから10年目の節目に大輪の華を咲かせるか。 村山暁洋「完全決着でタイトル取ります。頑張ります」 林 源平「ブッ飛ばします」  1R、ジャブの刺し合いから林は右ボディストレート、さらに右を振るがそこで組んだ村山が脇潜り、スタンドバックへ。右足をかけるが林が正対して離れて右ローを突く。3者10-9で林支持。  2R、右ロー突く林に、村山は組んで左で差すが、突き放す林はジャブ&ロー。左右ボディも突き、村山に組ませない。3者10-9で林を支持。  3R、圧力を強める村山は右を突いて林を金網に追うが、林は右ロー、ボディをこつこつと突く。左ミドル、右ローと散らす林。3者10-9で林を支持。  4R、村山の連打に頭が下がる瞬間はあるものの、林は右ローボディと突いて、村山の左の差しに、右手を内側に絞って、右の引き手も組ませず、突き放す。3者10-9で林を支持。  5R、最終ラウンド。前に出て組む村山の大外刈りを残す林は、ここまでの距離を崩さず。村山に組手をさせず、右ローを当てて、最後に組んでボディロックからテイクダウン。上になってホーンを聞いた。  フルマークの判定勝ちでベルトを巻いた林は、「正直、3Rくらいで倒せるかと思ったんですけど見切られてできませんでした。このベルトが欲しくて10年続けてきたので嬉しいです。ここから先は王者として相応しい試合をしていきますので応援よろしくお願いします」と語った。 [nextpage] ▼コ・メイン 第7試合 フライ級 5分3R〇伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム/ZST) 57.05kg #1位/ZST第3代同級王者・16勝4敗2分[1R 4分39秒 リアネイキドチョーク]×秋葉太樹(パンクラス稲垣組)57.15kg #4位・11勝13敗1分  2022年12月の横浜大会でPANCRASEに初参戦を果たした元ZST王者の伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム/ZST)のニューピアホール大会参戦が決定。怪我からの復帰戦となる秋葉太樹(パンクラス稲垣組)と対戦する。  伊藤は、ZSTで竿本樹生に判定負け後、マネル・ケイプ、神龍誠に敗れ、トップファイター相手に3連敗を喫したが、浜本"キャット"雄大に1R TKO勝ちを収めると、RIZINで橋本薫汰に一本勝ち。前戦2022年12月のPANCRASEでは、フライ級2位の上田将竜に2R リアネイキドチョークで一本勝ちしている。  秋葉は、2021年5月に後の王者・小川徹に判定負け後、2022年4月に無敗の鶴屋怜に腕十字を極めかけるも1R 一本負けで連敗。2022年7月には韓国のROAD FCでイ・ジュンヒョンに判定負け(※秋葉戦後、ジュンヒョンは『ROAD TO UFC』出場が決定)。12月大会で谷村泰嘉との試合が組まれていたが、秋葉の怪我で中止に。4月30日の立川大会で再度、谷村との試合が組まれたが、今度は谷村の怪我で中止となっていた。  自身と相手の怪我で13カ月ぶりの参戦となる秋葉の再起なるか。それとも組みでは絶対的な強さを持つ伊藤が、PANCRASEで連勝するか。 伊藤盛一郎「前回PANCRASEに初参戦して勝ってランキング1位になったんですけど、まだ本物の1位だと思ってなかうて、今回しっかり勝って正真正銘のPANCRASEフライ級1位になりたいと思います」 秋葉太樹「明日はKO決着でフィニュシュします」  1R、伊藤のダブルレッグテイクダウンですぐに立つ秋葉は首投げ・払い腰テイクダウン。すぐに立ち上がり詰める伊藤はダブルレッグテイクダウン。スクランブルする秋葉のバックにつくが正対する秋葉が上に。  伊藤の足を引いてパウンドで飛び込む秋葉。それを下から掴んだ伊藤は腕十字狙いから上を取って押さえ込み、マウント。キムラへ。それを外した秋葉のヒザ十字を外してパウンド。マウントからサイドバック、バックへと移行し、リアネイキドチョークを極めた。  試合後、伊藤は「1位になって“そんなのラッキーでたまたまなっただろう”と思われてると思ったので、しっかりフィニュシュしました。PANCRASEに来たからにはベルトを目指して頑張っているので、いまチャンピオン(鶴屋怜)はROAD TO UFCでUFC目指しているかと思いますけど、自分もベルトを目指しているのでベルトに挑戦できるよう応援よろしくお願いします」と語った。 [nextpage] ▼第6試合 ウェルター級 5分3R×押忍マン洸太(DESTINY JIU-JITSU)77.1kg #4位3勝4敗[2R ヒザ十字]〇藤田 大(パラエストラ千葉/初参戦)75.9kg 2勝1敗  押忍マンは3連続フィニッシュ勝利後のクリスマス大会で、林源平に1R TKO負け。半年ぶりの出直し戦となる。初参戦の藤田大はパラエストラ柏のキッズクラス時代から鶴屋怜のライバルだったグラップラー。Y2K世代が格闘技界を変えるか? 押忍マン洸太 「明日は必ずKOします。押忍」 藤田 大「明日は恥のないように頑張ります」  1R、押忍マンのヒザを受けながら、組んで内股で投げてキムラ、横三角、センタク挟み、バックマウントパウンドとグラウンドで攻める藤田。押忍マンの反則のグラウンド打撃もあり、ジャッジは1R10-8で3者、藤田を支持。  2R、いきなりイマナリロールから足を掴んだ藤田は押忍マンのパウンドを受けながらヒザを伸ばしてヒザ十字! タップを奪った。  藤田は試合後、「途中から記憶が無くて……勝ったんすか、俺? これからも精進していきます。応戦、宜しくお願い致します」と語り、大きな拍手を受けた。 [nextpage] ▼第5試合 ミドル級 5分3R〇佐藤龍汰朗(坂口道場一族)83.5kg #1位/2023年NBT同級優勝・4勝1敗[1R 0分08秒 TKO]×高木健太(ファイティスジムMSC)84.35kg 16勝18敗  2023年ネオブラ・ミドル級優勝の21歳・佐藤龍汰朗は、廣野雄大にRNCで一本勝ち後、押忍マン洸太には1R TKO負け。その後、岩城啓祐に判定勝ちし、2023年3月の前戦では、伊藤丈皓に1R リアネイキドチョークで一本勝ちしている。  高木は、2019年6月の手塚裕之戦、10月のアレキサンダー・ラカス戦、2020年9月の菊入正行戦、2021年9月の木下憂朔戦でいずれも敗れ、4連敗中。1年9カ月ぶりにPANCRASEマット帰還でベテランの巧さを見せるか。それとも佐藤が現1位の勢いを見せつけるか。 佐藤龍汰朗「言いたいことは勝って言うのでマイクをください」 高木健太「1年半ぶりくらいなんですけど、面白いやついないかなと思ったら、結局なかったんで久しぶりの試合になりました。明日、1Rで終わらせて電動自転車を買います」  1R、サウスポー構えの佐藤に、オーソの高木は右のインロー。バチンと音が鳴るなか高木は右足の着地時に、あらぬ方向に右足ヒザ下が折れ曲がり、悶絶。佐藤の8秒、TKO勝ちとなった。  佐藤はマット上で「計量のときに言ったのでマイクもらいました。ある意味ワンパンKOでしたが、高木選手、1階級上で受けてくれてありがとうございました。僕の上にはチャンピオンしかいないんで、僕も横浜なんで、内藤(由良)さん12月に、海外に行く前にやってくれないですかね」とミドル級王者の内藤に対戦をアピールした。 [nextpage] ▼第4試合 ライト級 5分3R×吉村天弥(和術慧舟會HEARTS)70.7kg #9位/2023年NBT同級優勝[反則] ※天弥のグラウンド状態での頭部への蹴り〇神谷大智(BRAVE GYM)70.5kg  吉村は、海飛の実弟で2023年3月のネオブラで芳賀ビラル海を1R TKOに下した18歳。対する神谷は、BRAVE期待の23歳。2022年10月に芳賀にスプリット判定勝ち後、2月のの「Grachan 59×Brave Fight 27」で今市凌太をリアネイキドチョークで極めている。若い両者の伸び盛りファイトだ。 吉村天弥「勝ちます」 神谷大智「成長した姿を見せて勝ちたいと思います」  1R、サウスポー構えの吉村に、神谷の最初の組みは切った吉村だが、続くシングルレッグからボディロックテイクダウンに背中着かされる。片足抜く神谷に、足を戻す吉村。ジャッジ3者10-9で神谷。   2R、早々にシングルレッグからボディロック、小外がけテイクダウンは神谷。ハーフから立ち上がる吉村だが、ボディロックで崩す神谷がコントロール。下の吉村は三角絞めで頭を引き付けるが、頭抜いた神谷が上のままホーン。このラウンドも2者10-9神谷。1者吉村を10-9で支持。  3R、シングルレッグに入る神谷、力を使って引き出すが崩せず。