船の上で舌戦を展開した2人。皇治は芦澤を網ですくってやろうと考えていたようだ(C)RIZIN FF
2023年4月1日(土)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)『RIZIN.41』にて、RIZINキックボクシングルール61.0kg契約3分3Rで対戦する皇治(TEAM ONE)と芦澤竜誠(Battle-Box)。
2人揃っての2度目の記者会見が、3月11日(土)大阪のどうとんぼりリバーウオークにて行われた。両者は戎橋の下に船で登場。“船上”会見となり、集まった大勢のギャラリーの前で舌戦を繰り広げた。
大阪で2度目の会見となったのは、開催地でも実施して欲しいとの声が寄せられ、道頓堀商店街の協力を得て戎橋のふもとで実施されることになったのだという。
【🔴LIVE中】#RIZIN41
— ABEMA格闘 (@Abema_Fight) March 11, 2023
⚡#皇治 vs.#芦澤竜誠 記者会見⚡
大阪、道頓堀商店街の戎橋から
船で両者登場🚢
「早くしゃべらせろ」
✅決戦は4.1(土)@大阪⚔#アベマでRIZIN@rizin_PR
芦澤は「絶好調です。YA-MAN戦は練習しなくてナメてたんで、今回ナメてないんで必ず倒すっすね。俺、今回キックボクシングはラストなので。俺のこと弱いって言ってるヤツもいるし、思っているヤツもいると思うけど、今回の試合で分かると思うから。今回の試合で負けたら芦澤竜誠は弱い、勝ったら強い、よろしくお願いします」と、自分の強さを証明するとした。
皇治は「道頓堀、戎橋、道頓堀商店街の皆さんのおかげでこうして開けたみたいなので凄い感謝しています。土曜日のデートに忙しい時間に皆さん集まっていただいてありがとうございます。みんなで4月1日、RIZINを盛り上げたいのでぜひお力をお貸しください。盛り上げましょう」と呼びかける。
芦澤は「大阪のみんなにはずっと試合を見せたかったんだよ、俺は。やっと大阪で試合が出来ることを嬉しく思っています。あと皇治ファンばっかりだと思うけれど、今回の試合でみんな手のひら返していいので。芦澤竜誠ファンになってください」と一度は言ったが、「いや、なんなくてもいいわ。なりたかったら勝手になれ!」と悪態をつく。
すると皇治は「今日はなまず君かどじょう君かよく分からんけど、今日は帰還式やからね。こんなに集まっていただいて。飛び込む気なんかなって思ってヒヤヒヤしてるんやけれど、裸やからね。絶対に飛び込んだらあかんって。絶対に落ちる行為をしたらあかんってさんざん言われているから。もう帰還する準備万端なのかなと思ってちょっとドキドキしていますね」と、芦澤が飛び込むのではないかとヒヤヒヤしているという。
練習状況について聞かれると、皇治は「ボクシングしっかりやっていますよ」と言い、前回の会見で芦澤の飛び蹴りを受けて突き指したという親指のことを聞かれると「走ってきたからそりゃあもう抱きしめてしまいますやん。全然大丈夫。足がなくても片手でも全然大丈夫やから。イージーファイト、イージーマネー、だから受けました。以上」と、自分がメイウェザーに言われたセリフを引用。
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⚡#皇治 vs.#芦澤竜誠 記者会見⚡
―皇治、芦澤戦について
「イージーファイト、イージーマネー💰」
大阪、道頓堀商店街の戎橋にて
船の上から記者会見実施中🚢
✅決戦は4.1(土)『#RIZIN41』@大阪⚔#アベマでRIZIN@rizin_PR
芦澤は「絶好調です。何がコイツこんなに自信があんのか分からないですけれど、全部奪ってやりますよ。メインイベント? RIZINわかってんなって感じです。RIZINやるじゃんって。だからいいなって思ってるす」と、この試合がメインイベントとして行われることが発表され、ご満悦な様子。
「芦澤竜誠が出ることによってRIZINがまた変わるんで。面白くなると思う。盛り上げる、普通に。格闘技ファンじゃない人たちも格闘技見るように興味持つようなことするすね。
俺はMMAやってる。MMAの練習ばかりやってるっす。俺は別にこんな試合、ここの試合も大事だけれど、その後にMMAデビューもあるから。そっちを見てるから。だからMMAやってるっす。MMAやってれば別に勝てるかなって感じです」と、皇治戦へ向けてキックボクシングではなくMMAの練習を続けているとした。
