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【RIZIN&Bellator】堀口恭司「ATTで“ダブルチャンピオン”と呼ばれるようになりました」=本日『ゴング格闘技』9月号発売!

2019/07/23 12:07
【RIZIN&Bellator】堀口恭司「ATTで“ダブルチャンピオン”と呼ばれるようになりました」=本日『ゴング格闘技』9月号発売!

(C)Bellator

本日7月23日(火)発売となった『ゴング格闘技』9月号(NO.303)

表紙は、6月14日(日本時間15日)に、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行われた「Bellator 222」で、Bellator世界バンタム級王者のダリオン・コールドウェル(米国)に挑戦し、判定3-0で勝利、北米メジャータイトルを日本人として初めて獲得し、初代RIZINバンタム級王座と併せて、2団体同時世界王者に輝いた堀口恭司となった。

堀口は、これまでに『ゴング格闘技』本誌の表紙を7度飾っており、初めての掲載は2015年5月号(3月23日発売号)。UFCで無傷の4連勝をマークしていた堀口が、同年4月25日の「UFC 186」でUFC世界フライ級タイトルマッチとして、王者デメトリアス・ジョンソン(DJ)に挑戦する直前に、KRAZY BEEで空手衣姿で特写したものだった。

DJとの試合は、5R終了1秒前に腕十字で堀口が初の一本負け。王座獲得に失敗した。

その試合の模様は、2015年7月号(5月23日発売号)にて表紙となり、そこには「敗れても なお」のコピーがつけられた。様々なアクシデンントがあった世界最高峰への挑戦だったが、試合後、堀口は一切の言い訳をせず、巻頭のDJのインタビューに続く、敗者インタビューで「『何を言っているんだ』と思われるかもしれないけど、次は勝てると確信しています」と語っている。

また「チームとして戦略を練る環境が必要だと感じています」と、北米で勝つために、MMAとしてのトータルのコーチングの必要性を吐露していた。その後、師匠・山本“KID”徳郁とも相談した堀口は、2016年1月11日、米国の名門ジム、アメリカン・トップチーム(ATT)に移籍を果たしている。

2017年2月20日には、フライ級戦線が縮小方向にあり、試合間隔が空いたUFCからRIZIN参戦を発表。同年に「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX バンタム級トーナメント」で4試合を勝ち抜き優勝を遂げると、2018年には那須川天心とのRIZINキックルールでの試合を経て、大晦日「RIZIN.14」でBellator世界バンタム級王者ダリオン・コールドウェルと対戦。3Rにギロチンチョークで一本勝ちし、初代RIZINバンタム級王者となった。

そして、今回のマジソン・スクエア・ガーデンでのコールドウェルとの再戦に勝利し、Bellator同級世界王座戴冠。今月号の本誌独占インタビューで堀口は、2団体同時世界王者になったことの変化を、「ATTでみんなが“チャンピオン”から“ダブルチャンピオン”と呼んでくれるようになりました」と笑顔で語っている。

これまでの表紙を見比べていくと、当初はフライ級ながら少しふっくらとした身体や顔つきだった堀口が、現在では研ぎ澄まされた肉体と、精悍さと年輪を重ね深みを増した表情に変わっていることが感じられる。

堀口は単身、米国フロリダのATTで、どんなに日々を過ごしているのか、そしてコールドウェルとの再戦で何が起きていたのか。2018年度「コーチ・オブ・ザ・イヤー」を獲得したマイク・ブラウンの本邦初となるロングインタビューに加え、[対戦者・練習相手が語るキョウジ]では、デミトリウス・ジョンソンのインタビュー、さらに、石渡伸太郎、扇久保博正、元谷友貴らが試合で肌を合わせた堀口を語り、練習で対峙した佐々木憂流もその印象を語るなど、ファイター「堀口恭司」の実像に迫っている。

堀口は、8月18日(日)ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催される『RIZIN.18』メインイベントにて朝倉海(トライフォース赤坂)と対戦。堀口のインタビューに加え、「兄弟特集」として登場する朝倉未来&海の対談も注目だ。

『ゴング格闘技』9月号(7月23日発売)目次
SEP.2019 NO.303

【特集】
堀口恭司とは何か?

“ダブルチャンピオン”が目指す高み
「自分はやっぱり……好きなんですよ
 格闘技は面白いんです」

6・14 Bellator 222 試合リポート

名参謀マイク・ブラウン
堀口恭司を、そして
自らのキャリアを語り尽くす

[対戦者・練習相手が語るキョウジ]
デミトリウス・ジョンソン
「僕はキョージ・ホリグチの大ファンだ」

石渡伸太郎
「堀口選手と戦いたいかって?」

佐々木憂流
「堀口選手の打撃は……」

扇久保博正
「堀口選手には間がない」

元谷友貴
「堀口選手のパンチについて」

【特別対談】
武居由樹×魔裟斗
「K-1を引っ張る主役」へ!!
魔裟斗、武居由樹に「覚悟」を問う

A HISTORY OF KOUZI
皇治「反骨」

【特集2】
格闘兄弟。

朝倉未来×海 with 大沢ケンジ
強さの秘密は……

安保璃紅×瑠輝也×洸輝
兄を公園に呼び出してタイマン勝負!?

林将多×健太×勇汰
新K-1ライト級王者
戴冠の背景に三兄弟の絆あり。

笠原弘希×友希
「僕らはシュートボクサー。
他に負けちゃいけない」

江幡塁×睦
最強ツインズのキック道

鈴木宙樹×千裕
兄弟で『世界基準の強拳』で倒しまくる!

◆那須川天心、進化論。

亀田興毅
戦いの中で見えた那須川天心の長所と短所

伊藤 隆
那須川天心は15歳からいかに進化してきたか?

神村エリカ×紅絹
6年前の敵は今日の友

【特集3】
2019年下半期、期待の男(&女)

和田竜光
「これから先に進むためにDJとの試合も通過点」

松嶋こよみ
「頑張ったなんて評価は要らない。何が何でも勝ちたい」

佐藤 天「UFCを目指すことが当たり前の世界に身を置く」

石井 慧
「本当にこの国の人は僕のことを応援してくれます」

堀江圭功
「チーム・オーヤマで練習できていたので良かったです」

岡田 遼
「金網に押し込んでから、面白いテクニックを見せる」

摩嶋一整
「青木選手が名前を呼んでくれただけでも光栄」

平田 樹
「日本大会でイシゲ・リカさんと戦わせてください」

老沼隆斗×ぱんちゃん璃奈
「練習通り」にいこうね!!」

[2019ライター厳選]
上半期ベストバウト3番&下半期、期待の男(&女)

下半期もビッグマッチ続々と決定中
令和時代の新スター誕生にも期待

[Muaythai Inside]“今”トップにいる男たち

Bimonthly MMA Summary

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