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【ONE】因縁の一戦はハム・ソヒが平田樹に危なげなく判定勝ち。山北渓人が元王者シウバにノンストップの3Rで判定勝ち!スーパーレックがKO初防衛、ロドリゲスがトッド下し王座統一=『ONE Fight Night 8』

2023/03/25 08:03
 3月25日(土)、2023年初のONEシンガポール大会『ONE Fight Night 8: Superlek vs. Williams』が開催された。  メインイベントで、ONEフライ級キックボクシング世界チャンピオンのスーパーレック・キアトモー9(タイ)が欠場のロッタンの代役のダニエル・ウィリアムス(豪州)を3R KOに下し、初防衛に成功。500万ドルのボーナスを獲得し、試合後、ロッタンのムエタイ王座に挑戦を表明した。  コ・メインイベントでは、ONEアトム級ムエタイチャンピオンのアリシア・ヘレン・ロドリゲス(ブラジル)が出産を経て2年7カ月ぶりに復帰。暫定タイトルを保持するジャネット・トッド(米国)を判定で下し、王座統一に成功。  また、女子アトム級では、日本の平田樹(フリー)が、韓国のハム・ソヒと初対戦。ハムが平田の組みを切って打撃を入れて、危なげなく判定勝ち。  また、メインカードの第1試合のONEストロー級では、PANCRASE王者の山北渓人(日本・リバーサルジム新宿Me,We)がONEデビュー戦。元王者のアレックス・シウバ(ブラジル)をノンストップのレスリングと、果敢な打撃とグラウンドで攻め込み、判定勝ちしている。 [nextpage] 『ONE Fight Night 8: Superlek Vs. Williams』速報 ▼ONEキックボクシング 世界フライ級選手権試合 3分5R〇スーパーレック・キアトモー9(タイ)王者 ※初防衛に成功[3R 1分54秒 KO] ※右ヒザ→右ストレート×ダニエル・ウイリアムス(豪州)挑戦者※当初の対戦相手のロッタン・ジットムアンノンは怪我で欠場  1R、中央を取るスーパーレックは周囲を回るウイリアムスに右ロー。足を使うウイリアムスに左前蹴りはスーパーレック。ウイリアムスの右ローを避けて、右ローを当てるスーパーレック。左右の前蹴り後にウイリアムスは右ストレートでスーパーレックのバランスを崩して尻餅を着かせる。右の打ち合いからボディに左前蹴りを突くスーパーレック。ガードを固めウイリアムスの左右をブロックするスーパーレックは、右前蹴りを突く。  2R、右ロー、右ハイを突くスーパーレック。ウイリアムスの入りに前蹴りを合わせ、左ジャブダブルから右ハイに繋ぐ。ブロッキングするウイリアムスだが、腹が赤く腫れる。詰めてに右跳びヒザはスーパーレック! さらに近距離で右ハイ。詰めるスーパーレックにウイリアムスは右を合わせに行く。右跳びヒザはスーパーレック。  3R、ウイリアムスの詰めに右ヒザ、さらに右ハイと自在に繋ぐスーパーレック。さらに右ロー。右ヒザを突き、ウイリアムスの右の打ち返しにカウンターの右ヒザでダウンを奪ったスーパーレック! 立ち上がってきたウイリアムスを詰めて左右のヒザ、パンチのラッシュ。最後はレフェリーが入ろうとした刹那、右ストレートでウイリアムスは後方に倒れた。3R1分54秒 KOでスーパーレックが王座を初防衛に成功。500万ドルのボーナスを獲得し、試合後、今回、対戦が流れたロッタンが持つムエタイ王座に挑戦を表明した。 [nextpage] ▼ONEムエタイ 世界アトム級選手権試合 3分5R〇アリシア・ヘレン・ロドリゲス(ブラジル)王者[判定3-0]×ジャネット・トッド(米国)挑戦者※ロドリゲスが王座防衛  オープンフィンガーグローブのケージムエタイ。  