Bellator 294: Carmouche vs. Bennett 2 速報
2023年4月23日(土)午前9時~U-NEXT配信
▼Bellator世界女子フライ級選手権試合 5分5R〇リズ・カモーシェ(米国)王者 19勝7敗 125lbs(56.7kg)[4R 4分29秒 肩固め]×ディアナ・ベネット(米国)挑戦者 13勝8敗1分 126.2lbs(57.24kg)※体重超過※ベネットが体重超過もカモーシェが王座戦を望んだためベルトが懸けられることに。カモーシェが敗れた場合、王座が空位になる変則王座戦で、カモーシェが王座防衛に成功。
現Bellator世界女子フライ級王者のカモーシェは、2013年2月の「UFC 157」でのロンダ・ラウジー戦で「UFC史上初となる女子の試合」を戦ったレジェンド。
2019年8月のUFC世界女子フライ級タイトルマッチで王者ヴァレンティーナ・シェフチェンコに5R判定負けで王座獲得ならず、Bellatorに移籍した。
渡辺華奈を35秒TKOに下すなど、3連勝でジュリアナ・ヴェラスケスのタイトルに挑戦すると、4RTKO勝ちで王座獲得。2022年12月の再戦でもヴェラスケスを2R 腕十字に極めて初防衛に成功している。
対する挑戦者ベネットは、2020年9月にカモーシェとBellatorデビュー戦を戦い、3Rにチョークで一本負けで黒星スタートも、以降はアレハンドロ・ララ、ジャスティン・キッシュに2度勝利し、3連勝で王座挑戦の機会を得たが、今回の体重超過で勝っても王座獲得とはならない変則王座戦となった。
翌日の渡辺華奈vs.イリマレイ・マクファーレンにも連なる女子フライ級戦。ベネットは体重超過も、カモーシェが王座戦を望んだためベルトが懸けられることに。カモーシェが敗れた場合、王座が空位になる。
1R、スピンキックを狙うカモーシェ。その際で上を取るベネット。下からハーフのカモーシェは腰を切りフルガードに戻すと金網までエビ。
ベネットは圧力をかけて押し込んでカモーシェの首を殺すと、カモーシェは横に首を逃がすが、なおも押し込むベネット。カモーシェに蹴り上げもさせずに押し込む。バック狙うカモーシェは下のままゴング。
2R、頭を振り左右のベネットに、左ローを打ち、ワンツーを放つカモーシェ。ベネットの打ち終わりに右を狙い、シングルレッグへ。しかし、ベネットはスイッチからバックへ! 半身から立とうとするカモーシェのバックを狙うベネット。正対して離れるカモーシェ。
常に頭を振るベネット。カモーシェは右の素早い水面蹴りは空振りも、続けて右スーパーマンパンチで組みに。しかしすぐに体を入れ替えるベネットがシングルレッグへ。そこにカモーシェがギロチンを狙うと、ベネットはダブルレッグテイクダウン! カモーシェに背中を着かせる。
3R、左右にステップを踏んで的を絞らせないベネット。カモーシェは左インロー。しかし右アッパーは空を斬る。その打ち終わりにベネットはシングルレッグからダブルレッグへ。
頭を抱えるカモーシェをリフトしてテイクダウンを奪うと、早々に背中を着けさせて、ハーフからヒジを脇腹に突く。足を戻すカモーシェをすぐに潰して上のままゴング。
4R、左インローを当てるカモーシェ。右フックをもらいながらもベネットはシングルレッグへ。そこにノーアームギロチンチョークを狙うカモーシェだが、首を抜くベネットはシングルレッグへ。
そこに腹固めを狙うカモーシェ。左上を両足で固定しヒジを打ち込む。しかし左腕を抜いたベネットに、カモーシェはマウントに!
