OFCフェザー級、SBCフェザー級王者など、ロシアやセルビアなどで活躍するビクトル・コレスニック(ロシア)がRIZINに参戦することが分かった。コレスニックのマネージメントサイドが明かしたもの(※追記 5月6日の『RIZIN.42』で今回はライト級(71kg)で岸本篤史と対戦。内容次第で今後フェザー級参戦の可能性もあるという)。
KUZNYA Fight Clubやタイガームエタイで元UFC世界バンタム級王者のピョートル・ヤンらとも練習するコレスニックは、ムエタイを武器とし、MMA23勝6敗1分。
M-1フェザー級王座をかけて、現在UFCで4勝2敗(3連勝中)のネイト・ランドワーとも対戦しており、いずれも判定負けながら、ひとつはダウンを奪うスプリット判定の接戦を繰り広げており、修斗ブラジルライト級王者のチアゴ・シウバには判定勝ちをマークしている。
北コーカサス西部に位置するクラスノダール地方の「KUZNYA Fight Club」所属で、コーカサスのレスリングと、首相撲ヒジ・ヒザを組み合わせたムエタイを武器とし、オーソからの強烈な右ローキック、跳びヒザ蹴り、さらにランドワーをダウンさせた右ハイキックなど、アグレッシブな打撃が持ち味だ。
現在、フェザー級で5連勝中で、直近4試合をフィニッシュ。23勝中6つのKO・TKOに加え、8つの一本勝ちもマークしており、うち5勝をギロチンチョークで極めている27歳のフィニッシャーは、「日本のRIZINで戦える機会をもらえて非常に感謝している。幼少期からPRIDEを見ている俺にとって日本は武道を理解し、尊重してくれるファンがたくさんいる地として認識している。俺はそんな日本のファンが喜ぶようなファイトスタイルで、俺の試合を楽しみにしてくれるファンが増えるような試合を見せたいと思っている。まずは試合を見てもらいたい」とのコメントを発表している。
これまでも前UFC世界ライトヘビー級王者のイリー・プロハースカや、現Bellatorヘビー級王者のワレンティン・モルダフスキー、現ライトヘビー級王者のワジム・ネムコフらを発掘してきたRIZIN渉外担当が招聘するコレスニックは、RIZINフェザー級戦線でどんな活躍を見せるか。
そしてその意図はどこにあるか。