スタミナ苦しい神谷に吉村は打撃で前に。右ストレート、ヒザを入れて神谷のシングルレッグを潰してパウンド。立ち際にヒザを突くが、マットに手を着いている「グラウンド状態」での反則の打撃で中断。神谷は再開できず。反則勝ちの神谷は担架で運ばれた。 [nextpage] 【プレリミナリー】 ▼第3試合 バンタム級 5分3R×板谷一樹(トライフォース東中野)61.1kg 7勝7敗3分[判定0-3](27-30×2, 28-30]〇谷内晴柾(Blue dog gym)61.65kg 1勝 板谷一樹「明日はやれることをやって勝ちます」 谷内晴柾 「1Rでフィニュシュします」   1R、ともにオーソドックス構え。右カーフを当てる谷内、足が流れる板谷に右ストレートを当てるとボディロックテイクダウンからリアネイキドチョーク狙いでホーン。3者、10-9で谷内を支持。  2R、右カーフの蹴り合いから首投げテイクダウンは谷内。バックにつこうとする板谷だが谷内は正対して離れる。互いに疲弊するなか、板谷も右を振って前に。ダブルレッグは切られた谷内だが、ボディロックテイクダウンを決めてホーン。3者10-9谷内。  3R、ジャブ&ローの谷内は手数が減るが、板谷も追い切れず。谷内の右ローがローブローとなり中断。再開、右を当てる板谷だが連打には繋げられず。判定3-0(30-27×2, 30-28)で谷内が勝利した。 [nextpage] ▼第2試合 ライト級 5分3R×石田陸也(DOBUITA)66.65kg 5勝8敗[2R 2分44秒 リアネイキドチョーク]〇望月貴史(BRAVE GYM)66.95kg 3勝1敗 石田陸也「明日は圧倒して勝ちたいと思います」 望月貴史 「2、3年ぶりくらいにちゃんと食事制限をして減量したので、今回、格闘家らしい生活が出来てとても楽しくてワクワクしています。明日はフェザー級に負けないくらいの打撃のスピード、レスリングにおいてはライト級並のフィジカルで圧倒したいと思います」  1R、ボディロックから小外がけテイクダウンは石田。しかしリバーサルした望月に、下から石田は腕十字、三角狙い。ヒジは抜いている望月はインサイドガードから鉄槌。ジャッジは2者が石田、1者が望月支持。  2R、ダブルレッグテイクダウンは望月。立とうとする石田の左手を引き寄せて寝かせると、下の石田はニンジャチョーク! ハーフからこれをずらして抜けた望月がバックからリアネイキドチョークを極めた。 [nextpage] ▼第1試合 フェザー級 5分3R(※14時開始)〇岡田拓真(リバーサルジム横浜グランドスラム)65.75kg デビュー戦[1R 2分22秒 リアネイキドチョーク] ※スタンドでRNC×上田智大(パラエストラ広島)65.8kg デビュー戦 岡田拓真「PANCRASEの関係者の方、ジムの代表の勝村(周一朗)さん、いろんな方々が支えてくれていまの自分があるので、明日は骨が折れても靭帯切っても、頭悪くても戦えるところを見せます」 上田智大「1試合目なんですけど盛り上げていきます」  ともにオーソドックス構え。岡田はダブルレッグからボディロックテイクダウン。両手着かせてバックに載り、右腕を縛ってからリアネイキドチョークでタップ奪った。  ともにオーソドックス構え。岡田はダブルレッグから [nextpage] 『NEOBLOOD!4』第29回ネオブラッドトーナメント2回戦 (上の選手が赤コーナー、下が青コーナー)※1回戦試合リポート※メインイベント終了後に開始(※16時30分頃) ▼第7試合 フェザー級 5分3R×前田村生(UP START)65.6kg[2R 2分19秒 リアネイキドチョーク]〇高田寛也(パラエストラ札幌)65.7kg 前田村生「岩手県出身でいまは仙台に住んでいます。前回、プロデビュー戦が無くなって、今回が初試合になるので自信を持って前に出て、自分の打撃でバンバンとKOしたいと思います」 高田寛也「北海道から来ました。PANCRASEの明日の大会の一番最後に試合をするので、しょっぱい試合をしないように、しっかり自分がKOか一本で勝ちたいと思います。前田選手よろしくお願いします」  1R、組んで勝負の高田は詰めてダブルレッグテイクダウン。マウントからパウンド、リアネイキドチョークもブザー。3者10-9で高田支持。2Rも先にダブルレッグテイクダウンを奪う高田。