2023年5月14日(日)東京・大田区総合体育館『第一回国際親善大会 KICKBOXING WORLD CUP in JAPAN/TOKYO』の追加対戦カードが発表された。
出場調整中となっていた名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)の出場が正式決定。対戦相手はペットナコン・ソーペッタワン(タイ)となった。スーパーフライ級のムエタイルール3分5Rで行われる
“ハマの神童”名高はジュニアキック出身で、日本とタイで試合経験を重ねてきた。2017年4月にWMC世界ピン級王座を獲得すると、2018~2019年にはムエタイの二大殿堂タイトル 「ラジャダムナンスタジアム」と「ルンピニースタジアム」のミニフライ級(47.63kg)でタイトル統一し、外国人で2人目、日本人初の快挙を成し遂げた。2022年7月にはペットニポンをヒジでKOし、タイ国プロムエタイ協会フライ級&WPMF世界フライ級の二冠を奪取して“10冠王”を達成。今年2月には『ラジャダムナン・ワールド・シリーズ』に参戦し、見事なKO勝ち。4月にはソンチャイノーイもKOして現在破竹の17連勝中。戦績は45勝(28KO)5敗1分。
【写真】4月のBOMでも強敵ソンチャイノーイを3度ダウンさせてKO勝ちした吉成名高 当初、名高は同日開催のホームリングである、『BOM九州大会』にラジャダムナンスタジアム認定フライ級タイトルマッチ前哨戦として参戦予定だったが、中川夏生BOM代表がKICKBOXING WORLD CUP実行委員会 、社団法人キックボクシング振興会よりの要望に、相談のもと、同会の趣旨にして今大会を盛り上げるために参戦を承諾したという。
対戦相手のペットナコン2020年TOYOTA CUPライトフライ級優勝(トーナメント)の実績を持つ。
なお、この試合は7月9日の『BOM』で行われる予定のラジャダムナンスタジアム認定フライ級タイトルマッチの前哨戦として行われる。いよいよ名高が、前人未到(タイ人以外で同スタジアムの2階級制覇を達成した選手はいない)のラジャダムナンスタジアム2階級制覇へ動き出す。まずは前哨戦をクリアー出来るか。