ヒジを突き、右脇に頭を突っ込み肩固めに行くが、サイドに抜ける側がケージでスペースが無いが、右足をニーオンのまま、肩固めを極めたカモーシェがタップを奪い、4分29秒、逆転の一本勝ちを極めた。
試合後、王者カモーシェは「気分は最高。私は特別じゃない。私に出来ることはみんなにも出来る。家族との妻との時間を楽しみたい」と笑顔で語った。
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▼ヘビー級 5分3R〇ティム・ジョンソン(米国)16勝9敗 262lbs(118.84kg)[判定3-0] ※29-28×3×サッド・ソウマ(米国)8勝5敗 239.2lbs(108.49kg)
1R、右の前蹴り、左のダブルで前に出るソウマにダブルレッグからリフトしてテイクダウンはジョンソン。
2Rにもミドルを突くソウマ。組んで四つのジョンソンはヒザ蹴り。右ハイのソウマにパンチ連打で出るジョンソン。そこに間合いを取り蹴りを突くソウマ。
最終ラウンドに右のダブルで前に出るジョンソン。金網背にするソウマは突き放すが、ジョンソンは詰めてボディロックテイクダウン、そのままサイドを奪う。
ケージを蹴って後転して立つソウマは左右も、詰めるジョンソンがケージに詰めてテイクダウンもゴング。
判定は3-0(29-28×3)でジョンソンが接戦を勝利した。
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▼女子フェザー級 5分3R〇サラ・マクマン(米国)14勝6敗 145.6lbs(66.04kg)[判定3-0] ※29-27. 30-27, 30-26×アーリーン・ブレンコウ(豪州)15勝10敗 146lbs(66.22kg)
詰めて右ストレートを浴びせる2位のブレンコウに、組んでヒザ、左足にシングルレッグでテイクダウンは初参戦の元UFCマクマン。
ブレンコウも投げを切り返して上を取るが、組みで優位に立つマクマンは、最終回も右で差して押し込みボディロックから後方に投げてサイド奪取。
押さえ込んでコツコツとパウンド、ヒジ。判定3-0(29-27. 30-27, 30-26)で勝利。フェザー級に上げた42歳のマクマンは、「パンチが強かったけど、UFCでもやってきたから」と笑顔で勝利者インタビューを受けた。
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▼バンタム級 5分3R〇ダニー・サバテーロ(米国)14勝2敗 135.6lbs(61.5kg)[2R 4分10秒 リアネイキドチョーク]×マルコ・ブレノ(ブラジル)15勝3敗 136lbs(61.69kg)
バンタム級5位のサバテーロは、ATT所属で堀口恭司の盟友。2022年のバンタム級ワールドGPにワイルドカードから勝ち上がり、2022年12月の準決勝でラフェオン・ストッツの暫定王座に挑戦。テイクダウン&コントロールもダメージを与えられずスプリット判定負け。
対するブレノは25歳のノーランカー。2022年8月に欠場選手の代役でBellatorデビューし、いきなりバンタム級9位のジョシュ・ヒルに判定勝ち。2戦目でNCAAディビジョン1レスラーのサバテーロをも攻略するか。
1R、ともにオーソドックス構え。堀口恭司の盟友サバテーロのダブルレッグを2度切るブレノは右カーフキック。サバテーロのジャンプしてのダブルレッグにも小手を巻き凌ぐと、逆にブレノからダブルレッグへ!
しかし、ここに右手を股に差し込み、バックを奪うサバテーロがバックからヒザ。立ち上がるブレノをスタンドバックで持ち上げて、両手を着かせるとリアネイキドチョークへ。4の字フックを組むも極め切れず。
2R、ワンツーのブレノ。サバテーロはシングルレッグも切るブレノは左から右! しかし下がるサバテーロがカウンターのシングルレッグからすぐにテイクダウン、ハーフから上体を立てたブレノに肩固めの形で固める。外して座るブレノに背後から寝かせてパウンドするサバテーロ。
両足で束ねると、足を抜いて正対するブレノが足を戻してガードからヒザ十字へ! これを外したサバテーロは背中を見せかけたブレノにリアネイキドチョークへ! 目を閉じてズラしたブレノをサバテーロはマウント&パウンド、リアネイキドチョークを極めた。
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▼ウェルター級 5分3R〇レヴァン・チョケリ(ジョージア)12勝2敗 169.6lbs(76.92kg)[判定3-0] ※30-27×2, 29-28×マイケル・ロンバルド(米国)13勝4敗 170.8lbs(77.47kg)
1R、ともにオーソドックス構え。左から右のチョケリにロンバルドも右で押し込み、後方にスリップするチョケリ。右ストレートから左、右カーフを打ちこむ。さらに右アッパー狙い。
ロンバルドは身体を上下させながらスイッチからオーソに戻す。左ジャブ、右オーバーハンドで飛び込むロンバルドに、チョケリは内股テイクダウン! すぐに立つロンバルドが押し込みダブルレッグからクラッチしてテイクダウン!
