(C)ONE Championship
2023年3月24日(金)タイ・バンコクのルンピニースタジアムにて『ONE Friday Fights 10』が開催された。
第一試合で、日本の柴田真吾(=真吾YAMATO/大和ジム)が出場。タイの17歳、ペットクランナー・シップーヤイニランと対戦した。
柴田真吾🇯🇵が登場🔥
— ONECHAMPJP (@ONECHAMPJP) March 24, 2023
ONE2️⃣戦目に臨む柴田は、ONE初白星を狙う🥊 #ONEFridayFights10 はABEMAでライブ配信中🤩https://t.co/zVF8F2GgN2#ONEフライデーファイツ #WeAreONE #ONEチャンピオンシップ pic.twitter.com/8E7URrp1VV
真吾は2015年2月デビューの26歳で、183cmの長身を利した攻撃を得意とする。2021年11月にNJKF暫定王座に就いた。2022年7月には新日本キックに乗り込み、重森陽太を左ヒジでダウンさせ、出血でドクターストップに追い込んで番狂わせの勝利を奪っている。
2023年2月の『ONE Friday Fights 6』では、2018年に15歳でルンピニーとラジャダムナンの両スタジアム認定ミニフライ級同時王者になったハーキュリス・ウォー・チャクラウット(タイ)と対戦し、パンチでの猛攻を見せたが判定3-0で敗れている。
▼バンタム級 ムエタイ
〇柴田真吾(日本)
[判定2-1]
×ペットクランナー・シップーヤイニラン(タイ)
リングでのオープンフィンガーグローブのムエタイ戦。柴田はONEルンピニー2度目の出場で、初勝利を狙う。
1R、オーソドックス構えの柴田に、サウスポー構えのペットクランナー。序盤から激しいペースで打ち合う両者。
右ミドルから詰めて縦ヒジを突く柴田に、ペットクランナーは左ミドル。柴田のバックフィストをかわしての左ミドルで柴田をこかす。
しかし小さなグローブの連打で前に出る柴田は右ミドル、右ストレートにペットクランナーのアゴが上がる。ペットクランナーも左ミドル、ボディストレート。
2R、ワンツーの右を突く柴田に、ペットクランナーは左ミドルを上腕に当てる。さらに左ミドルも詰めて首相撲で組んでこかすのは柴田! コーナーに詰めて左右の連打! 地元のペットクランナーも押し戻してヒザ。首相撲から離れ際に左ミドルを突く。首相撲に柴田は若干動きが落ちて来たか。
3R、先に前に出る柴田に、ペットクランナーはロープを背に待ちの状況。コーナーを背にしながらも左ミドル、左ヒザを脇腹に当てる。
左ボディ、左ヒザ、さらに左ヒジを打つ柴田は、左ボディを効かせると、ペットクランナーの動きが落ちる。
左ボディ、左右連打で詰める柴田は下がるペットクランナーに跳びヒザ、さらに左右から左ボディ、右ヒザ、左右ラッシュでペットクランナーをコーナーに釘付けに!
判定は2-1に割れ、アグレッシブに前に出た柴田が熱戦を勝利した。
タイで練習を積む柴田は、試合後、タイ語で観衆に笑顔であいさつした。