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【DEEP】フライ級・杉山廣平が原虎徹に一本勝ち! 銀GSBが橘川尋貴からダウン奪う判定勝ち、コマネチゆうたが判定勝ち=DEEP NAGOYA 1st

2023/04/16 15:04


▼DEEP フェザー級 5分2R
〇銀・グラップリングシュートボクサーズジム(グラップリングシュートボクサーズ)
[判定3-0] ※20-18×2, 20-17

×橘川尋貴(イギーハンズ)

 銀は、3月のDEEP名古屋大会で今村滉にマスト判定で敗れたものの、2022年11月の前戦でWARDOG第3代フェザー級王者の拓MAXに2R、右ストレートでダウンを奪いTKO勝ちを収め、MMA3勝1敗に。

 対する橘川尋貴は、MMA9勝3敗1分。ZST時代に関鉄矢とフェザー級王者決定戦を戦ったグラップラー。リング下への落下によるアクシデントで試合途中のスプリット判定で敗れたが、その後、約5年のブランクを経て、2022年9月にDEEPで復帰。浜松大会で樋沼朝光にワンツーでダウンを奪ってのラッシュで2R TKO勝ち。11月の前戦ではDEEP TOKYOで海飛に勝利している強打の佐藤勇駿にスプリット判定で勝利している。長身で組みも強い静岡の橘川か、GSBの名を冠する愛知の銀か。

 1R、ともにオーソドックス構え。橘川は左ロー。詰める銀も左ローを当てる。左ジャブを突く橘川。かわす銀に、左インロー。さらにジャブも詰める銀が右ロー、左インロー。

 橘川は遠間からジャブで牽制。左ボディから右はまだ遠い銀。右ローを当てると、橘川がヒザ着きのダブルレッグも切る銀。今度はケージを背負わせてダブルレッグも差し上げる銀が左をかち上げ離れる。左ジャブを突く銀は左インローも。互いに慎重な展開。

 2R、中央を取る銀に橘川がシングルレッグも切る銀が右ロー。橘川も左インローを返すが、右カーフを狙う銀は左アッパーから右を狙う。これはさばく橘川だが、銀は左ロー。

 ここで橘川の右肩にドクターチェック。再開。

 ステップ踏み左インローを当てる銀。橘川もジャブ・ローも遠い。右ローを突く銀は右フック。その内側から左を狙う橘川、ともに当たらず。橘川は左ジャブを下から。銀はワンツーから右ロー。左ジャブを返す橘川は左ヒザも突くが、かわす銀は「残り時間1分」のコールに、右から左でダウンを奪うと、すぐに立つ橘川に再び左! ダブルレッグテイクダウンで足を手繰る橘川は銀に背中をつかせて押し込みパウンド狙いも、銀が腰を切って避けてゴング。判定3-0で銀が勝利した。

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