【RIZIN】朝倉未来が公開練習で自信満々、牛久は「どこが強いのかあまり分からないですね。警戒しているものはあまりないです」

　2023年4月29日（土）東京・国立代々木競技場第一体育館でケージで行われる『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』で、牛久絢太郎（K-Clann）と対戦する朝倉未来（トライフォース赤坂）が、11日（火）都内にて公開練習を行った。 　朝倉はミット打ちで左ミドル、ワンツー、ヒザ、右ミドルを軽く打ち始め、徐々にスピードとパワーを上げていった。 　ミット打ちを終えると「（コンディションは）とてもいいです」と朝倉。 「格闘家の朝倉未来にまた期待してもらえるような試合、というのが自分の中のテーマ」だと言い、ブランクに関しては「何もないですね。もう20戦以上やって来たので1年半空こうが何も関係ないです」と全く関係ないとした。 　大晦日に試合が発表され、試合まで約4カ月の期間があるが「とてもいいですね。毎回こんな感じにしてもらいたいです。年末には決まっていたので約4カ月くらいいいトレーニングが出来ました」と、期間が長いことでいいコンディションを作り上げたとする。 「フィニッシュのイメージはけっこうありますね。あまり言えないんですけれど、これは決まるだろうなってものが何個かあって。試合展開の予想は相手次第ではありますけれど、どちらにしてもけっこう打撃戦になると思います」と、打撃戦になることを予想。 　牛久について改めて聞かれると「どこが強いのかあまり分からないですね。全体的にまあまあ強いんじゃないですか。あと四つとか腕の力が強いんじゃないかなと思っていて。でも、そこが弱点なんじゃないかなと思っていますね。警戒しているものはあまりないです。普通に戦えば俺が勝つ」と、牛久とはレベルが違うと言わんばかりだった。 　無冠の“路上の伝説”朝倉未来は、フルコンタクト空手・相撲がベース。『THE OUTSIDER』を経て、DEEP、ROAD FC等で活躍し、2018年8月にRIZIN初参戦。7連勝をマークするも、2020年11月のRIZIN初代フェザー級王座決定戦で斎藤裕に判定負けで戴冠ならず。 　2020年大晦日の弥益ドミネーター聡志戦で1R TKO勝ちで復活するも、2021年6月にクレベル・コイケに一本負け。2021年10月に萩原京平に、12月に斎藤裕にいずれも判定勝ちで2連勝。2022年9月にフロイド・メイウェザー・ジュニアとボクシングルールで戦い、2R TKO負け。1年5カ月ぶりのMMA復帰戦に臨む。 　対する牛久は、現DEEPフェザー級王者で元RIZINフェザー級王者。柔道ベースで、PANCRASE、DEEPを経て、2021年10月、RIZIN初出場で当時の王者・斎藤裕と対戦し、2R ドクターストップによるTKO勝ちで王座獲得。 　2021年12月に神田コウヤを相手にDEEPフェザー級2度目の王座防衛に成功すると、2022年4月の「RIZIN.35」で斎藤裕と再戦し、判定勝ちでRIZINフェザー級王座の初防衛にも成功。しかし、2022年10月「RIZIN.39」でクレベル・コイケに一本負けで王座から陥落している。