三浦(左)vs.YA-MANという異色カードが決定
2023年3月6日(月)13時より『RIZIN.42』(5月6日・有明アリーナ)の対戦カード発表記者会見が行われた。
フェザー級(66.0kg)5分2Rで、三浦孝太(BRAVE)vs.YA-MAN(TARGET SHIBUYA)が決定。
今大会でついにMMAデビューを果たすことになったYA-MANは「RISEから来ましたYA-MANです。今回の試合テーマがあって。対戦相手の三浦選手、この2人って対極にあると思うんですけど、自分はこの試合で自分の人生を変えられるのは自分次第なんだっていうのを伝えたくて。生まれも育ちも、あと顔も対極になると思うんですよ。一方は偉大なお父さんを持っていて、自分は一般の家庭で普通の育ちで。三浦選手も三浦選手でお父さんと比べられたりそういう辛さもあると思うんですけれど、自分は自分の力でこのリングに立ってここまで来たので、みんなも自分の力で頑張ればどうにでもなるというのをこの試合でみんなに見せたいと思います。あと、1Rで終わると思うので楽しみにしていてください」と、頑張れば目標は達成できるところを自分の身体で体現したいとし、1RでのKO決着を予告。
対するこれがMMA3戦目となる(過去2戦は3分3R)三浦は「今回対戦相手はMMAデビュー戦なんですけれど、格闘技のキャリアを比べたら自分より全然上だと思っていますし、格闘技界の一線で活躍されている選手なのでリスペクトを込めて、向こうも1Rで終わると言っていたので自分が逆に1Rから終わらせるつもりで絶対に勝ちに行きたいと思います」と、こちらも1R決着を目指すと応えた。
昨年の2月ごろからMMAデビューを目指して練習を積んでいたYA-MANは「今MMAは長南亮さんのジム、TRIBE TOKYOで練習させてもらっているんですけれど、けっこうアジャスト出来てきているなって感じですね。タックルも切れるようになってきて、寝技の展開からのエスケープも出来るようになってきているので何も心配ないかなって感じですね。打撃で終わらせようと思っていますけれど」と、MMAの戦い方は出来るとする。
三浦は「本当に打撃は日本のトップクラスで活躍されていて。MMAは試合を見たことがないのでどういう感じなのかなっていうのがあるんですけれど、寝技だけの展開っていうのは絶対にないと思いますし、打撃の展開も絶対にあると思うので、そこでも盛り上げられるように自分はそっちのトレーニングもたくさんやっていこうかなって感じですね」と打撃対策を積んで臨むとした。
また、YA-MANが「女性ファンを全員ぶん獲ってやりますよ。気合いの入り方が違います」と三浦の女性人気に対抗意識を燃やすと、三浦は「それに関して…まあ、特に何とも思わないですね」と余裕を見せて場内に笑いを起こした。