1R、ともにオーソドックス構え。左前蹴りから入るロドリゲス。トッドも右前蹴りを返し、左ミドルで距離を測る。左右ローのトッド。ロドリゲスの圧力に、トッドはワンツー、右ハイを牽制気味に打つ。スイッチしての左ミドル、右フックを放つトッド。  2R、右ローを打つトッド。圧力をかけるロドリゲスは右ミドル。左右前蹴りを腹に。トッドのミドルをチェックするロドリゲスだが、トッドは右アッパーを突き上げる。右ミドルのトッドに、近づき右ヒジを振るロドリゲス。  3R、右ミドルのダブルで前に出るロドリゲス。トッドの左ミドルに右ミドル、さらに左ヒジで前に出るロドリゲス! トッドは右ハイを入れるが、ロドリゲスの左右のヒジでトッドが右目尻をカット。ドクターチェック。再開。左ミドル、右前蹴りとストッピングのトッド。近づき首相撲のロドリゲスはヒジをつく。  4R、左前蹴りをサイドキックで突くロドリゲス。さらに右ハイ。トッドが下がると左ボディから右ハイと対角線攻撃。右から左を振って組むがブレーク。ロドリゲスの右ローをチェックするトッド。首相撲からヒザを返す。ワンツースリーとまとめるロドリゲス! トッドはクリンチヒザ。近距離でのパンチの打ち合いもロドリゲスは退かない。  5R、前に出るトッド。しかしロドリゲスは首相撲でトッドをロックして止める。トッドの左ミドルをチェックして組んでヒザを突くロドリゲス。トッドもスイッチしての左から右アッパーを見せるが、さばくロドリゲスは首相撲でトッドをこかす。左から右を突くトッドを首相撲でこかすロドリゲス。ゴングに両手を広げた。  判定は3-0で出産を経て、2年7カ月ぶりにマットに戻ったロドリゲスが勝利。ブランクを全く感じさせない試合で王座を防衛した。試合後、ロドリゲスはブランクについて「すべての女性のために、出産があっても復帰して戦えることを証明したかった」と語った。 [nextpage] ▼ONE女子アトム級 5分3R〇ハム・ソヒ(韓国)[判定3-0]×平田 樹(フリー)  元RIZIN女子スーパアトム級王者のハム・ソヒと、MMA6勝1敗の平田樹の対戦。両者は2022年11月に対戦予定だったが、平田が計量のハイドレーションテストで苦戦。水分を飲んで基準値を下回ると体重オーバーになり、計量をクリアできず。ハム・ソヒがキャッチウェイト戦を拒否したため、試合が中止になっていた。  平田はこれまで3度の計量ミスがあったが、今回は北米修行中から栄養士のもと体重をコントロール。水分を補給しながら計量に向かい、無事パスしている。  2020年2月のナイリン・クローリー戦で計量ミスし、キャッチウェイトで戦い、3R TKO勝ち。その後、中村未来、アリース・アンダーソンに勝利も、2022年3月にジヒン・ラズワンにスプリット判定判定負けで初黒星。2022年8月の前戦ではリン・ホーチンとの対戦で計量をパスできず、119ポンド(53.97kg)のキャッチウェイトで戦い、最終ラウンドにダウンを奪い判定勝ちしている。  ハム戦に向け、ファイトキャンプでは「ケージレスリングとグラップリングを強化してきた。(ハム・ソヒとは)大差があると言われてるけど、自分的にはそんなにないと思ってるので、近い距離の打撃に気を付けて、少し穴があるテイクダウンで組んで倒してグラップリングで極めたい」と語る。  一方のハムは、2019年大晦日のRIZINスーパアトム級王座戦で浜崎朱加にスプリット判定勝ちで王座を獲得。2021年9月にONEデビューし、デニス・ザンボアンガにスプリット判定勝ち。2022年3月にザンボアンガとの再戦で判定3-0で勝利。11月の平田戦のキャンセルを経て、今回1年ぶりの試合に臨む。  左手を挙げて、一礼をしてからケージインした平田はマット上で咆哮。コーナーマンはネスターコーチ。