「あのとき」の続きをやっとできる(木村)
7年ぶりのRIZINリング復帰に向け、木村は「僕からしたら、“あのとき”の続きをやっとできる」とクレイジーホース戦以来のリベンジに燃えるが、MMAでもう一度RIZINで戦う気持ちがあるのかと問われると、「RIZINのキックボクシング、安保(瑠輝也)とブアカーオがやって盛り上がっているので、自分が来ればさらにキックのブームができるのかな。俺がやる時だなと思っています」と、いまはキックで主役になることが目的とした。
会見の最後には、かつてK-1で対戦し、同じ北海道大会に参戦する久保優太に向け、「RIZINに来るにあたって、ブアカーオとか安保瑠輝也をやっつけたいと思っていたけど、久保君とさっき会って、もう一度久保君とも試合をしたいなと密かに思っちゃったところもあるんで(笑)。いずれお願いします」と、直にリクエスト。
その言葉を受けた久保は「僕はやりたくないかなと思って(笑)。隣りで腕を見て、またパンチ力が上がってそうで、ヤバそうだなと」と苦笑している。
また、これまで対戦をアピールしていたプロボクシングの6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)戦について木村は、「もちろん、いつか実現できるならやりたいなと思っています」と語るにとどめた。
ロクク・ダリ「MMAの試合をするのかと思っていたら──」
「北海道の皆さん、こんにちは。コンゴ共和国出身、日本に10年住んでいる、ロクク・ダリです。キムラサンと試合の話を聞いて、彼のYouTube見たら、ボクサーにギロチンチョークを決めて喜んでいたので、キムラサンとMMAの試合をするのかと思っていたらキックボクシングと言われてびっくりしました。でも私はラウェイでタイトルマッチもやっているので打撃だけでも問題ないです。アンダードッグらしいですが、キンシャサ生まれの僕には丁度いいです。キムラを必ず倒します」