皇治は今後の方向性を聞かれると「まずマルコメを目指さなあかんので、マルコメ一択なんでね。しっかりそれやってから、前から俺はトライアスロンをするって言っているので、ボクシングをやってキックをやって、次はひとつしかないでしょう。順番がありますからね。まずはマルコメでしょう」と、メイウェザー戦を実現させたら芦澤と同じくMMAに転向することを匂わせる。
皇治は集まった大勢のギャラリーに「最高ですよ。いつも偉そうに言ってますけれど大阪がなければ今の自分はない。なんでもないただのクソ野郎だったので。それがみんなのおかげでこうなれたので、まだまだみんなに張り切っとっていいところを見せようと思って頑張るので、皆さん応援してくれたら嬉しいですね」と呼びかけた。
2人が顔を合わせることで再び乱闘が勃発するのではとの見方があったが、芦澤は「俺はもう会見で暴れたんでね。後はもう4月1日、みんな観たいでしょう。そこで正々堂々と戦うっすね。わざわざここでやって、俺が4月1日にぶっ倒せるのに試合がなしになったらみんなわいそうだし、俺ももったいないと思うし。だからあとは試合まで集中して、コイツを大阪の舞台で終わらせようと思っています」と、戦うのは試合までお預けだとする。
さらに「コイツ、大阪で俺に負けたらメイウェザー戦もクソもないからな。そもそも誰がてめえとメイウェザー見てえんだよ、バーカ。てめえとメイウェザーがやったらてめえのパンチ一発も当たらないでメイウェザーにボコボコにされんの分かってんだろ、バーカ。誰が見てえんだよ、バーカ。何も勝負論もねえよ、バーカ」と、バーカを4連発。
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⚡#皇治 vs.#芦澤竜誠 記者会見⚡
―RIZIN初参戦の芦澤
「コイツ(皇治)を大阪の舞台で終わらせようと思ってます」
「誰がお前とメイウェザーみてえんだよ、バーカ」
船の上から記者会見実施中🚢
✅決戦は4.1(土)『#RIZIN41』@大阪⚔#アベマでRIZIN@rizin_PR
これに皇治は「何もないですよ。ラクして金稼げるならやろうかなと。あとファンのみんなが喜んでくれるなら大阪になまず持って帰ってきたよ、みたいな感じでやろうかなと思って」とこの試合をやる理由を語り、「今日はこんなに集まってくれたから楽しいこと見せようかなと思って。絶対もっともっとバリバリ来ると思っとったから網で捕まえたろと思ってたんですよ。ほんなら見事に網も撤収されていて。絶対にそういう行為はするなと。まあ、4月1日は大阪大会に出場するみんなと命を懸けて盛り上げるので、ぜひ皆さん大いに騒いで盛り上がってくれたらと思います」と、芦澤が暴れたら網で捕まえるというネタを考えていたようだがどうやら“乱闘禁止”のお達しがあったようだ。
どうやって相手を仕留めるつもりか。皇治は「普通にやったら楽勝でしょう。この子はまだ若いので付き合ってますけれど、乱闘させてあげないと盛り上がらないのでやってますけれど、乱闘とかそういうカッコ悪いのはBreakingDownでいいんじゃないかなと思っていますけれど、乱闘させてあげないとこの子の盛り上げ場がないから。あとナマズ音頭。あれは俺大好きなので、あれをしっかり聞いた後に速攻倒してやろうと思っています」とする。
これに芦澤は「なまず音頭を歌うのは入場じゃないです。こいつに勝って、RIZINのメインイベントなので勝った後に歌いたいと思います。だからみんな覚えてきてください。みんなで歌いましょう」と、皇治を倒した後みんなでなまず音頭を歌おうと提案した。
皇治は「そんなら歌われへんやん。入場曲で歌ってきて、聞きたいから」と、俺に負けるから歌う場がないとする。芦澤は「コイツ、乱闘がどうこうとか言ってるけれど、俺が乱闘しなかったらお前の会見そんなに面白くないからな。俺がこうやってしゃべるから面白いんだからな」と、面白くなるのは自分のおかげだと主張。
芦澤がさらに「コイツ、カスだわ、何がコイツ、スーパースターなの。何がカッコいいの、コイツ。気持ちわりい」と悪態をつくと、皇治は「大してカッコよくないのにモテてしゃーない。これが俺のカリスマ性やな」と言い放つ。ギャラリーが盛り上がると、芦澤は「お前ら、一個言っておくけどよ、コイツが適当なこと言ってお前らうぉーとか言ってるけれど、気持ち悪いぞ、てめえら」と皇治ファンにも悪態をついた。
最後には歌い始めた芦澤。「新曲なんで楽しみにしておいてください」と宣伝し、皇治の「大阪、最高!」で会見は締めくくられた。