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【RIZIN】皇治が引退を撤回、MMAに挑戦宣言「まだ俺は白旗振っていません。必ず引っ繰り返してやろうと思う」

2023/06/02 12:06
 2023年6月2日(金)都内にて記者会見が行われ、皇治(TEAM ONE)が出席。格闘技引退を撤回した。  皇治はK-1で活躍後、2020年9月にRIZIN初参戦。那須川天心に判定負け、梅野源治とは無効試合、白鳥大珠に判定負けとなかなか結果が出なかったが、2021年11月の祖根寿麻戦で初白星。2021年大晦日ではYA-MANに敗れ、2022年3月の梅野源治戦で判定勝ち。2022年5月に古巣のHEATでダウサコンに判定勝ちした後はボクシングルールのエキシビションマッチを4戦行い、2023年4月の芦澤竜誠戦で敗れ引退を表明していた。  会見に出席した皇治は「引退します……と言いたいところですが、自分はかまってちゃんなのであっこで引退しますと言いましたが、悔しく悔しくてたまらなくて。試合が終わって1週間が経たないくらいでずっと格闘技の練習やってます。MMAの練習しています。戦争は白旗振ったら終わりやと思うので、まだ俺は白旗振っていません。必ず引っ繰り返してやろうと思っています。ずっと言っていたトライアスロン、MMAにチャレンジします。男といちゃいちゃするのもいいかなと思い、こっちの世界に挑戦するので応援してもらえたら嬉しいなと思っています」と年内にMMAでデビューすることを表明した。  MMAの練習は、青木真也のほか、元DEEPウェルター級王者の住村竜市朗、JBJJF全日本選手権&ノーギ選手権優勝の実績を持つ柔術家・竹浦正起らと練習を行っているという皇治だが、「寝技はしませんよ」と、組み技・寝技はディフェンスを中心に練習。相手の組みを切ってスタンドで勝負するスタイルで行くことを語っている。  また、立ち技に関しても「俺は“マルコメ”(メイウェザー)に一途、アイツとはなんとしてもやりたいんで、遠くなっちゃいましたけどマルコメを捕まえられるように精進していこうと思ってます」と引退を撤回。「マルコメとやってからMMAをやるという順番が逆になっただけ。ボクシング引退とかキック引退ではなく、MMAをやってマルコメとやる。MMAをやってからキックをやるのもキックへの恩返しになる」と語った。  会見に同席したRIZINの榊原信行CEOは、試合時期について「本人の状況も確認しつつ、年内のデビューを目指して、7月、9月かなと思っています。MMAはそんな簡単なものじゃないから、また恥をかきに来ることになるかもしれない。皇治選手が恥かく覚悟が出来たらいつでも良いです」と年内のデビュー戦を示唆している。
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