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【ONE】元K-1世界王者同士チンギス・アラゾフとマラット・グレゴリアンが3度目「リング」で対戦=8月5日(土)ルンピニー

2023/05/18 16:05
 2023年8月5日(土)の『ONE Fight Night 13』メインイベントで「ONE世界フェザー級キックボクシング選手権試合」が決定。  王者チンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン / ベラルーシ)が、マラット・グレゴリアン(アルメニア)を挑戦者に迎え、初の防衛戦に臨むことが5月18日、発表された。  元K-1世界王者同士の両者の対決は3度目。  これまで2013年に2度対戦しており、初戦はグレゴリアンの反則のヒジでアラゾフが切られ無効試合となり、再戦ではグレゴリアンが判定勝ちしている。  その後、2022年1月のONEフェザー級キックボクシング ワールドGP準決勝で対戦予定だったが、グレゴリアン(アルメニア)が新型コロナウイルスの影響により欠場。アラゾフは代役のジョー・ナタウットを1R KOに下し、決勝でシッティチャイ・シッソンピーノンにも判定勝ち、GP優勝を果たしている。  2017年のK-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者であるアラゾフは、2023年1月のONE Fight Night6で これまで2度の王座戦が延期になっていた王者スーパーボン・シンハ・マウインと対戦。2Rに3度のダウンを奪い、KO勝利。第2代ONEフェザー級王座にもついている。  対するグレゴリアンは2015年のK-1 WORLD GP -70kg王者で、GLORYでも3度、世界王者についた実両者。  2021年10月にアンディ・サワーを2R KOに下し引退に追い込むと、2022年3月にコロナから復帰。ONEキックボクシング フェザー級王座戦でスーパーボンに判定負けで戴冠を逃している。  2度目の対戦から10年、現在4連勝中のアラゾフは波に乗った状態で今回の試合に臨む。対するグレゴリアンは、ONEの「ケージサークル」では4戦3勝。これまでアラゾフ相手に強みを見せており、3度目対戦も制してベルトを巻くか。  そして、今大会は、タイ・バンコクのムエタイの聖地ルンピニー・スタジアムで開催されるため、その決戦の舞台は「リング」だ。コーナーのある四角いリングで、最後に手を挙げている地上最強のストライカーは、アラゾフかグレゴリアンか。
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