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2023年4月21日(日本時間22日)、22日(同23日)の両日に米国ハワイ オアフ島ニール・S・ブレイズデル・アリーナにて開催される、Bellatorハワイ・ダブルヘッダー(U-NEXT配信)の両夜の追加カードが発表された。
日本時間23日(日)朝9時開始予定の『Bellator 295: Stots vs. Mix』に、すでに発表済みの堀口恭司と渡辺華奈の日本人2選手に加え、PANCRASEウェルター級王者の菊入正行(NEVER QUIT)の出場が決定した。
▼フライ級 5分3R
堀口恭司(日本・アメリカントップチーム)元Bellator&RIZINバンタム級王者・31-5
レイ・ボーグ(米国・ジャクソンズMMA)元UFC・16-5
▼女子フライ級 5分3R
イリマ=レイ・マクファーレン(米国・3位)元Bellator女子フライ級王者・12-2
渡辺華奈(日本・FIGHTER'S FLOW・2位)11-1-1
▼ウェルター級 5分3R
菊入正行(日本・NEVER QUIT)PANCRASEウェルター級王者・8-2-1
アレクセイ・シュルケヴィッチ(ロシア)13-5
第14代ウェルター級キング・オブ・パンクラシストの菊入は、MMA8勝2敗1分の27歳。184cmの長身を活かしたアマチュアキックボクシングベースの打撃を武器に、NEVER QUITで組み技も強化。2021年10月の村山暁洋戦で判定勝ちし、ウェルター級王者となった。
対するシュルケヴィッチは、MMA13勝5敗の30歳。Bellatorでは2021年10月にグラチク・ボジヤンに1R TKO勝ち。2022年2月の前戦では『Shlemenko FC 3』に参戦し、ヘナト・ゴメスのバックフィストに敗れている。ボジヤンが元LFAのデマルケス・ジョンソンに勝利していることもあり、シュルケヴィッチはウェルター級のランカーではないものの中堅に位置するといえる。
ともにオーソドックス構えで、身長184cmの菊入に対し、9KO・TKOのシュルケヴィッチは身長175cmながら、リーチは184cmと遜色なく、打ち合いも辞さないタフファイター。オーソからの左の打撃、さらに要所で繰り出すヒザ蹴りにも注意が必要だ。
When leg locks go horribly wrong! 😱
— Bellator MMA (@BellatorMMA) October 23, 2021
An incredible KO from Alexey Shurkevich to send the VTB Arena into a frenzy! 🇷🇺
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サブミッションでの勝利はRNCが一つだが、組みで上回る相手には積極的に組むこともあり、相手のテイクダウン狙いにはキムラで応戦も見せる。とはいえ、ストライカーであることは間違いなく、菊入としては振って来る相手に精緻な打撃と粘り強い戦いで後半にスタミナ消耗があるシュルケヴィッに競り勝ちたい。