【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈、タイ武者修行で「一番憧れの選手」ONE世界チャンピオンを訪ねる

　2023年4月22日(土)東京・後楽園ホールで開催された『KNOCK OUT 2023 vol.1』のメインイベントで、ワン・チンロン(台湾/TKBA）に判定2-0で勝利し、デビュー以来無敗の14連勝（2KO）をマークしたぱんちゃん璃奈（フリー）。 　その後、5月2日に日本を出発。「女子選手がメインのジムをいろいろまわっていきたいと思っていて。世界トップ選手の実力がどれくらいなのか、ボコられてきたいなというのがあります」と、スパーリングを中心とした“武者修行”を敢行するため単身タイへ渡った。 【写真】ぱんちゃんが実際に投稿したロドリゲスとのツーショット（C）ぱんちゃん璃奈　到着したその日に、さっそくロッタン・ジットムアンノンと結婚したアイーダが所属しているルークサイゴンディンジムを訪ねたぱんちゃん。その後はMIGAKUジム、Phuket Fight Clubへ行き、プーケットのピピ島でくつろいだことを自身のSNSで報告していたが、11日（木）にはPhuket Fight Club所属のONEムエタイ世界女子アトム級王者アリシア・ヘレン・“アラウージョ”ロドリゲス（ブラジル）とのツーショットを公開。 　ぱんちゃんは満面の笑顔で「今、一番憧れの選手です」と綴った。 　ロドリゲスはブラジルで活躍した後、2018年にタイに移り、技術を磨き試合経験を積んだ。2019年にタイ・アユタヤで開催された『ミラクル・ムエタイ』では、51kgミニトーナメントで優勝している。オープンフィンガーグローブマッチの『ムエハードコア』で2戦した後、2020年8月にONE初参戦でスタンプ・フェアテックスが保持していたONEムエタイ世界女子アトム級王座に挑戦し、5R判定勝ちで新王者に。2023年3月には、コロナで欠場中に暫定王者となったジャネット・トッドと王座統一戦を行い5R判定勝ちで王座統一に成功している。戦績は32勝5敗。 【写真】プーケットでは休暇も楽しんだ様子のぱんちゃん。腕や足のあざが生々しい（C）ぱんちゃん璃奈　今回の武者修行の目的であるスパーリングをロドリゲスとも出来たのかは不明だが、憧れの選手と練習を共にしたことは有意義な時間となっただろう。