RIZINへの参戦を表明したイゴール
2023年5月6日(土)東京・有明アリーナにて『RIZIN.42』が開催された。
第10試合前に、“日本最強の黒帯”の呼び声高い柔術の実力者イゴール・タナベ(IGLOO)がリングイン。榊原信行CEOが、RIZIN参戦を発表した。
【写真】昨年12月のINOKI BOM-BA-YEでメルヴィン・マヌーフを2分足らずで仕留めたイゴール
マイクを持ったイゴールは、「2年前に東京ドームで奥さんと一番安いチケットを買ってRIZINを見たくらいRIZINが大好きで、MMAデビューして1年半くらいでここに立つことは想像できないし、ほんとうに嬉しく思います。ここに立てたのもいろんな方のおかげで感謝しています。次の目標はRIZINで活躍してベルトを獲って、ほかのベルトもRIZINを代表して獲るのでよろしくお願いします」と、参戦の抱負を語った。
イゴールは、2021年9月4日のJBJJF全日本ノーギ選手権でスーパーヘビー級、無差別の全試合を腕十字で勝利しダブルゴールドを獲得。2021年10月の「HEAT48」でMMAデビューし、清水洸志を1R 三角絞めで極めて勝利。
2022年12月の『巌流島』でメルヴィン・マヌーフをヒールフックに極めて、MMA2勝目を挙げていた。
ミドル級からライトヘビー級で戦うイゴールはどの階級でどんな相手と戦うか。大会後会見で榊原信行CEOは、イゴールがウェルター級挑戦も視野に入れていることを明かしている。