ABEMAの北野雄司氏もケージサイドにつく。続けてハムはダンスをしながら花道を進み、ケージの前で両ヒザを着いてからケージイン。  レフェリーはハーブ・ディーンが裁く。コールに観客を煽り、笑顔の平田。ハムは胸を叩いて、こちらも笑顔で左手を挙げた。グローブタッチ。  1R、サウスポー構えのハム。平田はオーソドックス構え。「外側から」のセコンドの声。右足を外に着くハムはじりじりと詰めて左を見せる。平田はテイクダウンのフェイント。  前手争いから左ミドルを打つハム。さらに左ストレートを喉元に2発。遠間からシングルレッグの平田をスプロールするハム。立つ平田は右手首を掴むが切るハムは組みに付き合わない。  左ストレートのハム、遠間から手を伸ばして組もうとする平田を切るハム。右を突く平田はシングルレッグ。腹固めで切ってパウンド、ヒザはハム!  立つ平田に詰めるハムは右ジャブ。下がる平田はハムの左ストレートにカウンターのダブルレッグへ。ここも切るハム。ゴング。  2R、前手争いで左ジャブを前手に当てるハム。上で組もうとする平田に切るハムは左ストレート! 回る平田はステップを踏んで平気だとアピールするが、ハムの打撃に頭を下げてしまう。  右を突く平田だが単発。ダブルレッグを潰したハムが上に。下からボディクラッチする平田は脇差しバックへ。立ち上がるハムは金網背に。  シングルレッグからダブルレッグに切り替え、尻餅を着かせる平田。ハムの両足を束ねるが、ヒザを抜く平田は立ちに。平田の首投げ狙いを潰して離れてスタンドに。  圧力をかけるハムは左ストレート。遠間からシングルレッグ、金網までドライブするが、切るハムはワンツーを打ち込む。さらに左ミドル! 下がる平田に左ミドル。平田は右を伸ばすが、打ち返しに頭を抱える。初回とともに2Rもハムが優勢のラウンド。  3R、先に詰めて左ミドルを打っていくハム。さらに左ストレート。下がるだけの平田に2度目の注意でイエローカードが出される。平田の右に左ミドルを打ち込むハム。さらに左前蹴り。  平田のシングルレッグを切って金網に押し込み、スプロールを狙うハム。尻を着かせる平田だが、頭を押して上体を立てるハム。平田は右足を束ね、左右足首を掴んで持ち上げようとするが、ハムは左足首を外して、左脇をネルソンに抱えて鉄槌。  左手首もコントロールされた平田。手首を回して切ってしがみつくと、ハムはそこにヒザ蹴り! しかし平田はシングルレッグから自ら後方に尻餅をついて飛行機投げで後方に投げてサイドを取って鉄槌も、すぐにハムはシングルレッグからレッスルアップで立ち上がり、金網際で正対しゴング。笑みを浮かべた。  判定は3-0でハム・ソヒが勝利。9連勝を決めた。 [nextpage] ▼ONEフェザー級 5分3R〇アクバー・アブドゥラエフ(キルギス)[1R 0分44秒 TKO]×オ・ホテク(韓国)  1R、ともにオーソドックス構え。中央を取るアブドゥラエフは左ボディ狙い。そこに左を狙うホテク。ホテクのテイクダウン狙いに、アブドゥラエフは右アッパー! 崩れたホテクにアブドゥラエフは左フックで再び頭が落ちたところでレフェリーが、44秒で試合を止めた。  7連勝中だったホテクを下したアブドゥラエフは、WEFからONEデビュー戦で勝利、MMA9連勝となった。500万ドルを獲得したアブドゥラエフは「早くタイトルに挑戦したい」と語った。 [nextpage] ▼ストロー級 キックボクシング 3分3R〇ジャン・ペイメン(中国)[判定3-0]×トレペチ・ドンガク(ロシア)  1R、ともにオーソドックス構え。回転の速いペイメンは左右から上下、ボディストレート、フック、左ミドルと散らして腹に効かせる。ドンガクは右ロー、ストレートで押し返すが、右ボディストレート、さらにアッパー、左ミドルと打ち分けが多彩なペイメン。  