2019年7月28日(日)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN.17』の第2試合63.0kg契約5分3Rで、KINGレイナ(FIGHTCLUB 428)と対戦するステファニー・エッガー(スイス)が、26日(金)都内ホテルにて事前インタビューに答えた。
KINGレイナ同様、柔道をバックボーンに持つエッガーは、2013年のU23欧州70kg級王者。MMA3勝の全てを一本・TKOで決めている。2016年11月には『Invicta FC 20』に135ポンド(61.23kg)で出場。アレクサ・コナーズにスプリット判定で敗れるも、前戦2018年3月の『Buddy MMA Clash 2』では1RでTKO勝ちを収めている。
「非常にいいコンディションです。体重も(リミットに)ほぼ近づいているので、あともう少しありますが問題ないですし、試合も楽しみにしています」と微笑むエッガー。
KINGレイナについては「彼女はMMAでも名が知れていると思いますし、彼女の方にプレッシャーがあるのかもしれない。また、彼女も私もともにグラップリングを得意としているので、グラップリングでの戦いは興味深いですが、ひょっとしたら打撃戦になっていくのかもしれません」と、プレッシャーがあるのは向こうの方ではないかと指摘。
「前回の試合はスイスでしました。イタリアとドイツで戦ったこともあります。今回日本に来ることをとても楽しみにしていました。なぜなら私のバックボーンは柔道だから。柔道発祥の地である日本に来れたことをとても嬉しく思っています。10年前にも東京と山梨で柔道の合宿をしたことがあります。その時に北京五輪で78kg超級のメダルをとった選手(塚田真希)と練習試合をしたことがあります」と、柔道にはかなり思い入れがあるようだ。
63kgの契約体重については「全く問題ないです」と言い、「できるだけ早い段階で試合を終わらせたいという気持ちは常にあります。ただ、3Rまで持つスタミナは持っています。ベストな戦いを見せたいですね。私の持っているものの全てを出すつもりで、組み技も立ち技も全て見せたい。全ての面においてKINGレイナを上回っていると思います」とKINGレイナ同様、全局面で自分の方が上回っていると語った。