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【Bellator】ジェイムスが元UFCゴルムをTKOでベイダーに宣戦布告、熱闘女子フェザー級はジンガーノがマッコートを下す、ジェフリー下したソルターが引退、コーガンがTKOで無敗対決制す! ヒョードル軍団トコフが無敗ギブソンJrをTKO、ベンヘン妻マリアは一本負け

2023/04/01 09:04
Bellator293 速報 2023年3月31日(日本時間4月1日 AM7時30分~U-NEXT配信)米国カリフォルニア州テメキュラ・ペチャンガリゾートカジノ 【メインカード】 ▼ヘビー級 5分3R〇ダニエル・ジェイムス(米国)[3R 0分26秒 TKO] ※右アッパー→左右フック×マルセロ・ゴルム(ブラジル)  メインカードで、ヘビー級ランキング5位、元UFCのマルセロ・ゴルム(ブラジル)と、7位でBellator2連勝中のダニエル・ジェームス(米国)が対戦。  1R、右カーフを当てるゴルム。ジェームスはその蹴り足を掴んでテイクダウン。立つゴルムは金網際で体の入れ替え。ジェームスも入れ変えて押し合うなか、ジェームスは金網背にしながらも最後に突き放し、ジャブ、右フックで前に出る。  2R、右前蹴りから右カーフを当てるゴルム。さらに前足に左インローも。左で差して押し込むゴラム。ダブルレッグに切り替えるも差し上げようとするジェームス。しかしゴラムが大内刈狙いでテイクダウン! 左で枕にして肩をアゴに当ててジェームスに背中を着かせると、ハーフから左脇にパンチ、左ヒジも。  3R、あとが無いジェームスはゴングと同時に左右で前に。間合いを詰められカーフも蹴れないゴラムの組みを突き放したジェームスは、左ジャブのダブルで前に。被弾しながらサークリングするゴラムを追うジェームスは、再び左ダブルで詰めると、右アッパー! アゴが上がったゴラムに返しの左フック、さらに右フックも当てて、ゴラムをTKOに下した。  両手を挙げ腰を落として力士のようにポージングのジェームスに場内は大歓声。最終ラウンドにTKO勝ちで5連勝を決めた地元のジェームスは、「チャンピオンがそこにいるだろう? ベイダーのファンだけどやろう」と、ケージサイドの王者に宣戦布告した。 [nextpage] ▼女子フェザー級 5分3R〇キャット・ジンガーノ(米国)[判定3-0] ※30-27, 29-28×2×リア・マコート(北アイルランド)  女子フェザー級1位で元UFCのキャット・ジンガーノ(米国)が、4位のリー・マッコート(北アイルランド)と対戦。  1R、左オーバーハンドからジンガーノがダブルレッグテイクダウン。立つマッコートはヒザ。左で差して脇を潜りスタンドバックに。正対するジンガーノにマッコートはなおも左で差して金網に押し込みテイクダウン。袈裟固めもしジンガーノがバックを奪う。  2R、ジンガーノの左の蹴りを潰して軸足払いテイクダウンはマッコート。バックに乗るがジンガーノが落として上を取りに。最後はジンガーノがバックを奪いゴング。  3R、体格差を活かして小外がけテイクダウンはマッコート。下のジンガーノはハーフから右で差して起き上がろうとするが、そのシングルレッグを潰そうとするマッコート。ジンガーノは足を手繰り上に。金網まで這い立ち上がるマッコートに左ヒザを突くジンガーノ! 顔面をカットしたマッコートは巻き込み払い腰テイクダウからバックを奪うが、最後にジンガーノが正対して上になったところでゴング。  熱戦の判定は3-0(30-27, 29-28×2)でジンガーノが勝利。「ダメージを与えていこうと思った。(サイボーグが持つ)ベルトは空位なんでしょ? ベルトを獲りたい」と語った。 [nextpage] ▼ミドル級 5分3R〇ジョン・ソルター(米国)[判定3-0] ※30-27×3×アーロン・ジェフリー(カナダ)  元UFCのジョン・ソルター(米国)が、元CFFCミドル級王者でDWCSにも2度出場し現在3連勝中のアーロン・ジェフリー(カナダ)と対戦。  1R、サウスポー構えのソルターに、オーソドックス構えのジェフリーは右を突くが、先にダブルレッグでテイクダウンを奪うソルター。背中を着かされたジェフリーは金網まで這い立ち上がると上に。  2R、中央に出るジェフリーは左右で詰めて右で差して組み。しかし体を入れ替えてダブルレッグはソルター。ジェフリーを崩すが、立て直すジェフリーが体を入れ替える。しかしソルターが再び入れ替えてダブルレッグテイクダウン。後ろ手から右手を掴んでコントロールし、左手で細かいパウンド。  3R、詰めるジェフリーの左右を掻い潜り、シングルレッグテイクダウンはソルター。後方に一度引き込んでから上体を前にしたジェフリーに左足をかけてバック、4の字ロックに。  立ち上がるジェフリー。