ハーフから右で小手に巻いて立ち上がるチョケリは、ロンバルドと際の取り合いで上に。しかしここもすぐに立つロンバルドが左で差して押し込むが、再びチョケリは払い腰! ここもすぐに立つロンバルドに崩したチョケリはがバック狙い。立って押し込むロンバルドに、ヒジを突き、右ミドルハイ、拍子木にダブルレッグテイクダウンを決めるチョケリ。
2R、ワンツーで詰めるロンバルドをいなして回るチョケリ。ロンバルドは右カーフ。頭を下げて打つロンバルドにチョケリは右アッパー狙い。さらにワンツーから先にシングルレッグへ。体を入れ替えるロンバルドは左で差して押し込み。さらに右差しに変えて頭をアゴ下につける。小手巻きから払い腰を狙うチョケリだが潰れる。すぐに立つチョケリをダブルアンダーで両脇差して押し込むロンバルド。
クラッチが切れると、チョケリは小手投げ。ここも残すロンバルドに左右を突いいてダブルレッグテイクダウンはチョケリ! 金網背にすぐに立ち上がるチョケリはスイッチから片足を持ち上げて上を取ろうとするが、立て直したロンバルドがなおも密着。右脇に頭を差し込み、ボディロックから崩して手をつかせようとするが、バックにはつけず。
3R、サウスポー構えを見せて詰めるチョケリは右カーフ。さらにロンバルドの詰めに右アッパーを狙うも空振り。サウスポー構えも見せるチョケリ。オーソになると右アッパーは空を斬る。手数が減ったロンバルドに左ジャブ、右フックで前に出るチョケリは二段蹴りも。
ロンバルドの左右の押し返しをさばき、シングルレッグも足を飛ばしてがぶりに。しかし片足を外さないロンバルドが尻を着かせると、そこにリアネイキドチョーク狙いはチョケリ。しかし前に落としてロンバルドが上に。
腰を抱いて引き寄せようとするロンバルドに首投げからバックを取られず上を取ってサイドを奪うチョケリがヒジを落としてゴング。判定は3-0(30-27×2, 29-28)でチョケリがBellator2連勝を決めた。
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▼ライト級 5分3R〇キリズ・モタ(ブラジル)15勝3敗 156lbs(70.76kg)[2R 2分14秒 リアネイキドチョーク]×ケネス・クロス(米国)13勝4敗 155.2lbs(70.39kg)
バックからテディベアで座らせたモタが、両足はフックせず片ヒザ立ちで上体を合わせて顔を寄せてアントニオ猪木ばりのスクイーズからチョークで絞めた。
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▼ヘビー級 5分3R〇タイレル・フォーチュン(米国)13勝3敗 259.6lbs(117.75kg)[1R 3分26秒 反則] ※後頭部脊髄への反則の打撃×セルゲイ・ビロステンニ(ロシア)10勝3敗 240lbs(108.86kg)
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▼フェザー級 5分3R〇クリス・レンシオーニ(米国)11勝3敗 152.4lbs(69.12kg)※体重超過[2R 3分39秒 後ろ三角絞め]×ブレイク・スミス(米国)7勝4敗 146.2lbs(66.31kg)※体重超過
スタンドバックから右足をかけて左脇に頭潜り、ツイスターの形で後方に引き込み。反転して上を取ろうとしたスミスに上を取るレンシオーニが押さえ込んでバックに回ると後ろ三角絞め。パウンドを落としながら右ヒジも伸ばして極めた。
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▼ミドル級 5分3R〇シャラフ・デヴラトムロドフ(タジキスタン)19勝4敗1分 185.4lbs(84.09kg)[判定3-0] ※30-27×3×アンソニー・アダムス(米国)9勝4敗 185.6lbs(84.18kg)