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2023年3月26日(日)に大阪・豊中市「176BOX」で開催される「GLADIATOR021」の全対戦カードが出揃い。試合順が決定した。
最終追加カードはPROGRESS提供のフォークスタイルグラップリング戦3試合。
まず第12試合ではウェルター級で世羅智茂と(CARPE DIEM)大嶋聡承(今成柔術)の試合が決まった。
世羅は京都のグランドコア時代から注目された柔術家で、現在はカルペディエムに所属し、道着有り&ノーギの両ルールで日本のトップとして活躍中。
2020年4月に青木真也、5月には岩本健汰とケージ&サブオンリーで対戦して、MMAとグラップリングのトップ選手と2試合連続ドローという結果を残している。
対する大嶋は若干16歳、緑帯から紫帯に飛び級したスーパーティーンエイジャー柔術家で、“オーシマイキー”というニックネームがつくほど国内グラップリングシーンではその実力が認められている。
柔術歴4年、極めへの拘りは人一倍の大嶋、帯の色を考えると対戦を断る選択があったはずの世羅が、ジョセフ・チェンという王者が君臨するウェルター級でどのようなインパクトを残すことができるか、注目だ。
さらに第11試合では、前田吉朗(ENCOUNTER)がサプライズ出場。2022年4月の引退エキシビションから1年、そして最後のMMAマッチから1年4カ月、前田吉朗がケージに戻って来る。
対戦相手の江木伸也(藤田柔術/LEOS JIU JITSU ACADEMY)は、2022年からのPROGRESS提供のグラップリング戦を盟友・森戸新士と引っ張ってきた柔術家で、本人が希望するMMAデビューに向けて、レジェンドと手合わせをすることとなった。
最後にハシャーンフヒト(hassern GYM)と花澤大介(STUDIO Will)が、第6試合で戦う。
両者揃ってPROGRESSルールで戦いたいという申し出があり、今回の試合実現に至った。DEEPとPANCRAESで、活動してきたMMAファイターがスクランブル&コントロールに極めが加わった新たなステージで、キャリアの再構築なるか。愛知と沖縄を拠点に置く、フヒトと花澤にも注目だ。
なお今大会も1月大会に引き続き、第10試合から第15試合=メインイベントまでの6試合、メインファイトで組まれたカード出場選手のなかから「70万円」「20万円」「10万円」のファイトボーナス。プレリミ及びポストリミ出場選手中から1名、武道奨励金=「5万円」が支給される。