僕はブアカーオへの想いが凄いんですよ
そのブアカーオと2度対戦した魔裟斗がこの試合について触れ、安保が不利だとの予想をした。それについては「見ました。そういう意見があって嬉しい。勝って当たり前と思われている試合なんか僕自身楽しくない。決まった時からこれは厳しい戦いになるなと思っていましたよ。周りは全盛期を過ぎているとか言いますけれど、270戦ってハンパじゃないです。その経験をしている選手と対峙できる、こんな幸せなことはないです。本当に楽しみです。それに尽きます」と、不利と言われることで逆に燃えるとする。
魔裟斗は安保のフィジカルが弱いことを指摘していたが、「それはもう大丈夫ですよ。そういう意見はあると分かっていました。それに関して言えば今に始まったことではないので、弱点は2年前から分かっているんです。そういうところはどんどん潰してきているので。だからアビディ戦の時も体重が30kgくらい上の選手で、フィジカル負けはしますけれど打ち合いから逃げたわけじゃない。THE MATCHで山田選手とやった時も階級は下の選手かもしれないけれど、自分が苦手な展開でも3Rちゃんとやり通して苦手な部分の克服はある程度出来ていると思っている。さらにそこからブラッシュアップして精度が上がっていますし、そういった近い展開で組みが強いブアカーオ選手でそういった部分で勝負する時間もあると思うし、しようと思っています」と、すでに克服していると答えた。
魔裟斗がゲスト解説を務めることには「僕はK-1の時にずっと解説してもらっていたので特別感は感じてないですけれど、魔裟斗さんがRIZINに来て解説をすることに対しては凄く大きな、今までになかったことじゃないですかね」とする。
魔裟斗の目の前でかつてライバルだったブアカーオと戦うことはエモいのでは、と聞かれると「僕もそう思いますね。本当にこれ、魔裟斗さんも含めていいことを言った方がいいんでしょうけれど、僕はブアカーオへの想いが凄いんですよね。子供の時のヒーローって言うか。だから魔裟斗さんの目の前でってことにはあまりないですね」と、ブアカーオへの想いが強すぎる安保。