背中を着かされる前田は背中を見せて立とうとするが、そこに高田がリアネイキドチョークでタップを奪い、令和の“前高対決”を制した。 [nextpage] ▼第6試合 バンタム級 5分3R×高木徳三(NATURAL9)61.35kg[1R 3分59秒 ハンマーロック] 〇小原とうや(パラエストラ柏) 61.2kg 高木徳三「一生懸命、頑張ります 小原とうや「しっかり勝ちます」  1R、サウスポー構えから右ローを効かせる小原。高木はその蹴り終わりに詰めてテイクダウンも、小原はその右腕をとらえてキムラクラッチ、スタンドのストレートアームバー狙いから引き込んでクローズドガードに入れてハンマーロックで極めた。 [nextpage] ▼第5試合 バンタム級 5分3R×寺本雄輝(パラエストラ西東京)61.5kg[1R 1分02秒 TKO] ※パウンド〇菅 歩夢 (宇留野道場) 61.1kg 寺本雄輝「アグレッシブに行きます」 菅 歩夢「盛り上げる試合をします」  1R、右カーフを効かせた菅がシングルレッグの寺本を潰してパウンドアウト。 [nextpage] ▼第4試合 バンタム級 5分3R×上野惇平(ハイブリッドレスリング八戸)61.45kg[1R 4分25秒 TKO] ※左右ラッシュ〇漆間將生(KRAZY BEE)61.5kg 上野惇平「明日は頑張ります」 漆間將生「KRAZY BEE、いま連勝中でみんな勝っているので僕も勝って、準決勝に進みます」  互いに右の打ち合いからケージレスリングで押し込むのは漆間、ツーオンの組み手からヒザの打ち合い、ヒジ、右ボディを効かせた漆間は、左右ラッシュでクリンチアッパーも。打たれ続ける上野を見て、レフェリーが間に入った。漆間のセコンドのアーセンも咆哮のTKO勝利。 [nextpage] ▼第3試合 フライ級 5分3R〇山崎聖哉(BRAVE)56.8kg[判定3-0] ※30-27×2, 29-28×梅原規祥(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)56.85kg 山崎聖哉「身体が弱ってるんで明日はしっかりリカバリーして万全のコンディションで挑みます」 梅原規祥「最高の会場で山崎選手という最高の選手と試合ができると思います。BRAVEと所プラスの試合、面白くないといけないと思うんでお願いします」  1R、BRAVEの山崎は2度のボディロックテイクダウン。バックを狙うがそこは組ませない梅原はサウスポー構えから左を当て、スタンドバックにアームロック狙いも、山崎が持ち上げパウンド。2者が山崎を支持。1者梅原。2R、互いにアームロック狙いも極めさせず、オーソから左ローを突く山崎はスタンドバックから持ち上げてテイクダウン。3者、山崎10-9支持。3Rもコントロールは山崎。左ミドルハイの梅原を詰めて山崎は投げる。梅原のダブルレッグも切り返し、下になってもヒール狙いから立ち上がり。  判定3-0(30-27×2, 29-28)で山崎が勝利した。 [nextpage] ▼第2試合 フライ級 5分3R×大野友哉(パラエストラ千葉)56.9kg[1R 4分18秒 腕十字]〇眞藤源太(KINGCRAFT)56.7kg 大野友哉「全局面で圧倒してフィニュシュしたいと思ってますので注目してください」 眞藤源太「前回同様、派手なKOで終わらせます」  1R、詰める眞藤に大野は引き込みから十字、三角絞め狙いも右手を股間に入れる眞藤。頭を抜くと、シングルレッグに大野にネルソンでのめくり狙いから一転、三角十字に極めた。 [nextpage] ▼第1試合 ストロー級 5分3R×米山唯人(サツキジム横浜)52.7kg[判定0-3] ※28-29×3〇寺岡拓永(ROAD MMA GYM)52.1kg 米山唯人「必ずフィニュシュして勝ちます」 寺岡拓永「1回戦、頑張ります」  1R、左で差して押し込む米山。体入れ替える寺岡がヒザ。2R、首相撲から崩して上になる寺岡。米山もボディロックテイクダウン奪うが最後の場面で上を取るのは寺岡。3R、ケージまで押し込み右で差して組む寺岡。シングルレッグで引き出してテイクダウン。立つ米山をがぶり。判定は3者29-28で寺岡が勝利した。 [nextpage]
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