2023年4月21日(金)東京・後楽園ホール『RISE 167』の前日計量&記者会見が20日(木)都内にて14:00より行われた。
セミファイナルのISKAオリエンタルルール世界フライ級(-53.5kg)王座決定戦3分5Rで対戦する、大﨑一貴(OISHI GYM/第2代RISEスーパーフライ級王者)は53.45kg、“Weedy”ニコラス・リヴァース(Fight Center one/RING OUT-54kg級王者)は53.50kgでそれぞれ計量をパス。
タイトルマッチ調印式を終え、会見に臨んだ大﨑は「明日はISKA世界のベルトに挑戦させてもらうことになりました。必ず倒して7月のRISE WORLD SERIES -54kg世界トーナメントにも参戦するのでお楽しみに」と、ISKA世界王者として世界トーナメントに参戦すると宣言。
ISKAの推薦を受けて初来日したリヴァースは「明日はこれまでトレーニングしてきたことを出す。このベルトは自分のものだ」と、大﨑にベルトは渡さないとした。
初めて顔を合わせた印象を聞かれると、大崎は「背が大きいなって感じですかね。練習でも大きい相手と練習してきているので全然問題ない範囲内でした」と、9cmの身長差(大﨑160cm、リヴァース169cm)も問題ないとする。
リヴァースは「あまり印象はない。特に何も印象を受けなかった。明日いい試合をすることが自分の目標だ」とし、「とても強くて頭がいい動きをする選手。ただ、それを踏まえてトレーニングをしてきた」と自信満々。
17連勝2連続KOの大﨑の攻撃力にも耐えうる自信があるかと聞かれても「もちろんだ」とニッコリ。
大﨑は「1Rから行きたいと思っていますし、いつもと違う技で倒したいと思っています。それをずっと練習していいたのでその技で倒したい」と、何やら新技がある様子。その技でKOしたいとした。
ずっと欲していた“世界”と名の付くタイトル。そのベルトを目の前にして「間近で見るとより気合いが入るし、必ず明日自分が待ている事を想像しながら明日試合がしたいなと思います」と目を輝かせていた。
なお、ISKAオリエンタルルールとRISEルールの大きな違いはラウンドが3分5Rで延長戦は無し、蹴り足のキャッチや首相撲も動きあれば続けて何発でも攻撃することがOK(RISEはワンキャッチワンアタック)。また、タイオイルやワセリンの塗布も試合に影響がないレベルで認められる。判定基準はRISEルールと変わらないとのことだ。
また、「相手のスネへのローキックは禁止」というルールは現在はなく、スネに当たる可能性があるカーフキックもOKであることが確認された。