「今までで一番体調がいい」と芦澤KOに自信をのぞかせた皇治
2023年4月1日(土)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)にて開催される『RIZIN.41』の公開計量が3月31日(金)15時15分から大阪市で行われ、全選手が計量をパスした。
メインイベントのRIZINキックボクシングルール61.0kg契約3分3Rで対戦する、皇治(TEAM ONE)と芦澤竜誠(Battle-Box)は共にリミットちょうどの61.0kgで計量をパス。
計量後の皇治に芦澤の印象を聞くと「ちっちゃいな。もうちょっと頑張るかなと思ったら疲れていましたね」と、芦澤が小さく見えたという。「65kgとかでずっとやっていたんでね。だから(階級が)上のヤツとやってきたからでしょうね。ちっちゃく感じる」と、ジジ戦などを経験したため小さく感じたようだ。
「戦争ですよ、これは」とこの日に口にした皇治。前日の個別インタビューでは、芦澤が作戦が通用しなかった場合は「死ぬ覚悟で突っ込んでいけばいい」と言ったことに対して「もう死んでもらいたいね(笑)。アホですよね。俺もアホやけれど俺よりアホやねん。俺の二番煎じ」と切り捨てた。
だいぶリラックスしているのではないかと聞かれると「今までで一番体調がいいんじゃないですか。久しぶりの減量やったですけれどね、めっちゃ体調いいですよ」とベストコンディションを作れたという。
パンチのキレが増したのではとの問いにも「それはあるっすよ。パンチの技術が凄くなったんでね、それを見せたいですよ。まあ、全てが違いますよ」と、ボクシング技術を始めとして全てで上回ると断言。
3R以内にKOするのか、と聞かれると「もちろんそうですし、明日は俺の大会でしょう。俺がいるから満杯になりましたし、俺の大会やと思っているんで。ここで俺がコケたら、悪夢のバッティングが再来したら地獄なんで。そうしないようにしないとね。1回目のインテックアリーナの時は俺が潰したんですよ。俺が開催して、俺がチャンピオンベルト作って潰してもうて。2回目は俺が梅野にしっかり勝って成功させて、そして今回は大成功ですよ。梅野の時は判定やったからね、今回は倒さないとね」と、地元・大阪での大会を今度こそ大成功に終わらせると誓った。
バッティングは大丈夫ですかとの質問にも「バッティングは絶対にあかんって。絶対にあかん、バッティングだけは。それはもう古いですよ」と、もうバッティングはないと笑う。
そして、芦澤戦はメイウェザー戦の予行練習に過ぎないのかとの言葉に「そういうことですよ。メイウェザーが全てですから。メイウェザーが本命です」と、メイウェザー戦実現へのアピールにしたいと話した。