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【DEEP】4.16 DEEP名古屋「1st」で地元・杉山廣平が原虎徹を迎え撃つ。銀GSBvs.元ZST橘川尋貴、「2nd」に元修斗環太平洋王者ソーキが参戦、巽大祐vs.今村滉も

2023/03/08 01:03
【DEEP】4.16 DEEP名古屋「1st」で地元・杉山廣平が原虎徹を迎え撃つ。銀GSBvs.元ZST橘川尋貴、「2nd」に元修斗環太平洋王者ソーキが参戦、巽大祐vs.今村滉も

(C)DEEP/ゴング格闘技

 2023年4月16日(日)愛知県刈谷市産業振興センター あいおいホールにて 『DEEP NAGOYA IMPACT 2023 公武堂ファイト1st ROUND/2nd ROUND』の開催が決定。

 13時開始の「1st ROUND」にて、フライ級(5分3R)で杉山廣平(パラエストラ柏)vs.原虎徹(CAVE)ほか11カード。17時開始の「2nd ROUND」にて、フェザー級(5分3R)で巽大祐(NEXSPORTS)vs.今村滉(CBIMPACT)、ウェルター級(5分2R)でソーキ(NASCER DO SOL)vs.エヴェルトン・イワナガ (ボンサイ柔術)など12カードが発表された。

▼DEEP フライ級 5分3R
杉山廣平(パラエストラ柏)
原 虎徹(CAVE)

「1st ROUND」出場のフライ級の杉山廣平(パラエストラ柏)は、MMA12勝8敗の27歳。

 岡崎のスプラッシュ時代に木部亮代表から学んだ柔術・打撃をベースにパラエストラ千葉ネットワークでレスリングも強化。2021年9月に柔道強豪の駒杵崇大に判定勝ち後、本田良介にもダウンを奪う判定勝ち。しかし、2022年9月のフライ級GP1回戦で福田龍彌に判定負けしている。

 その福田と本田がGPで決勝進出を決めていることからも、杉山が実力者であることは計り知れるが、2022年12月の前戦・DEEP OSAKAで柴田“MONKEY”有哉に2R 三角絞めに敗れ、戦績としては2連敗中。

 3月6日の「FINISH」では掌底ありのIREコンバット柔術ルールで村田卓実と対戦し、オーバータイムの末に勝利。あらためて組み力を示した。愛知県知立市出身の杉山としては、隣町の刈谷市での地元大会で白星を掴みたいところ。

 対する原虎徹(CAVE)は、MMA3勝4敗の25歳。4歳から極真空手を習い、キックボクシング、柔術、ボクシング、レスリングも修得。第2回U-15ボクシング全国大会、第1回ジュニア修斗-44kg(2011年9月)、全日本新空手道選手権大会など数々の大会で優勝。

 2020年2月のDEEPフューチャーキングトーナメントを制し、2020年9月にプロデビュー。初戦は“エビ中ファイター”日比野純也の粘り強いテイクダウンを断ち切り判定勝ち。2戦目では「朝倉未来1年チャレンジ」出身のヒロヤも完封して2連勝。しかし、2021年7月に柔道出身の強豪・吉野光にスプリット判定で惜敗。その後、2022年2月にボンサイ柔術の内山拓真にスプリット判定負け。7月に風我に判定負け、8月に伊藤裕樹に判定4-1と接戦を落としている。しかし、2022年12月の前戦では元PANCRASE王者の小川徹に1R TKO勝ちで金星を掴んだ。

 同世代ながら戦績ではPANCRASE時代に猿飛流や後藤丈治に勝利している杉山が経験では上。しかし、原も打撃の破壊力に加え、レスリングの強化で組みを混ぜた打撃の進化が著しく、課題の寝技でコントロールされない強さを見せれば、熱戦になることは間違いない。注目のフライ級で“第2グループ”から抜け出すのは、杉山か原か。

▼DEEP フェザー級 5分2R
銀・グラップリングシュートボクサーズジム(グラップリングシュートボクサーズ)
橘川尋貴(イギーハンズ)

 銀は、3月のDEEP名古屋大会で今村滉にマスト判定で敗れたものの、2022年11月の前戦でWARDOG第3代フェザー級王者の拓MAXに2R、右ストレートでダウンを奪いTKO勝ちを収め、MMA3勝1敗に。

 対する橘川尋貴は、MMA9勝3敗1分。ZST時代に関鉄矢とフェザー級王者決定戦を戦ったグラップラー。リング下への落下によるアクシデントで試合途中のスプリット判定で敗れたが、その後、約5年のブランクを経て、2022年9月にDEEPで復帰。浜松大会で樋沼朝光にワンツーでダウンを奪ってのラッシュで2R TKO勝ち。11月の前戦ではDEEP TOKYOで海飛に勝利している強打の佐藤勇駿にスプリット判定で勝利している。

 長身で組みも強い静岡の橘川か、GSBの名を冠する愛知の銀か。

▼DEEP フェザー級 5分3R
巽 大祐(NEXSPORTS)
今村 滉(CBIMPACT)

「2nd ROUND」では、銀GSBに判定勝ちしているNEXSPORTSの今村滉(2勝2敗)と、関西で3連勝後、DEEP東京大会で西谷大成に判定負けと、2023年2月にフェザー級王座に挑戦した五明宏人にTKO負けしている巽大祐(17勝10敗)が対戦。キャリアで勝る巽か、CBIMPACTの今村が勝ち越しを決めるか。

▼DEEP ウェルター級 5分2R
ソーキ(NASCER DO SOL)
エヴェルトン・イワナガ (ボンサイ柔術)

 2015年の修斗ミドル級新人王で元修斗環太平洋王者のソーキ(MMA4勝5敗)が9年4カ月ぶりにDEEP参戦。前戦は2022年5月のTORAOで田村ヒビキに2R KO負けで田村と1勝1敗になっている。対するイナガワはMMA3勝1敗。2022年8月に森井翼に判定負けからの再起を目指す。

『DEEP NAGOYA IMPACT 2023 公武堂ファイト1st ROUND/2nd ROUND』ほか決定カードは下記の通り。

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