2R、ローブローから再開。パンチ主体のペイメンに、左前蹴りを当てたドンガクだが、右ハイの空振りの後に、ペイメンは右ミドル! 身体がくの字になるドンガク。ペイメンは左右から右バックフィスト! さらに跳びヒザも。倒れないドンガクを詰めるペイメンは左インロー、ボディ打ち、顔面と打ち分ける。  3R、ドンガクの1発に3連打を返すペイメンは左ヒザも。右上腕を赤く腫らすドンガク。左右ボディで詰めるペイメン。しかし、ドンガクもワンツー、ヒザで押し返し、ペイメンに鼻血を流させる。最後は両手を挙げたペイメンが前進してゴング。  判定は3-0でペイメンが勝利。500万ドルボーナスを獲得したペイメンは、2022年10月の前戦で敗れたジョン・ディ・ベラへのリベンジを誓った。 [nextpage] ▼128ポンド ムエタイ 3分3R〇アスランベック・ジクレーブ(ロシア)[判定2-1]×ルイ・ボテーリョ(ポルトガル)  1R、ともにオーソドックス構え。思い切りいい右ストレートで前に出るジクレープ。スイッチしながら入り首相撲のボテーリョ。ワンツーで前に出るが、組むボテーリョはヒジ狙い。ジクレープはワンツーの右を狙う。  左右の足を上げながら近づきバックヒジはジクレープ。さらに後ろ蹴り。組むとボディロックでこかすのはジクレープ。最後は上になる。右ハイをかわしたボテーリョは左を突く。  2R、バッティングで右目尻を切るボテーリョ。前に出るジクレープにカウンターの右を突くボテーリョ。後ろ蹴りのジクレープは、ボテーリョの右ミドルを掴んで右ストレートでこかせる。スイッチして歩きながら左右の蹴りで近づくジクレープ。バックフィストも。ブロックするボテーリョも右を打ち込む。  3R、左右で前に出るジクレープは右ストレートをのどもとに。詰めて左ボディ、右ストレート、さらに前蹴りと金網に詰めて右を突く。そこにボテーリョも右を合わせに行く。右バックフィストで飛び込むジクレープ。さらに右前蹴りにボテーリョは後退も、詰めに行ったジクレープにカウンターの左フック! ヒザを落としたジクレープはすぐにボディロックでこかして凌ぐ。  接戦の判定は割れ、アグレッシブに攻めたジクレープが2-1で勝利した。 [nextpage] ▼ONEストロー級 5分3R〇山北渓人(リバーサルジム新宿Me,We)[判定3-0]×アレックス・シウバ(ブラジル)  現PANCRASEストロー級王者の山北渓人(リバーサルジム新宿Me,We)がONEデビュー戦。対戦相手は、元ONEストロー級世界王者のアレックス・シウバ(ブラジル)に。  山北は、2018年東日本学生選手権(秋季)フリースタイルレスリング57kg級準優勝などの実績を持ち、プロMMA7戦無敗。2022年7月の北方大地とのPANCRASEストロー級タイトルマッチで王座奪取以来の試合となる。ONE初参戦に向け、「PANCRASEと日本を代表して戦う」と意気込む。  対するアレックス・シウバは、40歳の元王者でONEストロー級戦線のパイオニアといえるが、その強さは健在。直近1年半で5戦を3勝2敗と勝ち越している。  四点ヒザが認められたONEルールでも、ボトムからの仕掛けを武器とし、ディープハーフガードからのスイープ、足関節からのトランジッションでポジションを奪い返すなどMMA柔術を駆使して戦う。  さらに、2022年10月の前戦グスタボ・バラルト戦では、左右スイッチしての打撃、右の後ろ廻し蹴りを頭部にヒットさせるなど、手足の短い相手に長い打撃も見せてスプリット判定の接戦に持ち込んだ。  日本人相手には、内藤のび太と1勝2敗、鈴木隼人に一本勝ちも、猿田洋祐、箕輪ひろばには判定負け。しかし、いずれも熱闘を繰り広げている。  レスリングベースを柔術と融合させる山北が、四点ヒザもあるONEで粘り強いレスリングでドミネートするか。