2022年9月に素手ボクシングの『BKFC』に初出場、秒殺KO勝ちを収めたブアカーオ(C)Bare Knuckle Fighting Championship
2023年4月12日(水)の夜、ブアカーオ・バンチャメーク(タイ)が自身のFacebookに動画を投稿。東京にいることを明かした。
ブアカーオは前日に「記者会見に移動中」として、航空機の座席にいる画像を公開。その翌日となる12日にトレッドミルでランニングしている動画と共に「私は東京に来ています。今、私は最初に走ります」と東京にいることを告げ、動画には日本の夜景も映っている。
ランニングでたっぷりと汗をかき、まるで試合が近いかのようなブアカーオ。なぜ東京にいるのか、その理由は明かされるのか。
ブアカーオは2002年12月にルンピニースタジアムで行われた「TOYOTAタイランド・ムエマラソン 140ポンド・トーナメント」の決勝戦で小林聡を破って優勝し、その名が日本にも知られるようになった。2004年7月からはK-1 WORLD MAXに参戦し、トーナメント決勝で魔裟斗を破って初出場初優勝。2006年6月には決勝でアンディ・サワーを破り、MAX史上初の2度目の優勝を飾った。2010年11月にはシュートボクシングの世界トーナメント『S-cup』にも出場し、優勝している。
K-1の活動休止後も世界中で活躍し、高い勝率を誇った。コロナ禍のためリングから離れていた時期もあったが、2022年7月に約3年ぶりに復帰。32勝10敗の戦績を持つドミトリー・ヴァラッツに完勝して240勝目をあげると、2022年8月には三浦孝太とエキシビションマッチを行い、続く9月には素手ボクシングの『BFKC』に初出場して110秒でKO勝ち。10月にも佐藤嘉洋とエキシビションマッチを行っている。
もし、日本での試合が実現されれば2013年10月の佐藤嘉洋戦以来、実に10年ぶりとなるが、果たして。