「フライ級王座決定トーナメント」に出場する(左から)山脇、大鹿、中村K-1プロデューサーを挟んで大夢、長野
2023年5月20日(土)東京・後楽園ホール『Krush.149』の前日計量が、19日(金)都内にて13:00より行われた。
「第2代Krushフライ級王座決定トーナメント」に出場する4選手、山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード)はリミットちょうどの51.0kg、大鹿統毅(K-1ジム総本部チームペガサス)は50.95kg、大夢(WIZARDキックボクシングジム)もリミットちょうどの51.0kg、長野翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)は50.8kgでそれぞれ計量をパス。
続いての会見で山脇は「もう何も言うことないので明日見ててください」、大鹿は「明日は圧倒して王者になりたいと思う」、大夢は「今日まで悔いのない準備をしてきました。明日はスポーツみたいな試合はしません。自分がやってきたことを全て出したらベルトが勝手についてくると思います」、長野は「明日は全部引っ繰り返して俺が優勝します」と、それぞれ意気込みを述べた。
以下、記者会見での一問一答。
――計量で相手を見て、フェイスオフで感じたことなどは?
山脇
「今も声が震えているのでビビっていると思います(ニヤリ)」
大夢
「今回のトーナメントの敵は自分自身だと思います」
――目の前に目指すベルトがある。見て何を思う?
山脇
「このベルトは持って帰るとかじゃなくて、一番強いヤツが手に入れるだけです」
大夢
「明日まで待ってろよって。もうころころ持ち主が変わることはないので」
――長野選手は終始にこやかだが、その余裕の理由は?
長野
「試合前日に気合い入れなくてもいいかなって。あまり集中出来ないタイプなので、スイッチは試合直前に入れて。普段はこんな感じです(笑)」
――そんな長野選手を見て大夢選手はどう思う?
「あまり興味ないです」
――勝負メシは?
大夢
「ご飯を食うより相手のことしか考えてないので興味ないです」
――タイトルを獲った後の目標は?
山脇
「みんなKrushのベルトを獲ってK-1に出たいと思っているけれど、僕はベルトを獲ったら他の王者がライバルだと思っているので、僕がKrushを盛り上げたいです」
長野
「K-1にはフライ級がないので対抗戦。他団体の王者とやりたい」
大夢
「他団体のフライ級トップのヤツを倒して僕がフライ級のテッペンをとります」
――ファンへメッセージを。
大鹿
「明日は僕の日にします」
山脇
「今日まで支えてくれた皆さん、ありがとうございます。明日はやるだけなので僕の背負っているものと覚悟の違いを見ててください」
長野
「明日はしっかりベルトを獲ってみんなに恩返しします」