MMA
ニュース

【RIZIN】クレベル戦直訴の鈴木千裕の王座挑戦について、榊原CEO 「最右翼。5連勝もされちゃうと誰も文句は無い」

2023/03/06 19:03
 MMAとキックの二刀流で戦う鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が、3月5日の『KNOCK OUT』で、アルゼンチンのマルコス・リオスに1R 46秒でKO勝ち後、リングサイドの榊原信行RIZIN CEOに「クレベル選手とタイトルマッチやらせてください」と直訴した件について6日、榊原CEOが鈴木をタイトル挑戦者の「最右翼」と語った。  試合後の会見で「クレベル選手は本物だと思うし、インタビューでも『タイトルマッチにふさわしいのは千裕』と言ってくれているので、やっぱり本物は分かっているんだなって。どこかのバカはいろいろ言ってますけれど。本物は勝手に本物と巡り合えると思うので、それが今年のいつになるかは分からないですけれど、クレベル選手とのタイトルマッチになると思う。俺はいつでもいいです」と、準備はできているとした鈴木。  このアピールを受けて、榊原CEOは「破竹の5連勝で、タイトルマッチに挑戦できるポテンシャル、実績を積んできている。昨日の勝ちも素晴らしかったので、4.29の結果を踏まえながら、次のタイトルマッチに誰が行けるのかを決めていきたいと思います」と、コンテンダーの一人とした。  4月29日の『RIZIN LANDMARK 5』では、牛久絢太郎vs.朝倉未来、斎藤裕vs.平本蓮、金原正徳vs.山本空良の3つのフェザー級のカードが並ぶが、現時点では鈴木千裕が、王者クレベルに挑戦する「最右翼」だという。 「(挑戦者候補の)最右翼だと思います。4.29(LANDMARK 代々木大会)の4人の結果にもよると思いますが、クレベルの始動をいつにするか、ということで言うと、千裕とクレベルのフェザー級タイトルマッチということで、ファンの人たちも含めて、誰からも文句は無いんじゃないかなという風には思っています。最終どうするかは、(4.29後に)決めたいと思います」(榊原CEO)  この「誰からも文句は無い」の言葉に、代々木大会の4選手、とくに朝倉未来や平本蓮が納得しないのでは? という質問に榊原CEOは、「5連勝もされちゃうとしょうがない」と苦笑してみせた。  キックとMMAの“二刀流”で戦う鈴木は、2021年年11月に山本空良に判定勝ち、2022年3月に平本蓮に判定勝ち、9月に萩原京平にリアネイキドチョークで一本勝ち、11月に今成正和に判定勝ち。そして大みそかに中原由貴に1R KO勝ち。とくに、前戦で元ONE Championshipの実力者・中原のテイクダウンを切っての打撃ラッシュで1R KO勝ちし5連勝をマークしたことで、評価が高まっている。  2023年3月5日には、キックでマルコス・リオスにも1R KO勝ちを収めた鈴木は、LANDMARKの4人を飛び越えて、クレベルのベルトに挑戦を決めるか?
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント