扇久保の予想は牛久の判定勝ち(C)おぎちゃんねる
2023年4月29日(土)にケージで行われる『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』(国立代々木競技場 第一体育館)にて、フェザー級(5分3R)で牛久絢太郎(K-Clann)と朝倉未来(トライフォース赤坂)が対戦する。
この一戦をRIZINバンタム級JAPAN GRAND-PRIX 2021優勝者の扇久保博正(パラエストラ松戸)が自身のYouTubeチャンネルにて占った。
扇久保は「ストライカーvs.グラップラーという図式になるんじゃないかな」としながらも、牛久は「だいぶ打撃も凄く強くなっているのでオールラウンダー」、朝倉は「やっぱり打撃のイメージが僕はありますね。左の蹴りが強いイメージがあります」とし、「打撃戦になるんじゃないかなと僕は思います」と打撃戦の展開を予想。
「僕的にはどっちかと言うと、スタイル的にはケージだとやっぱり牛久選手の方が少し有利になって来るのかなと思いますね」とした。
【写真】扇久保が「めちゃくちゃ強い」と評する朝倉未来の左の蹴り
その理由は「ケージに押し込むことが出来るので、そこで削っていくことも出来ますし、打撃を足を使いながら外すことも出来るので。タックルも打撃も出来る牛久選手の方は攻撃の幅が広いので有利になってきますよね」と、よりオールラウンダーの牛久の方が攻撃の幅が広いとする。
さらに「ここ何年かのものを見ていると、伸び的には牛久選手の方が凄い伸びているんじゃないかと僕は思いますね。特にここ1年の伸びは凄いじゃないですか。チャンピオンにもなって。クレベル選手には負けましたけれど、斎藤選手に2連勝していますし、勢いに乗っているなというイメージがありますね。逆に朝倉選手は試合数が少なめなので。どれぐらい練習が出来ているのかなっていうのもあります」と、牛久には勢いがあることも理由としてあげた。
ただし「相性で言えば朝倉未来選手の方がいいと思うんですよ」とも。それでも「ただこの1~2年の伸びとかモチベーションを含めて見るとこの試合に限っては牛久選手の方が乗っているんじゃないかなと僕は見ているので」と、上記の理由から相性を超えるものがあると見た。
展開的には「僕が朝倉未来選手だったら牛久選手とやったらタックルを待ってヒザを合わせたりとかそういうことを考えるので、カウンターで待つ朝倉選手と回りながらいろいろなサイドキックとかパンチとか蹴りとかタックルを混ぜてくる牛久選手という展開になるんじゃないかな」とし、「左ハイがめちゃくちゃ強いんですよね、朝倉選手。そこだけ気を付けていけば、3R使って牛久選手が削っていって判定勝ちかなと僕は予想します」と、3Rフルに使って打撃も組みも入れていく牛久が勝つのではないだろうかと語った。