UFC、Bellatorと世界で戦ってきた中村K太郎(C)RIZIN FF
2023年4月1日(土)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)『RIZIN.41』に出場する選手たちの個別インタビューが、3月30日(木)大阪府内にて行われた。
第8試合のウェルター級(77.0kg)5分3Rでストラッサー起一(総合格闘技道場コブラ会)と対戦する中村K太郎(K太郎道場)が出席。共にUFCとBellatorを経験してきた者同士で、“裏メイン”とも呼ばれるこの一戦。2019年12月以来の復帰戦、2015年7月以来の日本人対決にベテランは何を思う。
3Rかけて、最後にはフィニッシュしたい
「久々の試合なので、減量も久々なのでパスできるように頑張りたいと思います」
――K太郎選手はRIZIN久しぶりの参戦だが周りからの反響は?
「新たにジムを始めたので会員さんたちが応援してくれたりとかしてますね。久々でもSNSでの評価はそんなに下がっていないのかなってイメージです」
――今回の試合へ向けて強化したことや取り入れたことは?
「ずっと練習自体はやっていたので。柔術の試合にも出ていたので、そこら辺は新しい技術だったりは採り入れられていると思います」
――改めて対戦相手の印象は?
「お互いUFCに出て来た選手で、基本的な能力も高いと思っていまし。どちらかというと組み技の選手で、自分も組み技はそんなに弱くはないのでそこで負けないようにしたいと思っています」
――初めてK太郎選手の試合を観る人にどんなところを見てもらいたい?
「アグレッシブな面白いと思えるようなところ、技術的なこともRIZINの中でもそこそこ高めのレベルの組み技の場面を見せられるかなと」
――奥様の杉山しずか選手からかけられた言葉は?
「凄い応援してくれていると思うので、観にも来てくれるのでいいところを見せられるように頑張りたいと思います」
「相手のストラッサーさんも早いラウンドでフィニッシュされていることはないので、長丁場になるというか。3Rかけて、最後にはフィニッシュしたいと思っています」
――最後は裸絞めで?
「はい」
――ストラッサー選手とは以前練習していた。実際組んだ時の印象は?
「実際に組んだ時も強かったなと。サブミッションもある、住村選手を肩固めで極めたりもしていますし。実際組んでみて油断していたら危ないなって印象です」
――その組み技・寝技はタイプが違うとストラッサー選手は言っていたが?
「うーん、ストラッサーさんの方がしっかりMMAの中で抑え込みながら極めに行くような感じですかね」
――K太郎選手の方がより寝技的?
「そうですね。動きのあるような、動かせながら極めに行くタイプだと思います」
「はい、打撃も寝技もしっかりやって来ました」
――勝負を決めるポイントは?
「やっぱりフィジカルとか、持久力で攻め負けないように。どっちが消耗していったらそのまま押しきれるんじゃないかなって印象です」
――今回の試合を機に、またRIZINで試合をしていきたい?
「結果次第ですかね」
――そうなった場合の目標は?
「継続参戦できるならいい勝ち方をしてウェルター級にもベルトが設定されるような感じで、ウェルター級が盛り上がるようにしたいなと思います」