シウバが経験を生かした多彩でタフなMMAで新鋭を跳ね返すか。  1R、ともにオーソドックス構え。山北が先に右ロー。シウバも右ローを返す。山北は中央でダブルレッグテイクダウン。シウバは左で差してハーフガードから上体を立てる。潰す山北に下から三角絞めも、肩を回して外す山北。  シウバはオモプラッタから上に。しかし、山北はリバーサルで上を取り返すと、鉄槌から四点ヒザ! 2発にシウバはディープハーフからスイープ。  下の山北は首を両足で挟むも、外すとシウバは上からヒザ! さらにノースサウスチョーク狙い。さらにバックから腕十字を狙う。  2R、サウスポー構えになるシウバ。右ストレートを当てて前に出る山北! シウバのシングルレッグを足首をつかんで股に手を入れ入れ替え上に。下のシウバは腕十字も。外す山北は、足を手繰るシウバにヒザ!  なおも潜るシウバを潰し、サイドバックから腕十字へ! これをかけさせないシウバは左足を掴んで前に。山北は首を抱えるを外してハーフからブリッジで上に!  山北は動きを止めずパウンド。シウバの右足を両足で挟んで頭をつけて腰を抱いて、ケージウォークで前転もクラッチは外さず。シウバは右脇に拳を挟んでニーシールドで凌ぐ。  3R、山北が右ハイの打ち終わりにバランスを崩したところを詰めて跳びヒザのシウバ。しかし、そこにダブルレッグテイクダウンは山北!  果敢にサイドバックから腕を狙う山北にスイープしたシウバが上に。右で脇を差してパスガード。肩固め狙いから巧みにバックテイク! 4の字ロックも。座った山北は立ち上がり、振り落として上に! 落ちながら腕を狙うシウバをすぐに詰める!  右ロー、左フックを振る山北は右! シングルレッグでテイクダウン。キムラを狙うシウバを潰して、果敢にバック狙い、上を取り返そうとするシウバにシングルレッグで押し込みゴング!  判定は3-0で山北が勝利。ONE初陣を飾った山北は試合後、「シウバ選手は元チャンピオンで、打撃も効かせられる柔術黒帯で、戦って自信になりました。スタミナにも自信ありましたが、少し自分も疲れました。勝ったのは嬉しいけど、勝負できたからこそ、フィニッシュできたかなという反省もあります。次はフィニッシュしたいです。ランカーと戦って、何戦かしたら(王者の)ジャレッド(ブルックス)と戦いです」と語った。 [nextpage] 【リードカード】 ▼158ポンド ムエタイ 3分3R〇エディ・アバソロ(米国)※計量ミスで158ポンド契約に[2R 2分14秒 KO]×ニコラス・ラーセン(デンマーク) [nextpage] ▼ストロー級 ムエタイ 3分3R〇イマン・バーロウ(英国)[判定3-0]×エカテリーナ・ヴァンダリーバ(ベラルーシ) [nextpage] ▼ストロー級 サブミッション・グラップリング〇タミ・ムスメシ(米国)[判定3-0]×ビアンカ・バシリオ(ブラジル)  前戦で体重差がありながらミレーナ・サクモトに勝利しらバシリオと、ムスメシファミリーの姉タミ。マイキーがコーナーマンにつく。  引き込みを狙うムスメシは右足を掴んで外掛けから足関節を狙うも股を蹴って抜くバシリオ。詰めるバシリオに跳びつきガードで抱き着くムスメシだが、バシリオは着地させて離れる。  スタンドに戻されるムスメシ。ジャンピングガードからシッティングガード、外掛けも、バシリオはスイープ。しかしすぐに離れる。ここもブレークを命じられるムスメシ。  下から仕掛けるムスメシに、切るバシリオ。Kガードからうつ伏せになるが、ヒザを抜くバシリオが外ヒールを狙うも極まらず。判定は下からしかけたムスメシが勝利した。
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