10勝(2KO)無敗のカラジャ(右)を迎え撃つ金子
2023年6月3日(土)神奈川・横浜武道館『K-1 WORLD GP 2023』の前日計量&記者会見が、2日(金)都内にて13:00より行われた。
セミファイナルの第17試合スーパーファイト-56kg契約3分3R延長1Rで対戦する、金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者)は55.95kg、エムレ・カラジャ(トルコ/Emre Karaca Fight Club/WAKO欧州選手権スーパー・バンタム級優勝)は55.9kgで計量をパス。
続いての会見で金子は「やるべきことをやってきたので、カラジャ選手に明日は集中しながら今後につながる内容で勝てればいいかなと思っています」と、今後に期待が持てる試合内容で勝ちたいとコメント。
対するカラジャは「今回K-1の試合に出られることで組織・運営全ての人に感謝したい。この試合のために準備をしてきたので試合は見応えのあるものになる。私も金子も強いパンチを持っているので明日の試合は見ていて凄く面白いだろう」と、前日の公開練習に続いて激闘を予告した。
金子はカラジャについて「試合を見てアグレッシブだし、パンチをしっかり打って来るので、見た感じしっかり準備してくれている感じなのでいい試合が出来ればいいなと思います」と相手にとって不足無し。
カラジャは金子と初めて顔を合わせた印象を聞かれると「そこまで多く語ることはないが、明日やることをやるだけだ。相手選手を見てもそこまで何も感じなかった。明日の試合は激しく見応えのある試合になるだろう」と、特に印象はないとする。
そして「日本に来るために15時間フライトをしてきた。KOするためにここへやって来たと考えている。自分はKO率が非常に高いと思うので、明日の試合では皆さんにKOするところを見て欲しい」とKO宣言。
その言葉を受けて金子は「これからの試合に向けても明日は大事な一戦なので、そこに対していい試合が出来ればいいかなと考えています」と、あくまでもこの先へ向けての試金石になる一戦だとした。