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【RISE】王者・直樹が挑戦者に苦言「日本一の団体のチャンピオンになる品格じゃないし、一度でも計量オーバーしている人間はチャンピオンになるべきではない」

2023/04/17 19:04
 2023年4月21日(金)東京・後楽園ホール『RISE 167』にて行われる、RISEライト級タイトルマッチ3分5R無制限延長Rで同級3位・中村寛(BK GYM)の挑戦を受ける王者・直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)が公開練習を行った。  直樹はシャドーボクシングで軽く動いての公開練習を済ませ、質問に答えた。 王者と王者以外ってやつの違いを見せつけてやりたい ――良い感じに仕上がっていますね。 「仕上がりは完璧です」 ――体重はあと何kgぐらいですか? 「あと6kgくらいです」 ――余裕ですか? 「余裕ではないですけど何とかします」 ――初の防衛戦ですがいかがですか? 「RISEで63kgのベルトの防衛戦を最近のチャンピオンはやっていなかったので、何年ぶりかの防衛戦で王者と王者以外ってやつの違いを見せつけてやりたいと思っています」 ――今回初防衛という事で追われる立場のプレッシャーは感じていますか? 「防衛戦だからどうこうっていうのは正直感じていないですね」 ――2022年の3戦3敗という経験はどのように糧にしていますか? 「2022年の負けは良い経験になりました。正直今回の相手は去年やってきた相手より弱いと思っているので、必ず負けないようにしたいです」 ――挑戦者の中村選手からは強気のコメントが出ていますが、そのコメントを聞いてどうでしょうか? 「思っていることは同じですね。僕も王者と挑戦者で実力差があるんじゃないかと思っています」 ――試合のクライマックスは何ラウンドくらいに訪れそうですか? 「1Rじゃないですかね? お互い打たれ強いタイプじゃないけど攻撃力はあるので、どっちが勝つにしろすぐ終わると思います」 ――眼が離せない攻防が続きますね。 「間違いなくそうなると思いますよ。オープンスコアリングシステムとか5Rだからとかそんなのは正直関係ないと思ってます」 ――RISEと直樹ファンにはこの1戦、どんなところに注目をしてほしいですか? 「試合は一瞬で終わると思います。どちらが勝つにしろドロドロの殴り合いみたいにはならなくて、相手も僕も瞬発力タイプの選手なので、パッと当ててどっちかが倒れるみたいな展開になると思うので注目していてください」 [nextpage] 必然的にKOになっちゃう試合です ――中村選手との因縁は2021年9月の試合後に直樹選手がマイクアピールしている最中に、中村選手が椅子をリング上に投げつけたところから始まっていると思うのですが、あの時のわだかまりはまだありますか? 「あれをやられたからどうこうっていう気持ちはないけど、人間的に好きじゃないです」 ――それを詳しく聞いても良いですか? 「品がないじゃないですか。RISEという日本一の団体のチャンピオンになる品格じゃないし、一度でも計量オーバーしている人間はチャンピオンになるべきではないと思っているので、そういう所が人間的に好きじゃないなと思います」 ――「ライト級で君まだ勝ってないじゃないか」と中村選手に発言して、実際に挑戦者まできたことについては認めていますか? 「もちろん。『やっとか、待ってたよ』って思っています」 ――その時からいずれ戦うことになると思っていたわけですね。 「必ず防衛戦は中村選手とやると思っていました。タイミングがYA-MAN選手に勝ったらとかチャンヒョン選手に勝ったらとかあったけど、ことごとくそういうところで彼がこけちゃって長引いていたので、やっと試合が組まれたという気持ちです」 ――その時からある程度意識して対策とかも考えていたんですか? 「意識はしてましたけど、その時から対策をしていたかと言われたら別にそうではないです」 ――先ほど1Rっていう話がありましたが、相手のスタミナ面などを考えると、いなして5Rフルに戦う方が直樹選手の距離感も活かして勝ちやすいと思いますがいかがでしょうか? 「俺も打たれ強くはないので(苦笑)5Rも彼の攻撃力に耐えられないと思うので、その戦い方が勝ちやすいとも限らないんじゃないですかね」 ――それはRISEのチャンピオンとしてKOで勝たなければいけない使命感もありますか? 「それは勿論ありますし、必然的にKOになっちゃう試合ですよね」 ――去年経験したたくさんの試練について、その後に活きている部分はどんなところになりますか? 「大きな一発をもらわないとか、ガードをしっかりするというのを見直してやっています」 ――目の前の試合はありますが、この試合に勝って防衛したらまたGLORYに挑戦したい気持ちはありますか? 「もうその気持ちしかないぐらいあります」 ――中村選手が『THE MATCH 2022』のメンバーに選ばれたことに対してジェラシーはなかったですか? 「ありまくりですよ。中村選手が選ばれて、白鳥選手が選ばれて俺が出ないってどういう事だよって思ってましたし、周りからも『何で出ないの?』って耳にタコができるくらい聞かれました」 ――その時の悔しさを今回ぶつけると。 「そうですね。本当にそういう気持ちもあります」 ――最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。 「今回のタイトルマッチは王者と王者じゃないヤツの違いを見せつける試合をします。必ずアツい試合になると思うので、目を離さず応援よろしくお願いします」
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