一気に2階級上げてバンタム級戦線に参戦する大久保(左)、齊藤は高校生時代のリベンジを狙う
2023年6月3日(土)神奈川・横浜武道館『K-1 WORLD GP 2023』の前日計量&記者会見が、2日(金)都内にて13:00より行われた。
第6試合のバンタム級3分3R延長1Rで対戦する、大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/Krushフライ級王者)は52.9kg、齊藤龍之介(ドージョー☆シャカリキ)は52.95kgで計量パス。
2021年のK-1甲子園にて東日本予選と全日本の決勝で大久保と対戦し、2度とも敗れている齊藤は「この試合が決まってから毎日必死に頑張ってきたので、それを出せれば勝てると思うので明日はしっかり勝ちます」と、プロで借りを返すとコメント。
今回よりフライ級から2階級上のバンタム級に階級を上げる大久保は「明日は自分が練習してきたことを全て出して必ず圧倒します。僕にはこれからのK-1を引っ張っていく自負があるので、この試合は通過点なので自分の成長を見せられればと思います」と、柔らかな口調ながらも強気な発言。
バンタム級トップクラスの試合が並ぶ今大会で、どんなアピールをしたいかとの質問に、齊藤は「自分は前から蹴りが得意と言っていたんですが、パンチでも蹴りでも何でも倒せるように練習してきたので何で倒すか楽しみにしていてください」と言い、大久保は「自分はバンタム級の中で一番スピードがあると思うし、試合間隔が8カ月空いた中でパワーを見せたいと思っています」とこの8カ月間で鍛えたパワーを発揮したいと答えた。