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【UFC】フライ級で王者モレノvs.挑戦者パントージャ、マネル・ケイプが前王者フィゲイレードと対戦へ「大きな暴力が起こる」=7.8『UFC 290』

2023/04/14 11:04
 2023年7月8日(日本時間9日)米国ラスベガスのTモバイルアリーナで開催される『UFC 290: Volkanovski vs. Rodriguez』にて、フライ級の注目の2試合が行われることを、ESPNなど米複数サイトが報じた。  メインイベントで、アレックス・ヴォルカノフスキー vs.ヤイール・ロドリゲスのフェザー級王座統一戦が予定されている同大会で、フライ級のタイトルマッチが決定。 ▼UFC世界フライ級選手権試合 5分5Rブランドン・モレノ(メキシコ)王者・21勝6敗2分(UFC9勝3敗2分)アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)挑戦者・25勝5敗(UFC9勝3敗)  王者ブランドン・モレノ(メキシコ)に、3連勝中のアレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)が挑戦する。  2連勝中のモレノは2023年1月の『UFC 283: Teixeira vs. Hill』でデイブソン・フィゲイレードに3R TKO勝ちし、フライ級王座を統一して以来の試合。  対する2位のパントージャは、2022年7月の『UFC 277: Pena vs. Nunes 2』でアレックス・ペレスに1Rネッククランクで勝利して以来の試合。  2016年に『TUF24』の準決勝で扇久保博正に判定負けしたものの、2017年1月にUFC入りしたパントージャは、UFCで9勝3敗をマーク。2021年からはマネル・ケイプ、ブランドン・ロイヴァル、アレックス・ペレスを相手に3連勝。前戦でペレスを91秒で極めた後、王座戦をアピールしていた。UFC6年目、プロデビューから16年目のフライ級王座挑戦となる。 [nextpage] フライ級残留のフィゲレードが3連勝中のケイプと対戦  また、同大会で、デイブソン・フィゲイレードvs.マネル・ケイプのフライ級戦も実施予定(※【追記】フィゲイレードが試合キャンセル) ▼フライ級 5分3Rデイブソン・フィゲイレード(ブラジル)21勝3敗1分(UFC10勝3敗1分)マネル・ケイプ(ポルトガル・アンゴラ)18勝6敗(UFC3勝2敗)※UFC3連勝  フライ級1位のフィゲイレードは、4試合連続でブランドン・モレノと対戦(1勝2敗1分)してきたが、1月にモレノに3R TKO負けで同級王座から陥落。試合後にバンタム級転向を示唆していたが、フライ級に残留してマネル・ケイプと対戦する。  同級9位のケイプは、2019年の大晦日に朝倉海を2R TKOに下してRIZINバンタム級王座を獲得。フライ級に落として、2021年2月にパントージャとUFC初戦を戦い、判定負け。続くマテウス・ニコラウ戦もスプリット判定で敗れるも、以降、オデー・オズボーン、ジャルガス・ジュマグロフをいずれも1R TKO。2022年12月の前戦ではダビッド・ドボジャークからダウンを奪う判定勝ちで3連勝。前王者との対戦を決めた。  2023年3月25日には、『UFC Fight Night: Vera vs. Sandhagen』のメインカードのひとつとしてアレックス・ペレス(米国)と対戦予定もペレスが「メディカルの問題によるドクターストップ」。直前で試合が中止となっていた。  ケイプは2022年4月の『UFC Fight Night 205: Lemos vs.Andrade』で予定されていたスム・ダルジ戦が3日前に中止(禁止薬物トリナボル使用に絡む欠場)、6月の『UFC 275: Teixeira vs.Prochazka』のホジェリオ・ボントリン戦も前日に中止(ボントリンの減量中の体調不良)されており、直前の試合キャンセルが続いていたが、今回は無事に、フィゲレードとの試合に臨むことができるか。  念願の王座挑戦に近づく大一番を前にケイプは14日、「Big violence on way(大きな暴力が起こる)」と激闘を予告している。
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