後方から4の字に組んだ足を左ヒザから右ヒザ裏にかけて“おたつロックで”キープするソルター。背負うジェフリーはそれを外すが、4の字はキープしたソルターが背中に乗ったままゴング。  判定は3-0(30-27×3)でソルターが勝利。試合後、38歳のソルターは赤のオープンフィンガーグローブをマットに置いて「つまらなかったことは分かっている。相手はベストのジェフリーだった。セコンドのバーバリーナや妻に感謝したい」と語った。 [nextpage] ▼ライト級 5分3R〇アーチー・コーガン(米国)[1R 3分33秒 TKO]※右フック×ジャスティン・モンタルヴォ(米国)  カレッジレスリングの猛者でMMA6勝無敗・Bellator2連勝中の元LFA・EAGLE FCのアーチー・コーガン(米国)が、同じくMMA5勝無敗(全試合KO勝ち)でBellator2連勝中のジャスティン・モンタルヴォ(米国)と無敗対決。モンタルヴォはアマチュアボクシング王者出身。  1R、サウスポー構えでシャープな右ジャブのコーガン。右ロー、左ボディを突く。オーソのモンタルヴォは左フック、コーガンは今度は右ボディを突く。さらに右カーフキックも。  前に詰めるモンタルヴォに、コーガンは左右のコンビネーション。モンタルヴォが下がると首相撲からのクリンチボクシングも。モンタルヴォの右に、コーガンはダブルレッグテイクダウン! モンタルヴォがすぐに立つとコーガンは離れる。  モンタルヴォが左フックを振ると、コーガンは右をヒット。詰めるモンタルヴォだが、近距離でコーガンはなおも前手の右を当てる。ケージを背にしたサウスポー構えのコーガン。  オーソのモンタルヴォの左から右に、カウンターの前手の右ジャブでダウン奪うと、パウンドアウト! MMA7勝無敗・Bellator3連勝をマークし、ライト級トップ10ファイターとの試合を望んだ。 [nextpage] ▼ライトヘビー級 5分3R〇ルーク・トレイナー(英国)[1R 2分58秒 リアネイキドチョーク]×サリバン・コーリー(米国)    1R、左右から組みに行くコーリー。ボディロックからスタンドバックについて崩してヒザ蹴り。足首をを掴みテイクダウンを奪うが、トレーナーも尻餅から立ち上がり、正対。  四つから倒してバックテイク。両足をフックしリアネイキドチョークでタップを奪い、一本勝ち。ケージの中でプロポーズにも成功した。 [nextpage] 【プレリミナリー】 ▼ヘビー級 5分3R〇ラキム・クリーブランド(米国)[3R 3分55秒 10フィンガーギロチンチョーク]×クリスチャン・エドワーズ(米国)  1R、オーソドックス構えのエドワーズに、サウスポー構えのクリーブランドは左インロー。エドワーズも右ローを蹴り返す。  シングルレッグからケージに押し込み右で差して崩してテイクダウンはエドワーズ。ハーフガードのクリーブランドにヒジ。マウントになると、クリーブランドは亀になって凌ぐ。  2R、右ミドルハイはエドワーズ。さらにワンツーの右でクリーブランドに金網を背負わせるとダブルレッグへ。差し上げるクリーブランドは左ヒジも押し込まれる。スタンドでローはクリーブランド。その打ち終わりにエドワーズは組んで押し込む。  3R、右の蹴り、右ストレートからダブルレッグはエドワーズ。しかし差し上げるクリーブランドが押し返すと、疲れたかエドワーズが離れる。  互いに疲弊したか手数が減るなか。サウスポー構えにスイッチして右ローはエドワーズ。しかしクリーブランドも右を返す。さらに左インローでエドワーズのバランスを崩すと、ケージに押し込んでノーアームの10フィンガーギロチンチョーク。エドワーズは右手で腰を叩くように掴むと、クリーブランドは「タップした」とレフェリーにコール。レフェリーはそれを確認しなかったように見えたが、タップアウトを認めた。  試合後、クリーブランドは「足にタップしたんだ。契約が続くといいな」と語った。 [nextpage] ▼ライト級 5分3R〇マイク・ハメル(米国)[1R 0分42秒 TKO] ※左ハイ→パウンド×ニック・ブラウン(米国)  1R、サウスポー構えのハメルはブラウンをケージに詰めると左ハイをヒット! 前のめりに倒れたブラウンは足を手繰ろうとするが、パウンドに頭が落ち、レフェリーが間に入った。  ハメルはセコンドのベンソン・ヘンダーソンとハグ。「滅茶苦茶ハードに練習してきた。次は誰でもいい。ビッグブラザーのベンソンのように俺も突き進む」と語った。 [nextpage] ▼ライト級 5分3R〇アダム・ピコロッティ(米国)[3R 4分26秒 リアネイキドチョーク]×マンデル・ナーロ(カナダ)  3R通してバックを奪ったピコロッティ。ナーロも後ろ手を剥がして再三凌ぐが、最後は最終Rに4の字ロックからリアネイキドチョークを極めた。ナーロは初の一本負け。ピコロッティはマンスール・バルナウイ戦の一本負けからの復活。 [nextpage] ▼女子フェザー級 5分3R〇サラ・コリンズ(豪州)[1R 2分43秒 Vクロス]×パム・ソーレンソン(米国)  女子フェザー級で元Invicta FC王者のパム・ソーレンソン(米国)と、Eternal MMAなどで3連勝のサラ・コリンズ(豪州)が対戦。  コリンズは首投げから袈裟固めでパウンド、両足に腕を挟んでVクロスを極めてタップを奪った。 [nextpage] ▼ウェルター級 5分3R〇ジェフ・クレイトン(米国)[判定2-1] ※29-28×2, 28-29×ジョーイ・デイヴィス(米国) [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇ルーカス・ブレナン(米国)[1R リアネイキドチョーク]×ジョシュ・サンディエゴ(米国)  1R、ともにサウスポー構え。左右突いて左で差して押し込む22歳のブレナンは脇を潜り、バックに。右足をかけて4の字ロック。  背負って立つサンデェゴに左腕を喉下に巻いて、リアネイキドチョークを極めた。クリス・ブレナンの愛息ルーカス・“スカイウォーカー”・ブレナンは4つ目のリアネイキドチョークでの勝利でMMA8戦無敗となった。 [nextpage] ▼ライト級 5分3R×ランス・ギブソンJr(カナダ)[1R 1分02秒 TKO] ※左ジャブ→パウンド〇ウラジミール・トコフ(ロシア)  7戦無敗の親子鷹ランス・ギブソンJr(カナダ)が、前戦でジェイジェイ・ウィルソンにスプリット判定で敗れ7勝2敗のヴラジミール・トコフ(ロシア)と対戦。  1R、サウスポー構えのギブソンJrは左ミドル。オーソのトコフは右スーパーマンパンチ。さらにシングルレッグも切るギブソンJr。その離れ際に右を放つトコフ。  ギブソンJrは左ミドルを放つが、そこにトコフはカウンターの左ジャブ! ギブソンJrがダウンするとすかさずパウンド3発。ギブソンJrを失神TKOに下した。ヒョードル軍団のトコフは再起を飾った。 [nextpage] ▼120ポンド契約 5分3R〇ランディ・フィールド(カナダ)[判定3-0] ※30-27, 29-28×2×アシュリー・カミンズ(米国) [nextpage] ▼バンタム級 5分3R〇ブライス・メレディス(米国)[2R 3分11秒 リアネイキドチョーク]×ブランドン・カリーリョ(米国)  1R、ともにオーソドックス構え。先に圧力をかけるオールアメリカンレスラーのメレディスは金網に詰めてダブルレッグテイクダウン。  カリーリョのバックに乗る。カリーリョは背後の頭を掴んで前方に落とすが、すぐにメレディスはダブルレッグテイクダウン。  パウンドから背中を見せるカリーリョにバックを奪うと、亀になるカリーリョにバックマウントからパウンド。仰向けにさせてリアネイキドチョーク狙い。カリーリョの手を対角で縛りパウンド。手首を外したカリーリョだが背後のメレディスは外せない。  2R、左を振ってダブルレッグのメレディスに、首を抱えてアナコンダ狙いのカリーリョだが、下になる。すぐにバックを奪うメレディス。スクランブルから立つカリーリョだが、すぐに組んで崩すメレディスはパスガードから肩固め。極め切れずマウントに移行したメレディスはパームトゥパームでリアネイキドチョークを極めた。 [nextpage] ▼女子ストロー級 5分3R〇マッケンジー・スティラー(米国)[1R 3分17秒 腕十字]×マリア・ヘンダーソン(米国)  女子ストロー級で、ベンソン・ヘンダーソンの妻マリア・ヘンダーソン(米国)がBelletorプロデビュー。マッケンジー・スティラー(米国)と対戦する。  マリアは、LFAとBellatorでアマチュアの試合を重ね、3連勝(2つの一本勝ち)。2022年7月のLFAでプロMMAデビューを果たし、三角絞めに固めながら下からアメリカーナを極めたことで話題となった。  今回、夫が引退したBellatorと契約をかわし、夫婦Bellatorファイターとなった。ベンソン同様のコール時のハートマークも人気となっている。対するスティラーは柔道&柔術ベース。プロMMAでは0勝0敗。  1R、サウスポー構えのヘンダーソンはワンツーの左で詰める。オーソのスティラーは先に左ミドルを当てる。さらにヘンダーソンのローキックにスティラーはカウンターの右ストレートでダウンを奪うと、下のヘンダーソンは足関節、内ヒールフックでスティラーに尻餅をつかせる。  ヒザを伸ばされそうになったスティラーはヒザを曲げて潰してパウンド! 亀になるヘンダーソン。バックマウントから足を伸ばすスティラーはパウンド・鉄槌を連打。  仰向けになったヘンダーソンに腕十字。いったんは後転したヘンダーソンだが、スティラーは再び仰向けにさせて腕十字を極めた。
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