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【RIZIN】アーチュレッタ「タイトルマッチは自分と朝倉海選手になるべきだと思っている」対する井上直樹は「全局面で圧倒」、朝倉と対戦する元谷友貴は「総合力で上回りたい」

2023/03/06 21:03
 2023年3月6日(月)13時より『RIZIN.42』(5月6日・有明アリーナ)の対戦カード発表記者会見が行われた。  バンタム級(61.0kg)5分3Rで朝倉海(トライフォース赤坂)vs.元谷友貴(フリー)と井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)vs.フアン・アーチュレッタ(米国)の2試合が決定。それぞれの勝者は7月末に関東圏での開催を予定している大会で堀口恭司が返上したRIZINバンタム級王座決定戦に進出する。  念願であった朝倉との試合が決まった元谷は「対策って言うほどの対策じゃないですけれど、自分が今までしてきた総合力で上回りたいと思います」と、これまで培ってきたMMAの実力で勝ちたいとコメント。  対する朝倉は怪我の状態とブランクについて聞かれ、「怪我の状態は完全に治っているのでそこは心配ありません。ブランクは今までこんな期間が空いたことがなかったので不安要素がないかと言われるとそんなことはないんですけれど、その分いろいろな練習も出来ていますし、不安がなくなるような完全に仕上げていくので楽しみにしていてください」と答えた。  現在は米国修行中でオンラインでの会見出席となり、どのような新しいものが見せられそうかとの問いには「今まで試合で見せてこなかった部分で新しい技だったり技術が付いているので、その部分を今回は見せられるかなと思うので注目してください」と、新たに取り入れたものを見せたいという。  アーチュレッタを迎え撃つ井上は「印象は前回の大晦日の試合では凄くタフな試合をしていましたね。もちろん今まで以上に苦戦する相手だと思いますけれど、全局面で圧倒して日本の強いところを見せられたらと思います」と自信のコメント。  その井上の印象を聞かれたアーチュレッタは「井上選手は素晴らしいファイターだと思いますし、速いスピードでMMAが成長している選手だと思います。たくさんの相手を倒せるスキルを持った選手だと思います。スピードがありますし、フットワークも素晴らしいと思います。ただ、自分を倒すほどではありません。自分は井上選手の得意な戦略をひとつひとつ潰していきたいと思います。今もチームで井上選手の分析をしているところなので、試合当日は井上選手のいいところを全部潰していきたいと思います。ベラトールを代表としてベラトールの凄さを認識してこのリングに上がって行きます。そして格闘技ファンが求めている真のファイターがチャンピオンになる。それを体現するためにここへ来ています」と、井上の実力は認めるが自分を倒せるレベルではないと言い放つ。  さらに、この試合がRIZINのタイトルマッチにつながることと、もう一方の朝倉vs.元谷の予想を聞かれると「次の試合がタイトルマッチということは非常に嬉しいですし、モチベーションが上がります。そしてこのタイトルマッチは自分と朝倉海選手になるべきだと思っていますし、そうなるために海選手もいろいろやってきていると思います。そしてファンたちが何よりもそれを望んでいると思います。まずは当面の試合で自分たちはやるべきことをやって勝ち上がらないといけないと思います。自分はそれを実現させるために目の前の井上選手を倒して次に進みますが、朝倉選手もそのようにしてくれると思っています」と、タイトルマッチの相手には朝倉を指名。 「ただ、井上選手との試合は非常に素晴らしいものになると思っています。なぜならばこれは本物のファイターたち、本物の技術を持ったMMAファイター同士の試合になるから非常にレベルの高い素晴らしい内容になるものだと思います。自分は井上選手とそのような試合をして勝ち上がります。そしてその裏では朝倉選手が困難を乗り越えて勝ち上がる。そういうストーリーをみんなで作っていければいいんじゃないかと思っています」と、タイトル戦線にふさわしい内容になればいいと語った。
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