2019年7月21日(日)東京・浅草花やしき浅草花劇場で開催された、シュートボクシング協会主催『Girls S-cup 2019』に驚異の新人が現れた。アマチュアキックボクシングでその名を轟かせ、2017年12月にはアマチュアシュートボクシング全日本王座決定戦45kg以下級で優勝した16歳の田川女神(TIA辻道場)だ。
16歳にして卓越したテクニックを見せつけた田川女神 アマチュアでの実績が評価され、いきなり「SB日本女子ミニマム級王座決定トーナメント」出場に抜擢。準決勝(1回戦)でNJKFミネルヴァ・ピン級王者MARI(ナックルズGYM)を破ると、決勝では前王者MIOのライバルであるSB日本女子ミニマム級1位MISAKI(グラップリングシュートボクサーズ)にTKO勝ち。デビューしたその日にチャンピオンの座に就いてみせた。
妹の愛心もバックハンドブローでKO勝ち 妹の田川愛心(TIA辻道場)も同大会でセミプロマッチルールで試合を行い(まだ14歳のためプロデビューできず)、YUMIN(LEO GYM)をバックハンドブローでマットに沈めた。
この田川姉妹の活躍に反応したのが、8月18日(日)東京・大田区総合体育館にて開催される『K.O CLIMAX 2019 SUMMER KICK FEVER』で、KNOCK OUT初参戦を果たす“キュートすぎるキックボクサー”として話題のぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)。
階級的にも近い将来、田川姉妹との対戦がありそうなぱんちゃん 自身のSNSにて「田川姉妹…最強だった。妹の愛心選手の方が強いかなと思ってたけど、1年半ぶりくらいに姉、女神選手の映像を見て。多彩なテクニックに身体もだいぶ大きくなってて、破壊力のあるパワーが加わってて、軽量級の女子選手達は私もだし更に必死にならねば、卓越しすぎてて危ない。強いなー」と、その実力に脅威を感じ、刺激を受けていた。
田川女神はミニマム級(-48kg)の王者となったが、1年半前には45kgで試合をしており、46~47kgで試合をしているぱんちゃんとの対戦が実現する可能性もありそうだ。